【節約をしよう!】我が家の家計は「火の車」
こんにちは。みーきちです。
今日は「節約」のお話です。
何度か過去の記事でも書きましたが、我が家の家計は「火の車」です。
幸い、大赤字には至っていませんが、給料日前の私の顔は、げっそりと「痩せこけて」います。
そんな私が「40年間で培った節約術」について、ご紹介します(40年と言っても、大した事はありません)。
話が長くなりますので、お時間がない方は、まとめをご覧ください。
(最終更新日:2021/3/23)
1.まずは「お金の流れ」を意識しよう
まず、私から、あなたに認識して頂きたいのは、お金は「流れるもの」だということです。
ここでは、分かりやすいように「お風呂にたまったお湯」で考えてみます。
お風呂場で蛇口をひねると、お湯が出てきます。お湯がたっぷりたまると、私が気持ちよく入浴できます。
お風呂の栓を抜くと、お湯が流れていきます。最悪、お湯がすっからかんになると、丸裸でお風呂に入った私は、間違いなく風邪をひきます。へっくしょん。
ここでいう「お湯」が「お金」です。
多分、あなたは「ハァ?」となると思いますが、気にせず進めてみます。
蛇口をひねって出てくるお湯の種類は、以下のようなものが考えられます。
①あなたが汗水たらして働いた「給与」
②親からの「仕送り」
③障害年金などの「年金」
④生活保護を受給している場合は「生活保護費」
⑤債券の保有などで得た「利子」
⑥株式の保有で得た「配当金」
⑦株式の売却で得た「売却益」
⑧パチスロや宝くじ、FXやnoteなどで儲けた「お小遣い」
⑨道で拾った500円玉などの「ラッキーな収入」
後半は若干ふざけていますが、ここで意識して欲しいのは「一時的ではなく、定期的に入ってくるお金を、まず初めに意識する」ことです。
上記で考えると、①~⑥が、一定の割合で定期的に入ってくるお金になります。
試しに、あなたのお風呂に、ちょろちょろとお湯をためてみてください。
そのまま何時間か放置して、忘れた頃に気づくと、思いがけない量のお湯がたまっていると思います。冷めているので入浴はできませんが・・・へっくしょん。
上記の⑦、⑧、⑨などは、いわゆる「洗面器でお風呂にざぶんと流しいれた、お湯」です。
一時的にめっちゃ儲かったような気がしますが、「お風呂のお湯は大して増えません」。
ただ、たまに「ラッキーすぎる巨大な洗面器」が登場することがありますが、まぁ、期待しない方が吉です。大体の人はお目にかかれません。
大切なので、もう一度言います。
「まずは、定期的に入ってくるお金を意識してください」
パチスロや宝くじ、FXやnoteなどで稼ごうとしている方は、少し注意した方が良いかもしれません。洗面器でお風呂をいっぱいにためるのは大変です。
また、道端に落ちている500円玉を探そうと、ずっと下を向いて歩く私のような方も、注意した方が良いかもしれません。最悪、車に轢かれます。
話が脱線しました。
ここで「どうすればお風呂のお湯を早くためることができるか?」ということを考えてみましょう。
簡単ですね。
答えは「蛇口から出てくるお湯の量を増やす」とともに「お風呂の栓をしっかり締めて、お風呂のお湯が流れ出ないようにする」です。
しかし「蛇口から出てくるお湯の量を増やす」のは「至難の業」です。
・給与収入で考えると、昇進するなどしないと、お給料は増えません。
・親に仕送り額を増やしてもらうのは、気が引けます。
・年金や生活保護費は、基本増えません(加算はあります)。
・株式の配当金や債券の利子は、自分でコントロールすることができません。
そこで、効率よくお風呂のお湯をためるために、「お風呂のお湯が流れ出ないようにする」ということ(=節約)が、大切になってきます。
2.どこから節約すべき?
