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文字起こし版【5/5 まちをつくるアパートCo-mito】Co-mitoとは「幸せな暮らしに気づいて、考えて、より良い方向に持って行く」こと

「まちをつくるアパートCo-mito」の、「こっしー」こと「おおこし・みずき」さんとのお話第二弾、5回目、最終回。最後に伺ったのは、これからの展開。大越さんと「まちをつくるアパートCo-mito」は、暮らしを通して、関わっていく人たちと一緒に、どんな場所を目指していくのでしょうか。

【ポイント】
Co-mitoは概念でもある
何かを起こすための火種になりたい
言葉だけじゃない関わりを育む

【話し手】
大越瑞生さん(まちをつくるアパートCo-mito)
佐野匠(WHITE SHIRT・たのしごとうれしごと)

【BGM演奏】
大越瑞生さん(ハンドパン)

インタビュー音声は、こちらからお聞きいただけます。

文字起こし:吉成 美里/にっこりデザインラボ Graphic Designer & Photographer

こっしーがいる場所、こっしーの想いを受け継いだ人が「Co-mito」になる

――全何編録ったのかが、もはや忘れてしまったんですけれども、最後です。

大越さん:はい。

――はい。ちょっと、おさらい的に言うと、こっしーがやろうとしている「まちをつくるアパートCo-mito」っていうところの概要から始まり、そもそものこっしーの自己紹介、概要から始まり、なんでそういう企画をやろうと思ったんだろう?っていうちょっと深いところまで伺い。

大越さん:はい。長い道のりでしたね。

――長い道のりでした。
多分、1本30分ぐらいなのが、もう何本か録ってるんですけれども、最後です。
今回が最後なんですけれども、そういって、こみとを作っていく中で、そもそもハードウェアだけでなくて、人っていうものがとっても大切なものなんだと思います。
その中で、こみとっていうものがいいなぁって思う人たちが集まって行って、その中でどういう場所になっていくんだろうなぁというところから聞いていきたいです。

大越さん:そうですね。まず、この「こみと」っていうのは、概念的な感じもあるんだなっていうのは、プロジェクトを進めていく中で、僕が気づいたことなんですけれども。
やっぱり僕が、この茨城県水戸、袴塚、茨城大学前の、おおこし化粧品店とか、母屋とか後ろのアパート、こみとって言われるエリアにいる時は、そこに人が集まるし、来てくれるんですけど、そこに僕がいない時はやっぱり人が集まらないなっていうことがあって。
僕は、他のところに行ったら、そこでその雰囲気になるなんていうのを感じてて。
なので、概念的に僕の雰囲気がこみと、だからどこに行ってもこみとは存在するし、他の人がそれを受け継いだり、ちょっとニュアンス的に似通ってたりしたら、それもなんかこみとだなぁーなんて、勝手に僕が思ってたりするんですけど。

――はいはいはい。

大越さん:にじみ出して、共感を得てくれて、その人が好きな人と、楽しいっていうか豊かな暮らしをしてくれたら「あぁ、いい感じに伝染してってるなぁ」みたいな感じで思ってたりするんですけれども。
やっぱりその物っていうか、目に見えることとしては、アパートとか、母屋とか、このお店のスペース。でまずは醸造させていきたい、そこを成長させていきたいっていうのがありまして。
そこにどういうふうになっていくのか?ってなると、アパートに今6部屋あるんですけれども、6部屋中2部屋埋まってまして、1人いけちゃんっていう作曲家の子が住んでるんですよ。

――んー!うんうん。

大越さん:もうね、本当クリエイターがね、多いですうち!

――なんか、かっこいいなぁ。作曲家っていう。

大越さん:作曲家がいる。そう。いけちゃんっていう作曲家がいてくれて。
僕がこのプロジェクトを始めてから、同級生のもりちゃんっていって、もりちゃんね、まちを作ってるんですね、仕事でまちづくりを。

――まちづくりの人。まさに。

大越さん:そう。まちづくりの仕事をしてて。本当に彼も面白い。
あとは一緒に、このプロジェクトを進めている、お母さんですね。お母さんも結構クリエイターかなぁ。
お母さんね、多分、僕を作ってるんですね(笑)。

――そうですね(笑)。

大越さん:なんかそんな気がして来た(笑)。お母さんもクリエイターですね。

――普段、こっしーの生みの親っていうのもあるんだけど、やっぱりお母さんからの影響も大きく受けてるってことなんですか?

