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動物キライが犬を飼うその2


ある日、家事と育児と仕事で
ストレスMAXの妻が急に

『もうダメだ』

え?

『もうガマンできない』

え?何?何?急に?どした?
離婚?離婚か?俺とうとう
捨てられんのか?と
戦々恐々としていたら

『犬が欲しい』

『犬に抱きつきたい』

『犬と一緒に寝たい』

え?犬?
なんだよ〜 犬飼いたい話かよ〜
焦ったよ〜 俺超焦ったよ〜

ホッとしたのも束の間
とうとうこの日が来たか
まだ覚悟はできていなかったけど
ここで拒否したらきっと
ストレスの矛先が
俺に向かってくると感じ
(そういう嗅覚だけは昔から鋭い)

よし、わかった犬を飼おう
(苦手だけど)

背に腹はかえられぬ
その日から犬に関して
色んな情報収集を開始した。
犬種 散歩 餌 しつけ 病院 などなど

そして妻は1つの結論に辿りついた。

『大型犬が飼いたい』

え?犬ってだけでも
ハードル高いのに?
大型犬?え?デカいやつ?
え?30kg?え?小4?え?
マジか〜大型犬か〜マジか〜

『何がいいかな〜』

『パトラッシュみたいなのもいいし
ジョリーみたいなのも捨てがたい』

『う〜ん、困っちゃう❤️』

イヤイヤ困っちゃうのは
俺の方なのよ〜
しかし、ここで拒否したら
ストレスの矛先が・・・
どうせ飼うことになるなら
なんとなく俺の希望も
伝えた方がいいのかも

ゴールデンは?(レトリバー)

『ん?ゴールデンいいねー』

『ゴールデンにしよー』

なんとあっさり決まった

犬種をゴールデンレトリバーに決め
どういう犬種なのかを調べてみた。

賢さ及び忠誠心を兼ね備え、穏和な性格の犬種であるためペットとして広く愛好されている。また、活発な性格で探究心がある。元来、水鳥猟でハンターが撃ち落とした獲物を陸地に持ち返る(=retrieve)役割を担う犬であり、合図に忠実に従い、俊敏に行動し、水草の生い茂る湖の中を遠くまで泳いで鳥を持ち返る猟犬として、何時間も猟場で活動することが可能な猟犬である。

注 wikipediaより抜粋

かしこで忠誠心と穏和
なんかいいですね〜
かっこかわいいし
飼いやすいといいなぁ
俺はゴールデンレトリバーを
飼うことになるのか〜と
気持ちもほぼ固まりかけていた。

飼いたい犬種も決まり
そこからは割とトントン拍子で
話しが進みだした。

そして実際に逢いに行き
何頭かの子達と触れ合い


そしてこの子に決めた





そう、ラブラドールレトリバー
そう、ラブラドールレトリバー
そう、気にすんな
そう、そんなもん
そう、人間なんて
そう、そんなもん

何はともあれ我が家に
新たな家族が加わった。

そう、もう9年も前のこと。

つづく

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