個人的に、ただやみくもに節約するのはオススメできません。
人間、何事も節約し続けると私のように「精神が、やられます」。
精神的にやられた状態で節約をすると「自分自身が、この世からいなくなれば、最大の節約になる」などと、ふざけたことを真面目に考えるようになります。
注意してください。
前章で、私は「定期的に入ってくるお金を意識してください」と述べました。
ちょろちょろでも、途絶えずに入ってくるお湯は、非常に重要です。
これは、逆の場合も当てはまります。
今度は「定期的に出ていくお金を意識してください」。
ちょろちょろでも、水が漏れていると、お風呂はいつの間にか空になってしまいます。
そこで、定期的に出ていくお金として、代表的な「固定費」の見直しから着手していきます。
3.「固定費」を見直そう
固定費とは、ざっくり言うと、毎月「定期的に出ていくお金」です。
代表的な「固定費」の例は以下の通りです。
①家賃
②生命保険や医療保険代
③Netflixや、Amazonプライムなどの「サブスクリプション代金」
④ローン(いわゆる借金の返済)
その他にも色々ありますが、ここでは①~④について考えてみましょう。
まずは、優先順位を決めます。
冒頭に書きましたが、我が家の家計は「火の車」です。さて、どこから消火すれば良いでしょう?
正解は「大火の火元である車」です。間違っても「燃え盛る車から少し離れたところにある、ポチの犬小屋」では、ありません。
何が言いたいのかというと、節約するには、まず「優先順位を決める」必要があるということです。なるべく「炎の大きい順(支払い金額が高い順)」に、節約していきましょう。
先ほどの①~④を、毎月の支払い額が高い順に並べてみます。
【例:8万円】①家賃
【例:3万円】④ローン(借金)
【例:1万円】②生命保険や医療保険代
【例:3千円】③Netflixや、Amazonプライムなどの「サブスクリプション代金」
①の「家賃」が、一番上に来ました。
ただ、いきなり家賃を削るのは、「至難の業」です。
例えば、家賃8万円の部屋から家賃6万円の部屋に25万円で引っ越した場合、引っ越しして約2年以上経たないと、もとが取れません。
節約のために引っ越すのは、現実的ではないかもしれません。
ただ、何らかの理由で引っ越しをしなければならない場合は、個人的に「築年数が古いが、内装がリフォームされており、割と部屋が綺麗な物件」を探すのがおススメです。
加えて、可能な限り「家賃の減額交渉」をすることをおススメします。
「1,000円」でも割り引くことができれば、仮に5年間住むと、何もせずに「12万円の節約(!)」になります。
ちなみに、我が家の家賃は2DKで「4万8千円」です。内装はやや綺麗なRC住宅ですが、1964年建造(築年数57年!)の住宅で、地震がくると豆腐のように揺れます・・・
◇
次に、④の「ローン(借金)」です。
これも、削るのは難しい部分です。金利を勘案し「ローンの借り換え」をするか「返済を早める」くらいしか節約できません。
ぶっちゃげると「初めからローンは組まない(借金はしない)」ことが最大の節約になります。
ローンを組むと、毎月少しずつですが「金利」がかかり、その分、お金が減っていきます。
ちなみに、もう「借金の返済で、首が回らない」という方は、法テラスに相談すると良いかもしれません。
法テラス ホームページ(借金・貸付)
あと「リボ払い」に手を出すと、返済額が大きく膨らみ、ほぼ間違いなく「あなたの家計は大炎上」します。ご注意ください。
個人的に、リボ払いは「違法」にして欲しいと考えています。
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次に、②の「生命保険や医療保険代」です。
私は、万が一の葬儀代に備え、こじんまりと毎月2,000円ほどの「掛け捨て型」の保険に入っています(県民共済)。
なお、私は「貯蓄型」の保険は避けています。理由は、急ぎでお金が必要な時に、さっと手元にお金を用意しにくいためです(保険の解約が必要)。
個人的に、掛け捨てで構いませんので、保険は最低限で済ましてよいと思います。
◇
最後に③の「サブスクリプション代」です。
額が小さいので無視しがちですが、なんやかんやで毎月の出費を「3,000円」と仮定すると、5年間で、なんと「36万円(!)」の出費になります。