大越さん:……そうだと思います、ものすごくそう思います。
ここに人を、来てもらって、おもてなしするっていうのも、結構僕がちっちゃい頃に母がやってたことなんですね。

――あっ、そっか。

大越さん:ご近所の人とか、お客さんとかもそうだし、僕の友達とかも、本当に「大越ー!」つって自転車で爆走しながらチャリンチャリン!って鳴らして通るんですけど(笑)。

――(笑)。

大越さん:子どもが集まりすぎちゃって。そんな僕の友達を迎え入れて、でここに、この本当にこの部屋ですね、この部屋に通して、うちのお母さんがおやつ、たこ焼き焼いてくれたり、おにぎり作ってくれたりして、みんなにこう「みんなで食べて〜」みたいなことをしてた子供時代があって。
そうですよね。飯作るから、やっぱりみんな来るんすよ(笑)。

――うん。ねぇ。

大越さん:それを、今思うと引き継いでるし、それを続けていく延長戦にあるのが、こみとなのかな。

――そっかぁ。子どもの頃からそういう、ご飯があって、人が集まって、なんか楽しそうにしてて、幸せそうな雰囲気、それをもう見てたってことですもんね。

大越さん:そう、ですね。なんかそうですね。親の背中。

――背中を見て。

大越さん:なんか必然的にかどうかはわかんないけど、自分もそういうのが好きで、それをしてるんだろうなーっていうのは、今、ふと思った。

――今日、収録に来たタイミングで、ちらっとだけですけど、こっしーのお母さんに会って挨拶して。
なんかそれだけで、こっしー的な雰囲気、このウェルカムな雰囲気がにじみ出している雰囲気をね、感じてしまいました。
「お邪魔しまーす!」っていう、挨拶ちょっと交わしただけで。

大越さん:なんかこう、子どもに戻ったような(笑)。

――そうそうそう(笑)。

大越さん:遊びに来た(笑)。

――そうそうそう、「こっしー来たよー!!」みたいな感じ(笑)。

大越さん:あるよね、きっとね。

――うんうん。

大越さん:そんな感じで、僕が子どもの頃からあったようなここの雰囲気ですね、人に遊びに来てもらうような感じで、クリエイターがいてみたいな。

――はいはいはい。

大越さん:で、みんなの特徴というかスキルを活かしながら、それぞれの暮らし、みんながそれぞれ自分の暮らしにこだわりつつ、ほどよく関わって。で、調和を取れた上で、みんなでいい感じになっていけたらなぁなんて、思ったりしてますね。

――その暮らしにこだわるっていうのは、別に、なんかちょっと変な例ですけど、ライフスタイル誌とかに出てくるような、ものすごいこだわりとかじゃなくていいっていうことですよね。

大越さん:そうですね。本当にいいと思います。

この場所を、もっといろいろな人に使ってもらいたい

――なんですかね。そういう、あえてこだわるみたいな言葉を使うのであれば、それこそなんだろうな、ちょっと単純な言葉でごめんなさい。
豊かとか、幸せとか、そういうことですかね?そういうこと意識できるかどうかみたいな。

大越さん:そうですそうです。すごく僕も、豊かという字、最近考えたり書いてるんですけど。「幸せ」「豊か」「ハッピー」とかっていう感覚かなぁと思います。

――それって何か、こういうのが豊かだ!みたいな、こっちから押し付けるもんじゃなくて、一緒に過ごしながらふと感じていくものっていうふうなことなんだろうなって思ったんですよ。これまでのこっしーとの話をしながらも。

