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獲りバカ日誌 ♯1「用水路で魚獲り」

待ちわびたシーズン

いよいよ魚が釣れる時期になってきた。

今住んでいる地域では、ヤマメ、鱒、鮎なんかが釣れるそうで、そろそろ遊漁券(魚をとるためのパスポートみたいなもの)を買おうと思っているところ。

私は、幼稚園の頃から魚をとるのが大好き。

釣りをしたり、用水路で岩に手を突っ込んでとったり、素潜りでとったり、投網でとったりと、魚をとることに関してはかなりのエキスパートなんじゃないかと思っている。笑

そんな魚をとった記憶をここに書き出して、けっこう錆びついている腕を取り戻していこうかなと思って、釣りバカ日誌ならぬ「獲りバカ日誌」を書いていく。

読む人には、田舎遊びの参考にしてもらえたらと^ ^

用水路で魚獲り

魚をとるといえば、釣りが一般的だけど、私は用水路で手づかみをした回数の方が多い。

水深20cmほどで、地面は岩と砂で覆われていて、壁は石積み擁壁、いつも魚をとっていたのはそんな用水路。

川に入って、ジャブジャブと狩り場まで歩く。

狩り場に着くと、いろんな魚が泳いでいる。

ハヤ、フナ、ときにはナマズと、人間が来た気配を察知してせわしなく泳いでいる。

ここで私が魚をとる方法は二つ。

①擁壁の下にある石と石の間に潜っている魚をとる
②下にある石の隙間に潜んでいる魚をとる

まず①は、擁壁の下の部分にちょうど手が入るほどの空洞があって、そこに手を突っ込むと魚がいるから、それをつかんでとるというもの。

これは本当に、魚との格闘。笑

魚はデカイものだと30cmにもなるヤツもいるから、そいつが暴れたら一溜まりもない。

初心者は必ずそこで魚が手をすり抜けて、逃してしまう。

ここでとるためのコツは、魚が静かになるまでは決して離さず、じっとしていること。
そして、静かになったら取り出して、「獲ったどー!」と言う。(©︎濱口さん)

②の方法も、コツはだいたい同じで、下にある石だと脱出経路が何個かあるものがあるから、まずはそれを把握して、全部つぶしていくことが大事。

魚には申し訳ないけど、焦らないことが大事。

こちらも今晩のおかずがかかっているから必死なのだ。

とった魚が10匹を越えてくると、ばあちゃんが圧力鍋で炊いてくれて、甘露煮にして食べる。

小骨が多い川魚も、この方法で美味しく食べることができる。

天敵のナマズも

ある日、サッカー部の友達が絆創膏をしている手を見せてきた。

聞くと、「ナマズに噛まれた」とのこと。

「ナマズって噛むのか!」と、びっくりして、それから手を突っ込むのがおそるおそるになっていた。笑

そんなスリリングさも込みで、用水路での魚とりは楽しかった。

あるときは、網で50cmにもなる巨大ナマズをとったのはいい思い出。

思い出したらまたやりたくなってきた。

こっちでも、手づかみでとれるところを探そうかなと思っている。

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半年ぶり2回目の参加、今回のテーマは「好きなこと」。

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