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【経験者が語る】編入試験は難しいのか??

こんにちは。

「編入試験って難しいの?」という質問はもっともよく散見される質問のように思います。

また、「編入試験は大学入試よりも難しい」という意見もあるあるです。

この記事では、私個人がこの質問について答えます!(あくまで個人的な考えです。)

結論:人による


はい、「当たり前なことを言うな!」とツッコんだ皆さん。すみません笑

そもそも難しいのかどうかは、編入試験を何かと比較してはじめて答えに近づくものです。

例えば、身長165cmの男性が「私の身長は高いか?」と聞いてきた時に
・日本人男性の身長平均と比較すれば、決して高いとは言えないし、
・小学1年生と比較すれば、富士山を通り越してエベレストでしょう。

では、編入試験は何と比較するべきか??
いわゆる「大学入試」とは比較できません。なぜなら、試験科目や求められる能力が違います。

・大学入試
→国数理社英が中心
→5科目を無難にできることが求められる

・編入試験
→専門科目、英語が中心
→編入後に専門科目についていけること、かつ卒論を書ける(英語の文献は読める)ことが求められる

つまり、単純に比較できる対象がないのです。

また何かと比較したとしても、どの大学を受けるのかやその人の能力も加味されるとなると難しさは結局人によりけりです。

しかしながら自信を持って言えることは、

編入試験には向き・不向きがあるということ

です。

私が考える編入試験に向いている人は以下の通りです。


①英語が得意
②文章を書くのが得意
③ある特定の学問分野に精通している

①について、編入試験では英語力が問われますが「和訳問題」が中心です。編入後にはすぐに卒業論文の作成が始まるからです。英語の論文をある程度読めることが求められます。

②について、文章力は専門科目の出来に大きく関係します。専門科目は小論文形式の大学も多く、文章を早く読んで理解し、自分の意見を論理的にかつ簡潔にまとめなければなりません。そういう意味では文章力が高い人は向いていると言えます。

③について、これは専門科目の出来に直結します。専門科目は傾向を掴みにくく、問題を作成した教授の専門性が反映されやすいところです。つまり、ある学問分野を広くカバーしている人であれば専門科目の対策はさほど苦労しません。

以上の①〜③のいずれかに当てはまる人は、編入試験にさほど苦労しないかもしれません。
あまり当てはまらないかも??という人でも気になる大学の過去問を確認して、自分に合ってそうか考えてみてください。

その上で編入試験の特徴をまとめてみます。

①試験科目は主に専門科目と英語のみ

→大学入試に比べればかなり少ないと思います。

②大学側は強気な姿勢!

→編入試験において大学側のスタンスは「まあ優秀な人がいたら取ってもいいかな」というイメージです(個人的に)。
裏を返せば「優秀な人がいなければ受験者が何人であろうと取らない」のです。実際に受験者が十数人でも合格者ゼロということはよくあります。

③情報を得るのが大変!

→そもそも編入試験を受ける人は各学部数名、多くても数十人です。つまり体験談や対策方法などの情報はそう多く出回りません。ゆえに対策が難しいのです。編入全般的な情報はSNSを駆使すれば何とか手に入ります。しかし、この大学のこの学部の情報を・・・となるとかなり厳しいです。

以上のように編入試験には特有のクセがあります。このクセをクリアできる人は合格できる可能性がぐっと高まると思います。

いかがだったでしょうか??結局、難しさは人それぞれという結論ですが、編入試験の特徴について少しでも理解してもらえれば嬉しいです!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

前回までの記事にスキ!を押してくださった方本当にありがとうございました!🙇🙇

これからも少しでも編入試験について情報をお伝えできればと思います!引き続き、スキ!やコメントもよろしくお願いします!

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