「分かる」の解像度を上げる。
こんにちは!
白井です。
本日は「分かるの解像度」についての話です。
仕事をしていてつくづく感じるのが、同じタスクでも人によって完了基準が異なるということです。
そのため、人によって成果物に差が出てくるわけです。
ある人は、自分の思い込み。
ある人は、ある程度調べる。
ある人は、文脈や背景まで理解する。
各その人のタスクへの理解レベルによって、成果物の品質は大きく変わってきます。
上記の3パターンの人であれば、当然「文脈や背景まで理解する」人が成果物の質が良いことは言うまでもありません。
では、3者の違いはどこにあるのでしょうか?
私の仮説ですが、その違いは「分かる」のレベルの違いにあると思っています。
※仕事に対するやる気云々の話は一旦忘れます。
三流社員の「分かる」
まず、自身がこのレベルにいる人は今すぐ改善して下さい。
このレベルは「成果物をなんとなくそれっぽい」形にできるレベル。つまり、品質としてはクソ悪いです。
指摘もたくさんくる。
指摘を直したところでイマイチなものしかできない。
恐らく、一緒に仕事をしたくないと思われる人ですね。
この人の「分かる」のレベルは、成果物に必要な情報のみを集め、分かった気になってなんとなく仕事を進めているようなイメージ。
大抵の場合、中身について質問されたら首を傾げてしまう人です。
こう言った人たちが、大きな手戻りや指導が必要となり、工数を食べてしまう人です。
厳しい言い方をすると、プロジェクトに取ってマイナスと言っても過言ではないです。
この人は、いずれ単純作業しか振られなくなり、昇給や昇格は遅れていくばかりでしょう。
説明できる状態の「分かる」
次は一般的なレベルの「分かる」について。
ここが学生と社会人の違いと思うかもしれませんが、社会人にとって「説明できる」は当たり前です。
学生であれば、「分かる」→「解ける」→「理解する」といった具合に分けられます。
最終形は「理解する」つまるところ、他者に「説明できる」レベルです。
しかし、社会人は自分の担当箇所は「説明できる」のが当たり前。ここまでできて、やっと一人前です。
コンテクストを理解する
社会人として働く上で重要なのが、文脈や背景を理解して仕事に取り組むことです。
ここまでできて、やっと仕事がデキる人と言えるでしょう。
簡潔に言うと、「他者への影響」を考えられることです。
背景を理解しておけば、
・このタスクはなんのためにあるのか
・次のフェーズをスムーズに進めるために必要なことは何か
・周囲へどう影響するのか
といった具合に、広い範囲に視点が及びます。
その結果、チーム全体を推進することにつながるわけです。
だからこそ、仕事をする上で文脈や背景を意識するようにして下さい。
そして、文脈や背景を知ることが当たり前にできるようになって下さい。
それが、『仕事がデキる』ようになるための近道です。
まとめ
今回は「分かるの解像度」についてお伝えしてきました。
意識して欲しいことは、
・社会人にとって「説明できる」は当たり前
・「文脈や背景を知る=分かる」になれるよう常日頃意識する
です。
これらを意識して『仕事がデキる』ビジネスマンを目指していって下さい!
最後までお読みくださりありがとうございました🙇
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