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中園めぐみの人生遍歴 【エステ入門編】
エステサロンのファッションスタイリストとして入社した私ですが
ひょんなことからエステティシャンとしても働くようになりました。
案の定、エステティシャンをやります☆
といったところで技術もすんなりできるわけもなく。
最初は先輩には物凄く練習に付き合ってもらっていました。
営業終了後、美容師さんのような感じで
サロンに残って練習。
先輩と同じように手を動かしているつもりが
全く動かなくて。。
私は本当に不器用すぎて、先輩に
「こんなにできないのも珍しいよ笑」
と言われたこともありました。
できない悔しさでボロボロ泣きだしたことも。(子供か 笑)
私が勤めていたエステサロンは担当制ではなくて
その日によって入るエステティシャンが変わるスタイル。
やっとエステティシャンとしてデビューできたとしても
やっぱり慣れている先輩とは雲泥の差があったので
以前から通われているお客様に
「はじめまして」と私が入っても
「担当変えて欲しいです」と言われたり。
でも、安くもないお代金を払ってエステに通っているお客様の気持ちを考えれば
当たり前のことだとも感じました。
お金を払って通っているからには、それ分満足したいはず。
技術で満足度が追いつかない分は
お客様を想う気持ちで補填するしかない
と考え行動するようになりました。
すると、面白いことが起こったのです。
技術が追いついてないにも関わらず
「若狭さん(旧姓)にお願いしたい」
と仰るお客様がどんどん増えていったのです。
☆お客様のファンになる☆
お客様とのコミュニケーションを大切にすることによって
私はお客様のことがどんどん大好きになっていきました。
お客様のことを知っていくと
その方の人生のヒストリーも見えてくるんです。
生活習慣、食生活
次第にプライベートな話、悩みなど聞いていくにつれて
お客様に共感して、応援したくなっていきました。
自然と
「何とかこのお手入れをお客様にとって意味のあるものにしたい!力になりたい!」
と思うようになりました。
「寝れないんだよね」
と聞けば安眠に効くツボを探してお教えしたり
「お菓子が辞められない」
と聞けば、自分が実際にお菓子をやめてみてそのエピソードを話したり
今思うと大したことはできていないんですけど
気持ちが伝わっていたのかもしれません。
大好きなお客様にはガッカリして欲しくはなくて
その為にならどこまでも頑張れる気がしました。
(これは今でもそうです。)
私がお客様のファンになり続けていると
なんだか自然と応援してくれる方が増えていくような感覚がありました。
エステって、技術が命だけど
技術オンリーではない。
どんな気持ちで、誰にやってもらうかで
お客様の満足度が変わるものなんだと気付いた瞬間でした。
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