Cannes Lions事例メモ PR部門篇 #38「SWEETIE」

SWEETIE

2014年PR部門作品
Brand:TERRE DES HOMMES

概要

背景・目的:
豊かな国の男性が貧しい国の子供たちに金を払い、オンライン上で性行為をさせる犯罪が毎日何万回も起きている。
それにもかかわらず、2013年時点で有罪判決を受けたのはわずか6人だった。この性犯罪を明るみに出すために、積極的な取り締まりをしなければならなかった。

アイデア:
・コンピュータープログラムで、実在しない女の子「SWEETIE」を作成
・彼女をおとりに、コンタクトし犯罪者を取り締まった

効果:
・2ヶ月半で、71カ国の1000人が特定された
・キャンペーンが20カ国の国のメディアに取り上げられる
・10億を超える人々にリーチ
・こうした犯罪があるということが世界に知れ渡ることとなった

感想

・こういう犯罪があるということを直接メッセージするのではなくて、実際に犯罪者を捕まえることによって間接的にメッセージしているからこそ、PRの効果が大きい。

<思い出し企画>

「データで示す」「ターゲットにとって一見良い情報を、あえて流す」という点でこの二つの企画を思い出した

抽象化

◎データで示す
◎ターゲットにとって一見良い情報を、あえて流す

参照


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