JICA海外協力隊 交流イベント
JICAグローカルプログラムで4月から6月までたらぎ財団で研修させていただいております、JICAグローカルプログラム実習生の小原です。
このJICAグローカルプログラムとは、JICA海外協力隊として海外に派遣される前に、国内の地域活性化や地方創生に取り組むための派遣前制度です。
現在、熊本県では、玉東町で2名、芦北町で3名、人吉市で2名、そして私が多良木町で活動しています。
さて、今回は、6月3日(土)に開催した“JICA海外協力隊交流イベント”についてお伝えします!
JICA海外協力隊交流イベント
たらぎ財団のコワーキングスペース「T_Lab.」で開催し、人吉球磨地域から8名の方の参加がありました。
今回のイベントは、海外に派遣前のJICA海外協力隊候補生(以下、隊員)の方々、JICA 熊本デスクに協力していただきました。
隊員は、芦北町で活動している3名と人吉市で活動している2名が参加してくれました。
隊員によるちぎりパン作り教室
料理教室の先生の経歴を持つ隊員がフライパンで簡単にできる「ちぎりパン」を伝授してくださいました。
老若男女問わず参加してくださった全員が楽しそうに、和気あいあいとした雰囲気でパン作りをしていました!
その光景を見れるだけでも嬉しい気持ちになりました。
そして、なんと今回のちぎりパンは、材料である塩の代わりに財団のドレッシングを使用してつくりました!
このドレッシングは、休校中の宮ヶ野小学校を利活用し、地域の野菜を使って製造しています。(たまねぎ、人参、ブロッコリー、生姜、黒胡椒の5種類)
今回は、人参ドレッシングと黒胡椒ドレッシングの2種類を使用し、どちらもドレッシングの香りが感じられるパンにできあがり、みんなすぐに完食!!
参加者の中には、パンにドレッシングをつけて食べる人も…笑
タイでの活動報告
人吉市で活動している隊員に、以前タイで協力隊として2年間の活動経験をお持ちの方がいます。
その方に、現地での生活であったり、現地での活動をみなさんに紹介していただきました。
みなさん真剣に隊員の話を聞いてくださり、私たちにとっても勉強になる時間となりました!
最後に…
今回のイベントを通して、世界にはたくさんの知らない国があること、JICAってどういうものなのか、隊員はどんな国になんの仕事で行くのかなど、参加者の方が少しでも考えてくださるきっかけになっていればなあと思っています!
私たち隊員にとっても、町の素敵な方々と楽しく関われる非常に良い機会となりました。
この関わりをきっかけに残り1ヶ月弱の研修期間も楽しんでいきたいと思います!
たらぎ財団(実習生) 小原優斗