TAR

訳のわからぬことを綴っております Podcast 沈まぬまくら 《@manu_mak…

TAR

訳のわからぬことを綴っております Podcast 沈まぬまくら 《@manu_maku》のカタワレ🎸本編 毎週月曜日22時〜 Spotify限定番外編 毎週日曜18時〜 番組のご感想は《#まぬまく》を添えて呟いていただけると大変喜びます

最近の記事

なんでもない話 その2

そのバンドは小さい界隈では あったがある程度 動員力のあるバンドだった。 その日はスタジオで リハーサル中だったらしく ビールを差し入れにお邪魔してきた。 そのバンドのリーダーと ウチのバンドのリーダーは旧知の仲。 挨拶を交わしすぐに スタジオテイクの音源を 聴いてもらえた。 「これ歌ってるのが君?」 『そうです』 「へー、いい声してるじゃん」 想像もしなかった言葉を 不意にかけてもらい めちゃくちゃ嬉しかった。 「いついつなら空いてるからその日で都合よければ一

    • 背負わされた母の夢

      小3のとある日曜日。 いつものように起きてすぐ テレビの前に行きばあちゃんが作る 朝ごはんを待ちながら 今日は一日何をしようか ゴロゴロしながらウキウキしていた。 そうこうしていたら 2つ上の兄が2階から降りてきた。 『TAR、今日出掛けるから朝ごはん食べたら着替えろ』と言われた。 『えー、どこ行くの?』 『わかんない、ママが言ってた』 『えー、映画かなぁ、遊園地かなぁ』 自分に都合のいい想像を繰り広げる 無邪気なTAR少年。 朝ごはんを食べ身支度を済ませ ママの

      • なんでもない話

        4人のメンバーで構成されたバンド。 その中の1人が最年少の僕だった。 僕以外のメンバーは数々の バンドを経験してきた キャリア10年以上の猛者達。 僕はコピーバンドを 何個か経験した程度。 その猛者達の中で ほぼ初心者ながらも 必死で喰らい付いていった。 曲なんか作ったことも無かったし まして作詞なんてもってのほかだ。 僕はボーカルだった。 バンドのリーダー兼ベースが 「このバンドのフロントマンはお前だ」 「お前がこのバンドの方向性を決めろ」 いきなり無茶言いやがる。 で

        • 動物キライが犬を飼うその2

          ある日、家事と育児と仕事で ストレスMAXの妻が急に 『もうダメだ』 え? 『もうガマンできない』 え?何?何?急に?どした? 離婚?離婚か?俺とうとう 捨てられんのか?と 戦々恐々としていたら 『犬が欲しい』 『犬に抱きつきたい』 『犬と一緒に寝たい』 え?犬? なんだよ〜 犬飼いたい話かよ〜 焦ったよ〜 俺超焦ったよ〜 ホッとしたのも束の間 とうとうこの日が来たか まだ覚悟はできていなかったけど ここで拒否したらきっと ストレスの矛先が 俺に向かってくる

        なんでもない話 その2

          自分主導、他人主導。

          幼稚園の頃、鼓笛隊の練習があった。 僕は、当時今とは違いとても活発で明るく男女分け隔てなく誰とでも仲良く接する優しい子供だった。 それに加え当時から背も高かったので良い意味で目立っていて先生からも園児からも引っ張りだこだった。 ある時、年長さん全員が体育館に集められることになった。 僕はさくら組(だったような)の1番後ろで体育座りをしながら隣の列の女の子にちょっかいをだして遊んでいた。 今思えばその子に恋心を抱いていたのかなと思うけどもう名前すら思い出せない。今でいういわ

          自分主導、他人主導。

          動物キライが犬を飼う

          小学生の頃 授業中に校庭に野良犬が 迷いこんできた。 すると学校中が大騒ぎになる。 僕はみんなに紛れて 騒いだフリをする。 なぜフリかって? 興味がないからである。  犬だけじゃなく猫などにも 興味がなかった。 というかキライだった。 言葉が通じない。 噛む引っ掻く。 よくわからない。 僕にとってはそういう存在。 昔はそこら辺で野良犬を見た。 街中で石を投げれば 野良犬に当たるくらいには 野良犬が居た。 注 これは例え話しである。 犬や猫や動物や人間や

          動物キライが犬を飼う

          イキテルッテナンダロ

          あの日、命を繋ぎ止めた天使ちゃん。 家族が泣いて喜んだあの日。 もう一度人生を リスタートした感動的なあの日。 運命的なあの日。 俺は、あの日 本当に命を繋ぎ止められて よかったのだろうか?って たまに思う。 俺があの日 命を繋ぎ止めなかったら こんなに嬉しいことも こんなに怒ることも こんなに哀しむことも こんなに楽しいことも こんなに悩むことも こんなに苦しむことも こんなに辛いことも そして こんなに愛おしいと 感じることもなかった。 40数年生きてき