Netflixなど、利用していない場合は、一旦解約しましょう。見たい時に、再加入すれば問題なしです。
よく考えると、携帯代も固定費です。私は節約のため、MVNO「LINEモバイル」の格安SIMを使っています。
固定費に関しては、こんなところです。
4.「変動費」の削減は、あまり頑張らないで
さて、今度は「変動費」の削減です。
変動費には、以下が考えられます。
①食費
②消耗品費(洗剤など)
③光熱費
④医療費
最初に述べておきますが、変動費を削減し過ぎると「心が病みます」。
1日あたり卵1個とご飯で、たまごご飯を食べながら毎日暮らすと、節約にはなりますが「何か大切なものを失います」。
そのうえで、節約できるところを見てみましょう。
これも金額順に優先順位がありますが、①、②、③、④の順番で問題ないかもしれません。
まず、①の「食費」です。
当たり前ですが、できるだけ食材を買って「自炊」した方が外食よりも節約になります。
外食が高くなる理由は、食事代に「お店の人件費や光熱費」などが上乗せされているからです。節約を進めるのであれば、なるべく家で食事を作りましょう。
そして、私のように「定期的に缶コーヒーを買ったりしている人」は、習慣を改めた方が良いかもしれません。
金額に関わらず「固定費に近い変動費」は、節約する際に優先的に見直しましょう。
◇
次に、②の「消耗品費(洗剤など)」です。
我が家でやっているのは「詰め替え用の洗剤などは、家のスペースが許す限り、デカいものを買う」です。
デカいものは、安くなりがちです。あとは、時間が許せば、特売デーなどを狙っています。
あと、これは感覚的な意見ですが、ネットで買うよりも、近くのドラッグストアで買った方が安上がりになるケースが多いです。
◇
次に、③の「光熱費」です。
まずは、電気代を節約するために、電力会社を見直しましょう。
我が家は、電力会社を「エルピオでんき」にしています。状況にもよりますが、安くなる場合が多いです。
その他は節約がしにくいですが、水道代については、精神障害者保健福祉手帳で、ある程度、水道代を減免できる地域があります。
ガス代は、プロパンガスよりも都市ガスの方が安いので、もし引っ越しをする際は、なるべく都市ガスの物件を選びましょう。
◇
最後に④の「医療費」です。
これは賛否両論ありますが、我が家は、迷わず安価な「ジェネリック医薬品」を選んでいます。
また、精神障害の場合は「障害者自立支援医療」を使用し、ある程度医療費を減免することができます。
医療費が極めて高額になった場合は「高額療養費制度」を活用しましょう。
5.値切るのは大切だけど、相手のことも考えよう
節約のために、モノを買うときにメッチャ値切る人がいますが、あまりやりすぎると「企業が金欠になり、潰れます」。
ほどほどにしておきましょう。
また、引っ越しなどで「見積り」をとるときは、複数の企業から見積もってもらいましょう(相見積もり)。安く済むことが多いです。
6.まとめ
①「定期的に入ってくるお金」と「定期的に出ていくお金」を意識しましょう。
②「固定費をメインに、金額が大きい順」に節約をしていきましょう。
③「変動費」は、あまり節約をしないようにしましょう。
④「色々な減免制度」を知っておきましょう。
⑤「値切り」はほどほどにしましょう。
⑥「見積り」をとるときは「相見積もり」をしましょう。
7.おわりに
本日は、節約して、お風呂にお湯をためる方法をご紹介しました。
我が家は「お風呂の中が、ほぼスッカラカン」ですが、お湯がたまってきたあかつきには「積み立てNISA」の利用を検討しています。
ちなみに、この記事を読まれている方の中には「25mプールにいっぱいお湯をためている」方がいらっしゃったり、「お湯が多すぎて、お風呂があふれている」方がいらっしゃると思います。
スポイド1滴分で構いませんので、「燃え盛る、我が家の家計の鎮火」に向けて、何卒ご協力をお願い致します。
(しーん)
<<追伸>>
よろしければ、こちらもどうぞ。私がヘロヘロになりながら、コスパの良い商品を選び抜いた結果です。
換気扇にこびりついた油汚れのような私の記事を読んで頂き、本当にありがとうございます。サポートして頂けると、妻がニッコリします。