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Salesforce AI Associate 合格体験記

Salesforceの認定 AI Associate資格に合格しましたので、受験に至るまでの準備などをご紹介しようと思います。

AI Associate試験とは?

一言でいうと、AIの基本 & CRM(Salesforce)でAIがどのように活用されるかを問われる試験になります。

AI × 各社サービスは目覚ましい進歩を遂げており、その中でも特にSalesforce内のAI機能を使うことで、ユーザーにとってどのようなメリットがあるかを知ることができます。

公式からのガイドは以下となります。

認定 AI アソシエイト資格試験は、AI の基本と機能、そして CRM に適用されるデータに主眼を置いています。

この試験は、あらゆるバックグラウンドを持つ個人を対象としており、AI の専門知識を持つビジネスリーダーや専門家も含め、初心者から経験者まで誰でも受験できます。

この資格を取得することで、責任を持って AI とデータを使用するための基本的なスキルを備えていることが証明され、同じ分野でさらに高度な技術認定へ向かう道が拓かれます。 

公式受験ガイドより

受験ガイドは日本語で提供されていますが、2023年11月現在、受験の際の言語は英語のみとなっています。

誰におすすめ?

どなたでも受験できますが、特に

  • AIに興味のある方

  • 日々の業務でSalesforceを活用されている方

  • CRMの導入に携わっている方

は内容が身近に感じられて良いと思います!

Salesforce内でのAIについて問われる範囲は全体の約8%となってるため、Salesforceについて全く知らない方でも、挑戦しやすいかと思います。

私はSalesforceの他の試験は受けたことが無く、AI AssociateがSalesforceの中で初めて受験した認定試験でした。(AI Associateには、受験の前提条件となる資格もありません。)

勉強方法は?


受験ガイドでも紹介されていますが、以下のTrailmixとモジュールは必ず解きましょう。Trailheadのアカウントを登録すれば、どなたでも無料で勉強することができます。

上記のTrailmixとモジュールを解けば、初学者の方でも一通りAIに関しての知識は付けられると思います。

私はAI 領域の学習に関してはDataikuの資格習得の勉強をしていたので、まさにその内容が出題された、という感じでした。AI / MLを学習したことのある方であれば、割と短時間で勉強できる内容です。

一点、注力して勉強したほうが良いと感じたのはAIにおける倫理的な課題データ品質に関してです。上記の出題範囲にも含まれており、併せて全体の75%と、かなりの比重で出題されます。

Salesforceは「信頼」を最大の価値として定めており、お客様からの「信頼」を得るためにAIにおける倫理的な課題を可能な限り認知・排除し、データ品質を最大限担保することを重要視しています。

一般的なAIの学習においても、バイアス、差別、説明責任、透明性などがトピックとして挙がってきますが、AI Associateではこの分野を特に掘り下げて出題されることを念頭に勉強すると良いと思います。

Salesroce 公式ブログの、このあたりは読んでおくことをお勧めします。

そのほか、この2つのブログも分かりやすくまとまっていました!特に一つ目は試験で出る用語の説明をしてくれているので、試験直前の復習にも最適です。

受験に際してのポイント

AI Associateの試験はまだ日本語対応していないため、海外版のWebassessorのアカウントを作成してそちらから英語の試験を予約する必要があります。

↓海外版のSalesfoce認定試験用Webassessor

↓日本向けのSalesforce認定試験用Webassessor (ご参考まで)

Webassessorは日本向けと海外向けでプラットフォームが異なっており、二つのプラットフォーム間で合格した資格の同期ができません。(謎仕様…)

AI Associate試験は何か別の試験の前提条件になるものではないので、海外版のWebassessorで受けたからといって問題が起こるとは思いませんが、一応ご紹介まで。

私はオンライン監督試験で好きなタイミングで受験しました。オンライン監督の方法が出てきて何年か経ちますが、オンライン監督の方法も進化しているようです!

以前は、画面の向こう側にプロクター(監督)が出てきて、カメラ越しに試験時間中常に見張られる、というのが主流でしたが、SalesforceのWebassessorでは、試験に先立ってまず自分の顔を先にシステムに登録し、試験が始まってからは恐らくAIが引き続き顔認証し続け、不自然な動きが無いかを見張る形式に変わっていました。(多分向こう側にプロクターはもういない!)

ただ、不自然な動きなどを一定時間すると自動的にアラートが飛ぶようになっていて、試験が強制的に一時中断し、「アシスタントが来るまでお待ちください」というメッセージが出てきてしまいます。

なぜ私がそれを知っているのかというと、試験中に猫が部屋に入ってきて、私の隣でニャーニャー大きな声で鳴くので、試験が中断してしまったからですw 周囲の音もしっかり拾っているようです。

「アシスタントが来るまでお待ちください」というメッセージが出たものの、5分経っても10分経っても誰も来ないのでとても不安になりました。

私は痺れを切らしてシステムから退室してしまったのですが(気が短い)、そのすぐ後にチャットで再受験を申し込んだ際に、Webassessor側から「退室しないでください(怒)待ってればアシスタントは必ず来ます。」と言われたので、焦らずに待つことをおすすめします 😂

ちなみに、強制待機時間中には試験時間は止まったままですのでご安心を。

以上となります!AIに興味のある方や、Salesforceをお使いの方でどのようにAIを活用することができるのか気になる方にはとてもオススメの試験です。ご質問があればお気軽にコメントでお知らせください☺


最後までお読みいただきありがとうございました!
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