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「図示する力」を磨くべき理由。
こんにちは、白井です。
今回は「図示する力」について。
みなさんは普段から資料を作成する時に、どのようなことを意識しているでしょうか?
結論から述べると「文字を極限まで減らすこと」が重要です。
そのためには、図示する力が必要です。
人は文字を読むのが嫌い。
大抵の人間は、文字を読むことが嫌いです。
以下の2つの文章を比べてみましょう。
環境問題は、人類が自然環境に与える負荷によって引き起こされる問題で、温暖化、大気汚染、水質汚染、生物多様性の喪失などが挙げられます。温暖化とは、化石燃料の燃焼による二酸化炭素の排出が原因で、地球の平均気温が上昇し、海面上昇、気候変動などを引き起こすことが問題となっています。大気汚染とは、交通量、産業活動、廃棄物処理などによって、大気中に排出される有害物質が健康被害を引き起こすことが問題となっています。水質汚染とは、工場排水、家庭用品の使用、農薬や肥料の使用などが原因で、地下水や河川、海洋の水質が悪化し、生態系や人間に健康被害を引き起こすことが問題となっています。生物多様性の喪失とは、人間活動による生息地の破壊や、外来種の侵入によって、生物多様性が失われることが問題となっています。これらの環境問題に対して、私たちは個人の行動や政策による対策を取ることが必要です。例えば、エネルギーの節約、再生可能エネルギーの利用、廃棄物の適切な処理、自然保護などが挙げられます。
環境問題は、人類が自然環境に与える負荷によって引き起こされる問題で、以下のようなものがあります。
①温暖化
要因:化石燃料の燃焼による二酸化炭素の排出
被害:地球の平均気温の上昇、海面上昇、気候変動
②大気汚染
要因:交通量、産業活動、廃棄物処理
被害:大気中に排出される有害物質による健康被害
③水質汚染
要因:工場排水、家庭用品の使用、農薬や肥料の使用
被害:河川や海洋の水質悪化、生態系や人間への健康被害
④生物多様性の喪失
要因:人間活動による生息地の破壊、外来種の侵入
被害:生物の多様性が失われる
環境問題への対策:個人の行動や政策による対策を取ることが必要です。
例)エネルギーの節約、再生可能エネルギーの利用、廃棄物の適切な処理、自然保護
この2つの文章を見て、どちらが読みやすいでしょうか?
おそらく、ほとんどの人が後者だと思います。
その要因は
・要点がまとめられていること
・どこに何が書かれているのかが一目でわかること
が挙げられます。
文章だけだと分かりにくいことでも、その要因を構造化し、見せ方を変えるだけで、伝わりやすさが大きく変わります。
※上記の2つの文章ですが、記載内容は全く同じです。
分かりにくいのは文章のせい。
自身の文章を見直して、分かりにくいと感じたことはありますか?
今でこそ毎日記事を書いたり、書籍を書いたりしている私ですが、学生時代は国語力にコンプレックスを感じていました。
そんな私が、大学時代に出会った方に教えていただいたことが「イメージ化」です。
自分の話したいことや伝えたいことを、そのまま文章にするのではなく、一旦図にして考えることです。
例えば、先ほどの環境問題について伝えたい場合、以下のように分解します。
![](https://assets.st-note.com/img/1676680151416-1GqL7UYhuv.png?width=800)
こうすることで、自分の中で伝えたいことの全体が見えてきます。
一旦、自分の中でイメージとして整理することによって、文章化した時に構造が伝わりやすくなります。
これを普段から意識しておけば、会話においても相手に伝わりやすい説明ができるようになります。
・相手に伝わりやすい文章を作る
・自分の思考を整理する
図示することで、これらのメリットが得られます。
まとめ
今回は「図示する力」の必要性についてお伝えしてきました。
図で考えることができるようになれば、難しい話題が簡単にまとめられたり、自分の説明力が上がったりします。
そして、その力は普段から意識し、図を積極的に使うことで磨くことができます。
ぜひ普段の会話や仕事で意識して、説明上手の仕事がデキるビジネスマンになっていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!
ぜひ、次回もお楽しみに!
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