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毎朝10分でわかる海外ニュース 2023年2月24日

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。
継続じゃなくて習慣、と言いつつもイレギュラーはいつでも発生します。
例えば、ベッドをこっそり抜け出したタイミングで1歳児が目を覚ましたり。
記事を書いている机の下に潜り込んで膝の間から顔を出して抱っこをせがんだり。
思った通りに進まないこともありますが、何を優先するか、何を大事にしたいか。そういったことを念頭に、心を鬼にして、抱っこして家の中を一周ぐるっとしています。
というわけで、遅くなりました今日の配信です。

【金融ニュース】

米連邦準備制度理事会(FRB)の最高金利が、すでに市場で織り込み済みの水準に収まるとの見方が広がり、米株価指数先物は上昇した。
S&P500とナスダック100の契約は、FRB議事録と当局者の発言を受けて原指数が売り込まれるのを回避した後、それぞれ少なくとも0.5%上昇した。ドルや国債は下落した。欧州の株式市場は、エヌビディアの強気な見通しが世界のテクノロジー株の上昇を促し、2日続落を食い止めた。日本は祝日のため休場となりました。
金融引き締めの方向性をめぐって数カ月にわたって食い違いが見られたが、FRBと市場の予想は次第に一致しつつあり、タカ派的なショックが起こる可能性は低くなっている。議事録やブラード氏らFRB高官の発言は、引き続き利上げを優先する姿勢を繰り返したが、ここ数週間のFRBベットの積極的な買い戻しで織り込まれていないことは語られていない。

【ヘッドライン流し読みニュース】


■科学があなたの人生を数十年延ばすかもしれない

・不老不死という幻想を少しばかり現実に近づけるかもしれない科学革命が始まった--少なくとも、あと数十年は。世界中の研究者が、人間が100歳代まで長生きできるかもしれない発見に迫っている。しかし、この新しい技術には多くの未解決の問題がある。寿命が延びると、社会的、経済的にどのような影響があるのか?寿命が延びると、延びた年月の質はどうなるのか。そして、結局のところ、私たちは本当にそんなに長く生きたいと思うのでしょうか?

・現代の科学を使うとDNAからわたしたちがどんな分岐点(健康に影響を与えること:例えばお酒を飲んだとか、タバコを吸ったとかそういったことまで)を迎え過ごしてきたか、さらにこれからどれだけ生きられるかが生物学的にわかるそうです。アンチエイジングに熱心な人たちをバイオハッカーと呼ぶそうです。そんな彼らは一日を大量のサプリで始めお肌のケアで終える毎日を過ごして、150歳まで健康に生きたいと健康的な食事を摂っています。長寿の国日本はアメリカよりも約8歳も平均寿命が長い、果たしてその8年長く生きる人々はどんなクォリティの時間をどんなふうに過ごしているのでしょうか。
ふと、自分自身やまだ健在な親のことなんかを考えると8年をどう過ごすか、どう過ごせるのかってものすごく大きな意味を持つなって感じています。

■預金口座の金利がまだ低い理由

・連邦準備制度理事会(FRB)は過去数十年で最速のペースで基準借入金利を引き上げているが、銀行口座を持つ何百万人もの人々に支払われる金利は、いまだにほぼゼロにとどまっている。バンクレートのデータによると、普通預金の平均金利はわずか0.23%である。では、何が起きているのだろうか。なぜ多くの銀行はFRBが金利を上げても預金者に支払う金利を上げないのか、そしてそれはいずれ変わるのだろうか?金利の上昇は理論上、インフレを抑制するために支出を減らし貯蓄を増やすことを促すはずなのに、金融システムや経済政策にとってどのような意味があるのでしょうか。

・銀行、特にアメリカ国内の大規模な金融機関は、明示的な金利で競争することが少なくなってきているという事実があります。では何で競争するのかといえば金利で競争するのではなく、サービス価格で競争するようになっていそうです。つまり、割引やボリュームディスカウントを提供したり、価格以外の仕組み、つまり金利以外の価格を通じて競争が起こしているようです。あくまでも噂レベルですが、銀行を変えるというのは今や離婚率より低いそうです。そんな中、「どうやって銀行を変えてもらうか」は預金に対しての金利を上げたりより、貸し付けの金利を下げる方が効果的ということになりますね。とは言いつつもオーストラリアに来て18年、銀行は3つ(学生時代に2回、就職で1回)変えました。

■香港は幸せか?シンガポールが銀行へ笑いに行った

・アジアの金融センターである香港は、今年どれだけ喜べるのだろうか。経済的な再開により、店舗やレストラン、空港は、ショッピングや食事などの特典に誘われた観光客でいっぱいになることは間違いない。地元住民も、少なくともチャン氏が予算で発表した637ドルの消費バウチャーを使うために、この楽しさに参加するだろう。雇用創出という点では、2023年、中国のポスト・パンデミック・リバイバルは、特別行政区、特に金融サービス業に恩恵を与えるだろう。しかし、その反面、パンデミック時代の景気刺激策をさらに1年続けることは、経済のパフォーマンスが依然として政府のエプロンに大きく縛られていることを示している。2022年の今頃、ライバルのシンガポールはすでに旅行や社会的な制限を取り払い、Covid-19との共存を始める計画を立てていた。その結果、大規模な財政出動から、都市国家の民間部門が徐々に成長のバトンを取り戻していった。

・香港は、パンデミック時にも気前よく予算をばら撒きました。ところが、香港は中国本土の感染症ゼロ政策を真似した結果、ビジネスと人材をシンガポールという競合国に奪われました。さらに悪いことに公的支出から民間企業への引継ぎもなく、シンガポールは20億シンガポールドル(15億ドル)の財政赤字がかろうじて目立ったものの、昨年の経済成長率は3.6%を記録することができました。一方で香港は1400億香港ドル(180億ドル)の財政不足が膨らんだものの、ほぼ同じ程度の生産高に縮小してしまい、シンガポールと香港の差は大きくさがついたと言えるでしょう。

【最後に】

あと4日で2月も終わります。
2023年が異常に速く感じるのは私だけでしょうか。
3月までに始めたいことがあるけれど、間に合うのか?
大丈夫か?
そんなことを言いながらワクワクしています。
それでは皆様、今日も素敵な1日をお過ごしください。

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