大越さん:それぞれ多分、ニュアンスとか、ことで言うと、変わってくるような気はして、でも相互作用はするような気はしてて。

――確かに。

大越さん:それが、示すっていうよりかはそれぞれが醸造していく、それが醸造できる場所。気づける場所とか、叶えられる場所とか、シェアできる場所にこみとをしていきたくて。

そういった意味で僕はなにができるのかな、今までは僕ひとりでやらなきゃいけないっていうふうに思ってた節があるんですけれども、全然そんなことなくて、最近は本当に手放す方向に、とか、誰かに任せる方向にシフトしてたりする自分がいて。

もう、ここの管理とか運営とか仕組みづくりにおいても、これから僕の友達とか、近くでシェアハウスやってる「はちとご」のはやぶさっていう、めちゃくちゃイケてる、頭が賢い。

――元気いっぱいで。

大越さん:仲間がいるんですけど、はやぶさと一緒に協力して、ここにシェアハウスの機能を入れてみようかなーとか。そうするとアパートももっともっと楽しくなるだろうし、ここでイベントをする大学生とかが増えてくる可能性もありますし。

っていう形で、自分はここを手放して、いろんな人にもっと使ってもらって。

で、僕のここでの役割としては、オーナーであり、そこで活躍する人、なにかやりたい人を応援するというかサポートする、支援する、話を聞くとか、ご飯を食べるとか、一緒にこう遊ぶとか、休むーとか、っていう形で、支援ができるっていうような関わり方が結構僕に合っているのかなぁ。

――それこそ、オーナーとしての負わなくちゃいけない責任ってもちろんあると思いますし、あとやっぱり、さっき言ってた、楽しくて幸せで豊かになれるような状態、こみとって概念みたいなものですって言ってたじゃないですか。

大越さん:はい。

――それイコール、今のところこっしーみたいな。なってるから、そういう概念を、こみととしての概念を、この場に宿し続けるみたいな役割なんですかね。

大越さん:そうですね。でも、灯し続けるのもなかなかこう、難しいというか、根気のいる作業だなっていうのはいろいろ、他の地域の活動とかを見てると思ってて。

僕は、最初の火種のイメージで、そこに火が宿ってるから、いろんな火が集まって、いろんな光が集まってくる。

たまに僕がいなくても、ある程度火が燃えてくればいいような気がして。

――そっか。うんうん。

大越さん:そこでまた、僕が来て火もっと上がってもいいし、っていうような、印象っていうかイメージ。

――さっきの、手放すっていうのも、こみとの管理運営みたいな部分を、誰でも任せられるわけじゃなくて、こっしーがバッてつけた火を、一緒にこう灯し合えるような人たち。

大越さん:うん!そうですそうです。本当にそうなんですよね。誰でもいいわけじゃ全くなくて。

――ね。うん。

大越さん:信用、信頼ができる人で、好きな人だなぁとは思いますね。
結構僕、嫌いな人とかはいないんですけれども、結構こだわりは強くて(笑)。

――うんうんうん(笑)。

大越さん:一緒にやるってなると、結構ハードルが高いんだろうなぁなんて、僕自分で思ってたりするんですけど。

――なんかそういう、こだわりの部分って、言語化はできるんですか?こっしーなりには。

大越さん:今まで使ってた言葉が、それが「いい感じに」っていうのを使ったんですよね。

――うんうんうんうん。

言葉だけではない、様々なコミュニケーションで関りを持てたら

大越さん:そのこだわりを、うまく言語化するっていうのも課題だったりするんですけど。

でも、最近すごく思うのが、ここにある「私とは何か」っていう本を今読んでるんですけど。

――うんうんうん。ちょっとね、タイトルからしてちょっと興味あります。

大越さん:多分、僕の中には、いろんな自分がいて、いろんなものにこだわってて。っていうのが、僕の特徴かなと思ってて。

なので、対面する人、例えば今回は佐野さんとのお話なので、この話になってるんですけど、人が変われば、対面する人が変わればとか、対面する場所が変われば、僕のこだわりというか、伝え方とかも10人いれば10人分あるし、変わっていくような気がしています。

