見出し画像

笑って済まさない

6月某日

「嫁不幸をしていたため逃げられました。探しに行ってきます(笑)3週間お休みをいまだきます。しばらくお待ちください(笑)」という貼紙を見た。障子屋さんだか畳屋さんだかのお店のシャッター。
そういうところだぞ、と思った。私が嫁なら(笑)がついていたら嫌だ。反省していないじゃないかと思ってしまう。嫁に対する心配よりも笑い事にしてしまおうという保身が透けて見える。

どうか嫁を見つけて連れ帰ったら大切にしてあげてくださいな。
帰ってくる前に張り紙剥がしておいた方が多分いいよ。

6月某日
職場の同僚、O嬢とランチ。実は二人でランチに行くのは初めてである。というのも私の職場では完全に在宅勤務をとっている人たちが多く、たまーにし会わないという人が大半だからだ。入社してもうすぐ半年になるがO嬢と会うのもまだ3回目。お誘いいただけて嬉しい。彼女は私より2つほど若いが同世代なので仲良くなりたいと思いつつなかなか仕事上でもご一緒することがなかったので。

何かおすすめはありますか?と聞いてみたところ「たい焼き屋さんの上にあるお店が〜」と言い出したので即答で「私も行ってみたかったです!行きます!」と回答。外から中が全くわからないタイプのお店なので気になりつつ入りづらいと思っていたのだがO嬢もそうなのだという。我々二人は外にある看板の「サラダバイキング」の文字に惹かれていた。食べ放題に弱い。
店内に入ってみると夜はカジュアルなビストロでもやっていそうな雰囲気。女性が一人で入りやすいタイプの店ではないけれど美味しそうな雰囲気はある。ランチはカレーを提供しているようである。そしてサラダバイキングもついていますよといった感じ。正直、サラダバイキングは思っていたよりしょぼかった。某ファミリーレストランのサラダバーの方が断然すごい。しかしカレーがすごく良かった!ローストビーフに包み込まれたライスがカレーに浮かんでいるのである!なんとまあ美しいことでしょう!絶景かな、絶景かな!と鼻息荒めにいただきます。O嬢も肉肉しいカレーに大喜び。華奢な女の子なので全部食べれるかしらと少し心配したが杞憂に終わる。

私たちはラッコの話題で盛り上がった。なんとO嬢ラッコが幼い頃が大好きでスマホのロック画面もラッコにしているという。最高じゃないですか。私もラッコが好きだ。鳥羽水族館でラッコ水槽のライブ配信がYoutubeでされているのでそれを寝る前によく見ている。なんといつ見ても1000人前後がラッコを見ているのである。すぐにO嬢に情報共有。「同じ時間にこんなにたくさんの人がラッコ可愛いて思ってるのって素敵ですね。」とO嬢。とても心の美しい子だと思う。

6月某日
ヒゲメガネの誕生日前夜祭。ちょっとだけ晩御飯頑張っちゃおうといなり寿司を作った。甘いお揚げさんがジュワッと美味しい。
実はひな祭りの時に買った寿司太郎が余っていたので消費したかったのはここだけの話。
明日は焼肉でお祝い。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?