見出し画像

クラウドソーシング経由のご依頼を、制限することに決めた理由。

私はココナラを中心としたクラウドソーシングサイトにて、ご依頼をいただいています。おかげさまで数多くのクライアント様とやり取りし、3年間の間に約600件ものご依頼をいただいております。

これまではご相談を上限なく受注できるよう、取り組んでまいりました。しかし、今月からサービスの制限を開始することを決意。ライティングの依頼は「最大2件まで」とすることにしました。
今日はその理由について、話をしたいと思います。

①他事業に挑戦する余裕が欲しい

最近はアプリ開発にも注力しており、そちらに割く時間を増やしたいと考えています。

●ライター専用アプリ「モジログ」

先日当アプリのユーザーが100を超え、より沢山の方々に使っていただけるようアップデートを検討しております。
私一人で開発しているため、時間的、精神的な余裕がなくなってしまう場面が増えました。

「選択と集中」という言葉にもある通り、まずは自分が今後注力したいアプリ開発に専念するため、断腸の思いでシナリオ執筆の上限依頼数を減らすことを決意しました。

そして、実は、現在新たな施策を検討中です。
いくつか新しい事業の立ち上げを検討しているため、そちらに時間を割きたいという本音もございます。

②インプットの時間を増やしたい

「シナリオ執筆」「note更新」「アプリ開発」など、最近はアウトプットばかりの生活になってしまっていました。
プログラマーにとって、勉強の時間が足りないことは致命的です。新しい技術はどんどん学習していかなければならないはずなのに、その時間を確保することが難しく感じ始めていました。

また、今後事業拡大するにあたっての経営の勉強をしたりと、やりたいことを実現する為の学習時間が必要だと感じています。
これまでは私ひとりでなんとかやりくりしておりましたが、今後はもっと沢山の方に支援いただけるような存在にならなければいけない。そう感じています。

「この人がやるなら」と応援(note記事を読んで頂けたり、コメントくださったり)してもらえるよう、これからも色々な挑戦をする必要がある。

そのため、一時的に充電期間を設ける必要があると考えています。

③チームを組んだライティングの可能性

最近はギルド型の組織というものが流行っているそうです。
(すみません、もしかしたら以前から流行ってたかも…)

契約・雇用関係にある会社とは異なり、フリーランス同士がチームを組む。営業、ライター、デザイナー、プログラマーなど、それぞれの役割に応じて、いただいたご依頼を適材適所に対応していく。そんなチームを編成するのが、ギルド型組織の特徴です。

例えば私にLP関連のライティング業務依頼が届いた場合、チームにSEOやLP制作に詳しいライターがいれば、その方に依頼を譲る。逆に私の得意分野であるシナリオ関連の依頼があれば、私に譲っていただく。

品質の高い納品物が期待できるので、クライアントにとっても喜ばしいことですし、私達ライターにとっても、ミスマッチが防げるというメリットがあります。

当然、やり取りの時間的なコスト等が発生するので、そのような懸念点は考慮する必要がありますが、それでも可能性のある組織編成であると注目されているそうです。

現時点では、私はギルド組織をつくったり、参画する想定はありません。
お互いのコミュニケーションコストがかかるという点が、どうしても引っかかってしまうのです。

しかし、逆にその点さえ解決できれば、組織編成にもメリットがある気がしています。そもそも組織化せずに、お互いが発注しあえる関係性になるだけで、「もし可能だったら、お願いしても良い?」と、ピンチヒッターをお願いできる場面もあると思います。
(※当然、お互いに信頼関係がある場合に限ります。)

その点についても、現在検討中。
さまざまな可能性について、探っている最中です。

④直接連絡いただいた依頼を優先したい

先日上記のようなサービスを利用し始めました。
詳しくは以下の記事に書いてあります。

直接ご依頼を受注できるシステムなので(システム使ってるし、直接じゃないじゃん!というツッコミは我慢してください)、比較的手数料が安く受注できるという特徴があります。

私は今後、クラウドソーシングサイトではなく、直接依頼に注力したいと考えております。いわゆる「指名検索」と呼ばれるもので、

[通常(クラウドソーシング)]
①「ブログ記事を書いてくれる良いライターさんいないかな…」
②「この人が評価高いし、良さそう!」

[指名検索]
①「この人の書く文章は丁寧で品質が高いなぁ。」
②「ちょうどブログ記事書いて欲しかったし、依頼してみよう!」

上記のような違いがあります。
私は今後、この指名検索を増やしていきたいと考えています。

まとめ:クラウドソーシングサイト脱却を検討中

以上の理由から、私はクラウドソーシングでの依頼受注件数の上限を下げることを決断しました。正直、ここ一ヶ月ほど本気で悩み続けていました。しかし、何か新しいことをするには、何かを減らさなくてはならないのです。

幸いなことにクラウドソーシング経由の依頼もいただけていますが、今後どうなるかは誰にもわかりません。文章のニーズが減る可能性もありますし、収益化するのがどんどん難しくなる可能性もあります。サイト自体が閉鎖してしまう可能性も無くはないですよね。

しっかりポートフォリオを育てていき、万が一何かがあったときに対応出来るよう、準備を進めて行きたいと考えています。

これからもこんな感じでnoteを書いていきますので、よかったらフォローをお願いします🙇‍♂️
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

たみな涼介



最後まで読んでいただきありがとうございます! ▶︎「4コマ漫画」「ボイスドラマ」 などで活動中のシナリオライターです。 活動費用が意外とかさむため、よろしければサポートして頂けると嬉しいです!“あなた”のサポートが私のマガジンを創ります。 お仕事のご依頼もお待ちしております!