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エッセイ

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2021年5月の記事一覧

うすだいだいが見つからなくて

当時 mixi に書いた文章をnoteに載せてみたくなりました。 ※ユースケ8才のころのお話 =2009.08.24の日記= 「うすだいだいが見つからなくて」 ユースケの新学期準備で、クレパスの足りない色を買いにいくおつかいを頼まれました。大きな文房具屋だったら、バラ売りもしてるそうです。あお色、みず色、ちゃ色、うすだいだい色を買ってくるように頼まれました。ほいっ、お安いご用だ! ところがいざ文房具屋について探してみると うすだいだい色が見つかりません。確かにバラ売りは

ロボに乗る。

■ 2018年11月18日・群馬県高崎での非日常体験 ■ 次男シュンヤ(当時12才)ロボに乗りました! 前面のボディが開き、コックピットに搭乗します。 ロボットのアームが連動して動くんです!本格的!! 右手は物をつかむことができて、左手はドリルをグルグル回せます。 ハッチを閉めたらロボット発進! ペダル操作で前後左右思いのままに動かせます。 くぅーー!私が乗りたかった。あともう少し若ければ。 キッズウォーカー・サイクロプス(KID'S WALKER CYCLOP

右も左も分からない

初めての道を歩いているとわけもなく元気になります。散歩とは違う、知らない場所に踏み入れる感覚が好きなのです。ちょっとドキドキする。 自分の身体を使って世界の一端を知ろうとする行為というと大げさかな。 手がかりは自分の感覚のみ。見えるもの聞こえるもの、鼻を利かせたっていい。そうやって得たものを頼りに想像をめぐらすのはとても楽しい。 ◇ そんな私には気になる人がいます。 Googleマップの端っこにいる黄色のヒト。クレーンゲームのようにつまみ上げられては、ストリートビュ

絶景!四万ブルー

私が見た四万(しま)ブルーはこんな色でした。 動画も撮影しました。この青すごくないですか? 奥四万湖から流れる四万川。桃太郎の滝近くを散策すると出会えます。 * * * 2019年5月26日、家族を誘って四万(しま)温泉に遊びに出かけました。 群馬は温泉大国で、草津や伊香保など有名な温泉がありますが、四万温泉も押さえておきたいひとつです。 四万温泉の名前は『四万(よんまん)の病を癒す霊泉』であるとする伝説に由来します。-四万温泉協会HPより- 四万温泉は、保湿・

転勤初日の話(または深夜のネクタイの買い方)

ネクタイを忘れたのだ。 これがクールビズになる5月1日以降であればどんなによかったことか。 状況を説明するならば、いまは2018/4/1(日)。福岡から群馬に転勤となる辞令が出た日である。福岡から群馬にやって来た記念すべき一日目。 高崎駅に着いたのが22:20。 ぐんまちゃんとファーストコンタクトを果たした。それと高崎だるまにも。 22:40。すでに駅前は人通りがない。 会社が用意してくれた駅近くのビジネスホテルにチェックインした。 ◇ なぜこんな時間に着いたか

ワンダーランド・ワンダーランド

2018年4月から2020年2月までの2年間、群馬県高崎市に住んでました。 ◇ このnoteで群馬のこともあれこれ書きたいと思ってて、今回 初語りになるのでまず群馬を知るうえでの予備知識と個人の感想を書こうと思います。 = 地理 = 九州の海沿いで暮らしてきた私にとって、群馬という北関東の海なし県で標高100mの高崎市は、あらゆる意味でワンダーランドでした。 標高が100m高くなると、気温が0.6℃下がると言われています。標高100mは例えるなら30階建てのタワーマ

引越し直後を写真で振り返る。

引越しはそうそうするものではなく、非日常であるがゆえに面白い。 その非日常性を写真で振り返ってみたい。 * * * 2018年4月、福岡から群馬へ転勤することになった。家族は半年後にやってくることになっており、最初の半年は一人暮らしでスタートした。 半年後を見込んでマンションはファミリータイプの部屋を契約した。うん、広すぎるね。 家財道具も半年後にやってくるので、必要最小限の生活を心掛けることになる。ミニマリストの生活をすることになるとは思わなかった。どうしても必要