雪道運転で事故を起こさないために覚えておくべき3つのポイント
こんにちは。のらりです。
今年の積雪は近年でもまれにみる多さ。
今年だけで2回雪かきをしました。2回だけかと思われたかもしれませんが、まとめてやるので屋根の雪下ろしと道路の雪かきで合わせて1回に5時間はかかります。
それにしても雪が降ると、車の事故が増えますね。今年に入って、3回事故を起こした車を見ました。
降雪時にノーマルタイヤを履いたまま運転するのはとても危険です。
しかし、スタッドレスタイヤを過信してはいけない。
今回の記事は、そういった雪国の交通事情について書いてみました。
みなさんが雪道を運転する時のお役に立てば幸いです。
ノーマルタイヤの車はただの金属の箱でしかない
ノーマルタイヤで雪道を走るのは自殺行為です。
積雪でスリップするので前に進めないのは当然ですが、一番の問題は坂が登れないことです
以前に住んでいた家が20度ほどの緩やかな坂の上にありました。
天気予報を見ずに外出。帰宅時に雪が積もっていました。
他の車が通った道を使い、勢いよく坂を駆け上がっていたのですが、途中で踏み固められた雪にハマって立ち往生。
加速の勢いである程度までは登れても、一度止まってしまうとタイヤがスリップしてしまいます。
アクセルを踏んでも前に進めない。タイヤから焦げ臭いにおい。後ろからクラクション。
当時はスマホを持っていなかったものですから、連絡手段もないので、半泣きになるという有様でした。
動かなくなった車は、ただの金属の箱にすぎません。
最低限、スタッドレスタイヤを履きましょう。
スタッドレスタイヤでも普通に滑る
スタッドレスタイヤを履くことで、雪道を移動することができます。
ですが、スタッドレスタイヤを使えば、滑らないかというとそういうわけではありません。
普通に滑ります。
新品のスタッドレスタイヤはある程度乾いた地面走る、いわゆる慣らし運転をすることを推奨されています。
きちんと慣らし運転をして、万全の性能を引き出して、いざと雪道を運転しましたが、普通に滑りました。
信号前の停止線で止まったのに滑り、そのまま道路に飛び出してしまいました。
幸い車が走ってなかったので、事故は起こりませんでしたが、命の危険を感じ、トラウマになってしばらく運転を控えていました。
スタッドレスタイヤを履いていても滑る時は滑るので、過信するのはやめましょう。
雪道運転で事故を起こさないために覚えておくべき3つのコツ
ノーマルタイヤでもスタッドレスタイヤでも滑る。では、どうすれば事故を起こさずに済むのか?
運転しないことです。なるべく公共交通機関を使いましょう。
そもそも事故を起こして、命の危険や多額の出費を支払うリスクを負ってまで、自分で運転する理由はそれほど多くないと思います。よほどの緊急時でもない限り。
まずは、自分で運転する以外の方法を考えましょう。
しかし、どうしても運転しなければいけない場合もあるかもしれません。
そのときのために絶対に覚えておいてもらいたいのは、滑ることを前提に運転するということです。
それを前提とした3つのコツがあります。
1つ目は、車間距離を開ける。もし滑ったとしても、車間距離があるていどあいていれば、追突する前に止まるかもしれませんし、したとしても重大な事故は免れます。
2つ目は、車のスピードを落とす。滑る確率や勢いは、速度に比例します。速度が遅ければ、滑ってもすぐに止まりますし、勢いも小さいです。
3つ目は、停止する時は距離に余裕をもたせてゆっくり減速する。赤信号などを見た時、いつもよりも遠い距離から減速を始めましょう。滑ったとしても停止線の前で止まるくらいまで減速してください。
この3つを守るだけで、重大な事故が起こる可能性が激減します。
ちなみにこれらのコツは、運転免許を取るときに教習所の教官から教えていただきました。
豪雪地帯では最初に教わる知識です。
ぜひ覚えて、事故を起こさないように気を付けてください。
まとめ
今回の記事の内容
・ノーマルタイヤで雪道運転は自殺行為。
・スタッドレスタイヤでも滑る時は滑る。
・なるべく公共交通機関を使おう。
・雪道運転は滑ることを前提に対処しよう。
雪道運転は危険です。なるべく運転しないようにしましょう。
どうしても運転する時は、事故を起こさないように気をつけてくださいね。
それでは読んでくださって、ありがとうございました!
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