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百考は一行に如かず。

こんにちは、白井です。
今回は「百考は一行に如かず」というテーマでお伝えします。

突然ですが「百聞は一見に如かず」ということわざはご存知でしょうか?
物事を何度も聞くよりも、それを1回見たほうが遥かに分かりやすく、理解が早いという意味合いを持つことわざです。

この言葉には、続きがあります。

百見不如一考(百見は一考に如かず)
百考不如一行(百考は一行に如かず)
百行不如一効(百行は一効に如かず)
百効不如一幸(百効は一幸に如かず)
百幸不如一皇(一幸は一皇に如かず)
https://doushiyokana.hatenablog.com/entry/2020/11/20/233000

といった具合に続きます。

今回は2つ目の「百考は一行に如かず」という部分について深堀していきます。

やってみないとわからない。

結論から述べると、
何事もやってみなければ分かりません。

いろいろ事前に調べようが、人から教えてもらおうが、自分でやってみることがその道の上達の一番の近道です。

どれだけ本を読んで勉強をしても、その知識を使わなければ机上の空論のままです。
どれだけアドバイスをもらっても、実践しなければ全く意味がありません。

結局は、まず「習うより慣れよ」です。
慣れる前に習うよりも、慣れてきてから習うほうが、吸収量も異なりますし、何倍も理解が早くなります。

そのうえ、習う前であれば「自分の頭で考える」ということができるため、思考力も鍛えることができます。

「習うより慣れろ」の精神で、まずはやってみることを意識してみてください。

失敗ではなく、上手くいかない方法が見つかった。

発明家トーマス・エジソンの言葉を紹介します。

失敗ではない。うまくいかない方法を一万通り発見しただけだ。
発明家 トーマス・エジソン

この言葉は、インタビューで「10000回も失敗したそうですね。」と言われたことに対するエジソンのアンサーです。

まさにこの通りで、成功ではない状態を、
失敗と捉えるか、上手くいかない方法と捉えるか。

ここで一行に対する重みが変わってきます。

一度やってみて、成功にたどり着けなかった時。
それを、失敗だと思い込むのか。
それとも、別のやり方があると考えるのか。

これが次に挑戦できるかどうかの分かれ道です。

やってみて気づくことが多すぎる。

何事も「やってみる」ことで、様々な気づきが得られます。

自分では上手くいくと思っていた方法が、実際やってみたら全然うまくいかなかった。

これこそが「気づき」です。

やる前は、こうなるだろうと思っていた。
やってみたら、その結果が違った。
という事実が生まれただけであり、それ以上でもそれ以下でもありません。

これがエジソンの言う「うまくいかない方法」です。

やる前と後で、その方法ではうまくいかない。
これを知れることこそが学びです。

自分の考えていた案は、どんな要因でできないという事実が生まれたのか。
気づきを得た後に振り返れば、いろいろなことが見えてきます。

「上手くいくのかどうかを検証する」という軽い心持ちで、いろいろなことに取り組んでいきましょう。

まとめ

今回は「百考は一行に如かず」ということについてお伝えしてきました。

いろいろ考えるよりも、結局はやってみたほうが多くの気づきを得られます。だからこそ、失敗を恐れず、むしろ失敗しにいくくらいの感覚で、積極的にアクションを起こしていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました!
ぜひ次回もお楽しみに!

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