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良いアイデアの作り方とは!?〜思考法〜「案本」をご紹介!

こんにちは。最近新しいアイディアでいいのが生まれない。なぜ良いアイデアを生み出せる人はあんなにも生み出せるのか。
どのような思考法で生み出せるのかと考えたときにそのやり方を手助けしてくれる本を探していた。

今回は元電通のクリエイティブディレクター
山本高史さんの書いた本を端的にですがご紹介していきます!

うんちなユニークと俺流ユニーク

いきなり斬新な表現!と思ったが
本書の中で紹介されていた

・うんちなユニークとは

例えば山に湖を海水を持ってきて作りましょう!
など現実的にどうやるの?など
インパクトはあっても
コンセプトから離れすぎていること

・俺流ユニークとは

僕が味噌味が好きだから味噌で押していきましょう!
この前見た夢が面白かったので
そのままコンテンツにしましょう!

これらのように相手のベネフィットを考えていないアイディアを
うんちなユニーク、俺流ユニークと本書の中ではいっている

実際にアイディア出しをする段階では
このようなことでも構わないんだが
提案する時にこれをこのまま言ってしまうと当然通らないという話だ。

提案する時には相手の主観で判断するため、
相手にベネフィットが約束されている前提でないと聞かれないのだ。


アイディアを生むためには経験をつける。

経験していないと想像できない
例えば、「のどごし」は飲んでないと生まれない表現であるし
「シルクのような肌触り」は触らないとわからない。


しかしながら知ることは大変だ。
人間都合の悪いことは
自動的に記憶しない生き物である。
僕もそんな経験が多々ある。

経験とは外界と自分の脳の内界の
相互作用を意識化し
自分のものにすること

もう少し具体的にお伝えすると
経験とは自分が何を見て、何をして、何を食べたのかではなくて
何を見て、何をして、自分がどう感じたのか、どう考えたのかが重要である。

選ばれるユニークとは、
誰も考えつかない発想ではなくて
誰もが考えるはずなのに
誰も考えつかなかったことなのだ

なるほど!と考えさせられる。
だいたい与えられたテーマに対して
最初に思いつくことは
誰もが思いつくことで
そこから自分で

お父さんだったらどう考えるだろう、
先輩だったらどう考えるだろう、
近所の奥さんだったらどう考えるだろうと

あらゆる立場で考えることで
同じ物事から得られる情報量が増えて独自の視点に近づいていく。

ここには生活する上での多角的な視点を
持つようにするための
思考プロセスとノウハウが書かれている。


アイディアの多角的な視点とツリー

1つの物事に対して多角的な視点を考えることが
まず1つ目のステップである

例えば「再婚」というテーマにあたり考えられる視点は
2度目、7歳の娘、シングル、苗字が変わる、恋など、、、

再婚から連想される言葉は多数ある。
このようなことを考えることで
物事の全体像が徐々に明確になる。
これが少ないと主観に陥りやすくなるという。


本書のわかりやすい図

1つのことに対して複数の視点が
ありそこから自分の想像力で
さらにツリーとしてその人たちが
何を感じてどう行動するかをイメージする

元夫は次こそはこの女性を幸せにする、
この人が運命の人だ、
同じ失敗は繰り返さないと思っている、
など独自のアイディアまで持っていく

普通ではないアイディアを生むためには
日々このような思考を
反復させる必要がある。
これを経験によっても少しづつ増やす。

すごく簡単にまとめたが
このような内容がみっちり具体的に
書いてあるのでアイデアの生み出し方や
なぜ、自分の提案が通らないのかなど

思ったときに読むのがおすすめです‼️
気になる方はkindleとかの
試し読みとかで少し読んでみてください!

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