          イキテルッテナンダロ

          運命の朝

          勢いよく玄関を開け放つ 2階の窓から落下した僕が地面に倒れグッタリとしていた。 血相を変え裸足のまま玄関を飛び出し倒れている僕の名前を叫びながら 必死に僕を抱きあげた。 救急車の手配をしようとしていた 家族を横目に僕を抱き抱え 咄嗟に走り出した。 病院まで徒歩5分。 走れば2〜3分の距離。 救急車を待つことより 一刻も早くかわいいかわいい天使ちゃん(僕)を助けたいその一心で裸足のまま病院へ駆け出した。 ひとつ疑問なのが この時誰が僕を抱き抱え裸足で駆け出したのか。 僕が聞い

          運命の朝

          生後半年

          どこまで書いたっけなぁ 悪魔ちゃん(兄)の世話に家族(特にママ) みんなが手を焼きながらも天使ちゃん(僕)はママからの要所要所を 押さえた省エネ育児によって 健康に健やかに成長していった。 (普通あれだけ布団に寝かされ続けていたら後頭部の一つや二つが絶壁になっていないと逆に不思議なくらいに寝かせていたとママが語っていた) 寝る子は育つとは よく言ったもんだと我ながら思った。 そんな天使ちゃん 生まれながらにして誰に似たのか ベビーフェイスだった。 その為家族だけに留まらず

          生後半年

          TAR

          今日から不定期で自分自身のこと 考えや思ったことなどを書いていく。 つもりだ。 日記のような はたまた小説のような それともエッセイのような 自分でも何故こんなことをしているのか よくわからないんだけど とりあえず書いてみる。 さて何から書けばいいのやら・・・ 昭和が終わる10年程前 僕は産声をあげた。 その当時のことを もちろん僕が覚えている訳もない。 身内に聞いてきた話しを うる覚えで書いているにすぎない。 だから多少事実と異なったとしても それはご愛嬌。 ある種

          最近よく聞く曲

          最近よく聞く曲

          誕生日

          今日は父の誕生日だったらしい 知らんけど 小3以来会ってない

          誕生日

          Podcast 読む 呼んだ?第30話

          今日はまずコチラから YouTube版の背景にも色々仕掛けがあるのよ 逢えないときは この雨のように 泣けばいい それで良い 逢えないときも あの日差しのように 想えば良い それで良い 色を増すように TAR🎸でございます よろしくお願いします この2ヶ月間本当に 楽しくて楽しくて楽しくて 楽しくて楽しくて楽しくて 楽しくて楽しくて楽しくて しょうがなかっTAR あっという間の2ヶ月だっTAR ラジオっ子だった自分が まさかあのラジオスターのように 自分の言葉を

          Podcast 読む 呼んだ?第30話

          Podcast 読む 呼んだ?第29話

          悲しいかな光は 通り抜けられなくて 悲しいから光は 手を溶かすことで果てた TAR🎸でございます よろしくお願いします 今回は前回から続く ギTARソロ邦楽編 私の独断と偏見を押し付ける回 早速行ってみましょう Ken Yokoyama / Punk Rock Dream ハイスタことHi-STANDARDの ギタリストKenさん 日本のパンクロックシーン最重要人物 腰より低い位置でギターを構え 大股開きでギターをかき鳴らす 時に打点の高いジャンプで ファンを魅了

          Podcast 読む 呼んだ?第29話

          Podcast 読む 呼んだ?第28話

          僕はベッドから革命を始めるよ 君が僕は自惚れてるなんて言ったからさ TAR🎸でございます よろしくお願いします みなさん音楽は好きですか? シュートの久保さん風に聞くなら 「トシ、サッカー好きか?」です 呼んだ?初の試み トークと楽曲による配信 ギTARソロ TOP5 洋楽編 僕が独断と偏見で選んだ5曲 言葉で音楽を説明するという 愚行中の愚行ナンセンスな回 言いたいことの4割も言えなかっTAR 自分の語彙力の無さにほとほと 嫌気がさした回でもあります まぁ

          Podcast 読む 呼んだ?第28話

          Podcast 読む 呼んだ?第27話

          激しい雨が俺を洗う 激しい風が俺を運ぶ 激しいビートが俺に叫ぶ TAR🎸でございます よろしくお願いします 起きたらどっしゃぶり どどどどどっしゃぶり どっしゃぶりりりりり どっしゃぶぶぶぶぶり 雨が降らなければ 生きてはいけないのに 雨が降ったら降ったで 憂鬱になったり 大切な大事なことだけど 煩わしさを感じたり なんとも都合のいい生き物だ 大丈夫、病んじゃいないのよ まだまだ止まないの 雨ねレインレイン雨ね あめあめふれふれTARさんが 蛇の目でお迎え嬉しいな

          Podcast 読む 呼んだ?第27話