――うんー。うんうん。

大越さん:なので、本当に僕はひとりだけれども、ひとりじゃないみたいな。

で、いろんな人に合わせられる、八方美人みたいな感じなんですけれども。それが最初は嫌だったけれども、それをもっと生かしていこうと思ってて。

だから誰が来ても多分対応できるよ〜みたいな。誰が来てもなんか仲良くなるよ〜みたいな。っていう感じが多分僕の役割なんだろうなと思って。

――そもそも、明確に、ここに来たらこれがルールです、みたいなそういうのを設けてるわけじゃないじゃないですか。

大越さん:そうですね。

――で、かつ、こっしーって、八方美人という言い方はしてるけど、いろんな方に向き合えるっていう。

大越さん:あっ、良い言い方(笑)。そう言えば良いんですね!

――綺麗なまとめ方(笑)。

大越さん:もう、言葉を使いたい、いろんな言葉知りたいですね。

――でも、そういう心構えがこっしーあるからこそ、例えばご飯に誘うっていうのがあって、その中でみんなと一緒にご飯食べてみて、その中で「いい感じ」っていう説明できない感覚を、共感しあえるかどうかっていうのって、もしかしたらこだわりの部分、こだわりの部分に合うかどうかみたいな、判断基準って言っていいのかな、わかんないけど、に近しいものになるのかなっていう印象を受けました。

大越さん:本当に、言葉だけじゃなくて、いろんな関わりを通して、自分のこだわりを、こだわりというか人生というか生き方を伝えたいし、相手の人生とか生き方を知りたいし。っていうのがコミュニケーションですよね。

ただそれがご飯なのかもしれないし、こうやって対話、話なのかもしれないし、メールとかLINEのやり取りなのかもしれないし、一緒になにかイベントやるっていうことかもしれないし。

なので、言語だけではなくて非言語的なところでも、いろんなコミュニケーションを通して関わりができたらなぁっていうふうには思っています。

なのですごく時間はかかるし、確率的にこれだっていうのは今も打ち出せずにはいるんですけれども、それがやっぱり、それでもいいのかなぁっていうのは。

――うん。自分はそう思ってます。

大越さん:うん。

――そうなんだよなぁ。数値とか明文化された分かりやすい規則とかルールっていうのはわかりやすいんだけど、こみとみたいに、人っていうものが結構前に出ているものって、人である以上、そう簡単に理解できるもんじゃないと思うんですよ。

大越さん:うん。理解したとしても、どんどん変わってくじゃないですか。

――そうなんですよー。そう。本当に。

大越さん:自分の気持ちとか思いに関しても、朝思ってたのと夜思ってたの違うことって結構多いんですよ、僕。

――うんうんうん。

大越さん:それを考えると、人が介在する以上、確定はできないなって。

――そうですよね。確かに。

大越さん:確定できたとしても、それはその日、その時、そのタイミングで、誰と一緒にいたからそう思ってて、そういうふうに言ってたっていうことは言えるんですよ(笑)。

でも、それ以外のことを言えなくて。

――うんうんうんうん。

大越さん:っていうのが、本当に正しくっていうか、詳細に伝えるとそういう感じになっちゃいますね。

――うん。でもわかりますそれは。
ある方に取材したときに、取材した相手の方が言ってて印象的だったのが「多分私はいろんな人に私のいろんな面を見せると思います。でもその見せる面それぞれに嘘がなければいいと思ってます。」っていうふうに言ってて、すごい素敵だと思ったし、自分もそれすごく納得したんですよ。

大越さん:うんうん。

――さっきの八方美人の話でいうと、自分もちょっとそのタイプなんです。で、八方美人と言われたこともあるんですけど、別に見せてる面、全然無理なかったんですよ。こっしーに見せる面もあれば、他のところで誰かに見せる面もあるし。

大越さん:うん。

――そもそもですけど、お客さんに見せる顔と、弟に見せる顔が同じはずないだろうみたいな(笑)。

大越さん:ふふふふ(笑)。それはそれで怖いですよ!

――怖いっすよね!?

