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フグタ社長業務日誌『神頼み』

このシリーズは2007年9月~2008年9月まで1年にわたる、福田康夫総理の「首相動静」を基にしたフィクション(パロディ)です。※巻4は自2008年1月1日~至1月31日。

フグタ社長業務日誌(巻4-1):1月4日(金)

 皆さん、あけましておめでとうございます。今年も私フグタをどうぞ暖かくお見守りくださいますよう、よろしくお願い申しあげます。

 さて年末は中国出張から帰り、そのまま正月休みとなった。三が日は参賀に行ったり家族で新年会をしたり、ゆっくりと過ごすことができた。これも何より私の人徳のなせる業であろう、と自画自賛する。

 本日(1/4)は仕事始めである。
 といっても明日は土曜日、本格稼動は来週から。というのはどこの会社でも同じであろう。したがって今日は午前中、新年の挨拶などを済ませ午後からは初詣に行く。行先は伊勢神宮。

 午前10時44分、JR東京駅着。同53分、「のぞみ181号」で同駅発。午後0時36分、JR名古屋駅着。近鉄の乗り場で、福笑いのような顔をしたバカバヤシさん(農水担当重役です・秘書注)たちと落ち合う。
 同50分、近鉄特急で同駅発。午後2時12分、近鉄宇治山田駅着。同18分、三重県伊勢市の伊勢神宮外宮着、参拝。さらに内宮にも参る。
 神宮司庁内でひと休み。土産物に「赤福」を買おうとしたが諸般の事情で休業中である。

 午後3時59分、伊勢神宮発。同4時15分、近鉄宇治山田駅から名古屋行き特急で、午後5時36分、近鉄名古屋駅着。JRに乗り換えて同53分、「のぞみ34号」で同駅発。午後7時10分、JR新横浜駅着。

 午後7時43分、野沢の自宅に帰る。
 女房に、「五穀豊穣、社運伸長、併せて社員の皆さんの幸せを祈ってきた」と告げる。
 「すべては神頼みということね」と一笑された。

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注:
「赤福」の休業中については下記リンクの記事(『赤い疑惑』)をご参照ください。
※『フグタ社長業務日誌:神頼み』は、ブログ『tanpopost』に2008年1月5日 付けで掲載したものです。


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