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引越し直後を写真で振り返る。

引越しはそうそうするものではなく、非日常であるがゆえに面白い。

その非日常性を写真で振り返ってみたい。

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2018年4月、福岡から群馬へ転勤することになった。家族は半年後にやってくることになっており、最初の半年は一人暮らしでスタートした。

半年後を見込んでマンションはファミリータイプの部屋を契約した。うん、広すぎるね。

家財道具も半年後にやってくるので、必要最小限の生活を心掛けることになる。ミニマリストの生活をすることになるとは思わなかった。どうしても必要なものはレンタルした。テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機。こんなとこだったかな。あ、あとレンタルWiFiがあったか。

必要最小限とはいえ、そこはそれ。何も買わないわけじゃない。そして完成した部屋がこちらになります。

高崎の部屋

ロングフロアクッション、スツール、ヨガマット。それとハイチェア。

ひろびろ~。いっそ清々しい。

カーペットも半年後にやってくるからヨガマットで代用した。必要ない時はくるくる巻けばさらに広々。気分に合わせてこの4点を配置換えして一人暮らしを満喫した。持たざる自由、万歳!

半年後。家族とともに家財道具がドカドカ運び込まれて、私のミニマリスト生活は終わりを告げた。

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次は家族がやってきてからのエピソード。エアコンの話。

群馬の部屋にはエアコンが一台備え付けされてて、リビングにあったそれは私の夏の暮らしを快適にしてくれた。

そして秋になり家族とともに家財道具がやってきた。

我が家もエアコンを一台所有してたので、どこに取り付けようかという話になった。リビングはもうあるから、もう一台はマンションの通路側の部屋だね、と簡単に決まった。それがこの結果。

20181025エアコン工事前(高崎)

なんかおかしいよね。はみ出してるよね?「行ってきます」って言って玄関のドアを開けるとガンってぶつかるんだ。室外機に。

平日のエアコン取付工事で立ち会えなかったのは悪かったけど、なぜ誰も疑問に思わなかったんだろう?

しばらくこのままで過ごしたけど、自分の家なのに玄関のドアをそっと開けて入るから「お邪魔します」とつぶやきたくなる。毎回なるんだ。

エアコン工事の人に電話した。

備え付けのものより、我が家のエアコンのほうが広い部屋用で室外機も大きかったのが原因なので、リビングのエアコンと廊下側のエアコンを入れ替えてもらった。これで解決。

20181025エアコン工事後(高崎)

すっきり~。これこれ、これが本来の形なのだよ。

業者さんに事情を説明してお願いしたら無料でやり直してくれた。感謝!

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最後は福岡に戻ってきたときの話。それが2020年4月。

2年ぶりに戻ってきた福岡。以前の部屋が都合よく借りられるわけもなく、部屋探しするところからスタートした。

2月に辞令が出て転勤になったので、家族より一足早く福岡に戻った。私が部屋を探して、4月に家族を迎え入れる。そんな段取りにした。

部屋は決まったものの入居できたのは3月末。家族がやって来る1週間前。

部屋に何もない生活。1週間待てば家族とともに家財道具がやってくる。布団だけ送ってもらったけど、これが予想以上にさみしい。

電気ガス水道のライフラインは使えるけど、コップがないからコンビニで紙コップを買ってきた。あとタオルと石鹸、歯磨きセット。

困ったのは照明。シーリングライトがない。夜が暗い。真っ暗な部屋で寝るのはさすがにこわい。というか暗闇の中で布団を敷く行為がこわい。

部屋で唯一あった照明が、台所に備え付けのライト。夜はここだけ明るい。

1週間、夜は台所で過ごした。

福岡の部屋

キッチン兼リビング兼ベッドルーム。究極の狭小物件!

案外これでも快適だ。

それから1週間後。冷蔵庫が運び込まれ、食器棚が置かれて、夢の狭小物件は消滅した。今はもうその面影もない。

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引越したばかりの時はいろんなことが起こりがちですね。引越し直後の写真がそれを物語ってます。

みなさんのところにも、引越しにまつわるへんてこな写真はありませんか?


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