Cannes Lions事例メモ PR部門篇 #39「REWORD」

REWORD

2016年PR部門作品
Brand:HEADSPACE

概要

背景・目的:
オーストラリア西部の子供たちは、10人中7人の割合でオンライン上でのいじめに苦しんでいた。しかし、当時彼らをそのような誹謗中傷から守るすべはまだなかった。

アイデア:
・出来心で書いてしまった悪口に対し、赤い線が表示される機能をGoogleの拡張機能に実装した

効果:
・最初の6週間で1億5000万のインプレッションを獲得
・最初の6週間で84%の悪口が言い換えられる
・いじめ行為が、一ユーザーあたり67%削減

感想

・いじめをしないようにという普段の教育ではできなかったこと。
送る寸前に着目したことが素晴らしいと思った。何気なく言ってしまうことにブレーキがかかる。
・第三者が関わるような形にすることで、子供たちに考えさせる時間を与えているのが設計として秀逸

抽象化

◎考えさせるために、第三者を介す
◎直前で踏みとどまらせる

参照


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