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【自己満足】マイナーな曲紹介

今日もまだまだ眠れません。

私が眠れるまで音楽を紹介し続けてやろうと思います。

眠れないみなさん、どうぞお付き合いください。

おすすめを散々紹介したので、ここで一旦めちゃくちゃマイナーな曲を紹介します。
本当にファンしか知らないようなやつ。
当然、マイナーなものを勧めるということは
私の愛してやまないアーティストたちの曲です。
きっと、初めて聞く人は「なんじゃこりゃ」となるでしょう。
いや、こんなに期待させておいて、マイナーではなかったらどうしようと責任感すら感じてきました。

これから紹介する曲たちはかなり偏っていると思います。でも、私が眠れればもうなんでもいいです。

さっそくいきましょう。

①催眠療法/yonige

1番に紹介すると決めていました。
なんならこれ紹介するために書いてます。
1番好きなバンドだからです。

有名な「アボカド」や「さよならアイデンティティー」を知ってる人からしたら、本当に同じ人が歌ってんのか?と不思議に思うような曲。

イントロの音はマリンバかな、と思います。
中学生以来マリンバを弾いていないので確信はありませんが。

とにかくスピリチュアル。宗教的。洗脳されそう。

yonigeの有名な曲はキーが高いです。高校生の軽音同好会でカラオケに行ったとき、地声低めの女の子の友達が苦戦していました。
でもこの曲は牛丸ありささんの低い声を堪能できます。

「眠りたい」という主旨の曲なので、私も眠れないときよく聞きます。今とか、もっと深夜とか。なんなら日が出る前まで聞きます。みなさんも眠れるまでリピートしましょう。


②ノア/羊文学

LINE MUSIC愛用者なのですが、この曲はLINE MUSICにはありません。
なのでYouTubeから失礼します。しかも公式じゃない、。聞き続けたいのでどうか通報しないでくださいね…。
きっと他のサブスクにもないと思います。万が一あったら教えてください。そちらに乗り換えます。

BLUEのEPに入っているらしいです。中古とかで買っちゃおうかなと思ってずっと買っていません。

肝心の中身ですが、とにかく曲の展開がすごいです。6分半以上の長さですが、怒涛の展開をするので時間の経過なんてどうでも良くなります。

最初はゆったり、いや、ずっしりとしています。それが終わりにかけてテンポが早くなって、掻き乱れていきます。
羊文学はスリーピースバンドですが、ギターの音は重くて歪みがあります。ボーカルの塩塚モエカさんの透明感ある声が、そのギターの音と対照的で感動します。何度聴いても飽きません。

間奏や曲の終わりに、喋り声?何語かも分からない声がざわめくのですが、それもまた普通じゃない。
他のバンドにこんな曲は無いです。


③花/SHISHAMO

このアルバムにしか入っていない曲です。

私はSHISHAMOが大好きで、特にこのアルバムが大好きで、バンドスコアを持っています。私がギターとベースを演奏したときは、2拍子でテンポが早いとこんなに難しいのね…となりました。

SHISHAMOの失恋ソングって、間奏でギターが泣くんですよ。この曲もそのうちの一つです。
ボーカル朝子ちゃんの声や歌い方はかわいいのに、歌詞を聞いたらかなり切ないです。「男に振られて、新しい女ができたらしい、もう戻ってこないらしい」という内容。この曲で歌われるような恋の儚さがまさに「花」のようで、タイトルも含めて秀逸すぎます。

④言えない pet lok remix/iri

オリジナルの「言えない」も好きですが、敢えてこちらのRemixを紹介します。

オリジナルの「言えない」はもっと暗いです。
リミックスの「言えない」はオリジナルよりもポップで、テンポも早くなっています。サビのキーが高いのもポイントです。音量にグラデーションのある、リミックスならではのサウンドを楽しんでいただきたいので、ヘッドホン、イヤホン推奨です。

⑤龍の子/崎山蒼志

この曲を聞いたとき、崎山蒼志って弾き語りだけじゃないんだ、となりました。電子音がメインだからです。エレアコでジャカジャカと弾いている印象か、「嘘じゃない」や「燈」といったアニメ主題歌としての印象しかなかったので驚きです。

スピリチュアルまではいかないかもしれませんが、最初に紹介したyonigeの「催眠療法」的な立ち位置の曲です。世界観が不思議すぎて、本当にあの崎山蒼志くんの曲ですか?ってなる。内容も、「眠れない夜」なので似ているのかもしれません。
やはり人は眠れないという苦痛を味わうことがあります。無理に寝ようとせず、眠れないことを受け入れる、そんな夜のお供になるでしょう。


さて、いい感じに眠くなってきました。
眠れるまでまだまだいきます。


⑥生活をとめて/文藝天国

これはもしかしたら、文藝天国が人気ではじめてしまったのでマイナーではないかもしれません。
なんとこの曲、1分間しかありません。とても短いです。しかも曲構成は、サビと間奏しかありません。いきなり始まってはいきなり終わります。「もっと聞きたい」となるのです。

文藝天国は世界観がしっかりとしていてブレません。ダークファンタジー的な要素があり、物語を読むように曲の世界に入り込めます。

そしてギターがいい!この曲の間奏は間違いなくギターを聞かせに来ています。どの曲を聴いてもリードギターが良すぎます。かっこいい。演奏技術が高すぎます、めちゃくちゃ上手いです。ヨルシカなどもそうですが、リードギターが主導権を握るアーティストってあまりハズレがない気がします。

歌詞をみると、「生活をとめて!」と「!」がついているのもまたかわいらしいです。これは正真正銘の文藝です。創作です。小説を読むように世界観を楽しんでください。

⑦マッチとピーナッツ/サカナクション

まあサカナクションは外せません。yonigeに並ぶほど好きです。

この曲を初めて聞いたとき、なんだか衝撃的でした。当時は衝撃を受けた原因が分からなかったのですが、今は分かります。

衝撃の正体は、転調です。

転調って、曲を盛り上げるための手段としてはメジャーすぎます。言い方を選ばなければ安直なんですよ。
でもこの曲は転調しても、盛り上がるどころかむしろ緊張が増します。その感覚が不思議で癖になってしまいます。

歌詞にある「湯呑み」や「ビー玉」など、懐かしさというか古めかしさというか、侘しさを感じるような単語の歌い方が全然侘しくないのです。外国語のようで何言ってるのか歌詞を見るまで分からないくらい。
これは山口一郎さん自身も意識しているらしいです。



ふう、やっと眠れそうなので寝ます。
これ勧めたやつ聞く人なんていないのでは。
気になったらぜひ聞いてください。

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