大越さん:おかしい、おかしい(笑)。

――ね。おかしい。

大越さん:確かに。そうですよね。

――考えると、見せる面は変わって良いと思ってます。
でもなんか、モヤモヤなく。

大越さん:そうですね。そこに違和感とかモヤモヤがなければ、どれも多分、モヤモヤ抱えてたってその人だし。

――そうですよね。そう。だと思うんですよね。
ちなみに、本当「たのしごとうれしごと」を音声にしたっていうののひとつに、人柄伝えたいっていうのももちろんあるんですけど、人間、相手のことそんなに簡単にわかるはずないだろうっていうのがあるんですよ。なぜか自分の中に。

大越さん:おぉっ!(笑)自分でやってて、それ自分で言いますか?

――言います!言います。
でも、ほら、なくないっすか。勝手に「君ってこういう人だからね」とかって言われるの嫌じゃないですか、やっぱり。

大越さん:あぁ、はい。うん。

――それ自分も言われるの嫌だし、言ってしまうのも嫌だし。だからといって、わかり合えないんだーって言って諦めちゃうのもちょっと違うかなぁって思ってるんです。

大越さん:そうですねぇ。はい。

――で、ある方が言っていたのが「ある対象に対して決めつけてしまうことって、それは差別を生んでしまう、わかった気になってしまうことが差別を生んでしまうし、理解を諦めようとしてしまうと、諦めてしまうと分断になってしまう、だからこそ、もう問い続けるしかないんだ」みたいなことをおっしゃってて、それ、すごくいいな、わかるなって思ったんですよ。
音声って、文章と違ってすごい論理的に、めっちゃ論理的に語られるわけじゃないじゃないですか。

大越さん:うん。

――話していて。意外と理屈で話しているようで、あんまり、あれ?論理性固まってないなとかって思うこともあるし。

大越さん:そうですよね。テキストで文字で書くとか入力するっていうのと、こうやってすぐしゃべるコミュニケーションの中で、流れの中で喋るっていうのは、やっぱり同じようなことを伝えているけれども、全然多分伝え方が違いますよね、きっとね。

――うん、うん。そうそうそう。
そもそも文字書くときって、頭の中でこう、こねくり回しながら整理して書けますからね。

大越さん:うん。その時間もすごい好きなんですよね(笑)。

――ね、良い時間ですよね。それもね。

大越さん:良い。

――どうしたら伝わるかなぁ?って。

大越さん:うんうんうん。

――この、音声っていう、簡単には理解できないものと、言い淀みとか言葉の勢いとか含めた「この人ってこう言ってるけど、その気持ちの裏って何があるんだろう?」とか、ちょっとなんか想像の余地のあるというかね。

大越さん:確かにねぇ、文字1つで変えちゃうと同じ文字だけれども、言い方とかテンションとかによって、全然違いますもんね、結構ね。

――そうなんですよ。多分、今回結構出て来た「幸せ」っていう言葉も、自分が言うのとこっしーが言うのとで、多分受け取り手って印象違うと思うんですよ。
でも、文字で書いたら、印象多分似通ってくるんじゃないかなと思うんです。
むしろ、文字に起こして、文章の中で書いたら、かつそれを、地の文、かぎかっこがついた発話じゃなくて地の文として書いてしまったら、この「幸せ」って、自分が言い出したことなのか、こっしーが言い出したことなのか、読み手って多分わからないと思うんです。

大越さん:……そうですね。はいはいはいはいはいはい。

――ま、わかるようには書くんですよ。ライター的には。

大越さん:うんうんうんうん。
そっか、この「幸せ」は、どっちが使ってる「幸せ」だ?っていう。

――そうそうそうそうそう。

大越さん:うわー!おもろい!

――一応、わかるようには書きますよ!?
「大越さんはそれを幸せだと語る」みたいなの書きますけど、言ってなくても書けちゃうし。

大越さん:そうですね。一般的な「幸せ」なのか、俺が本当に発言した「幸せ」なのか。

――そうそうそうそう。とか、そもそもね、このこっしーの話す雰囲気とか、自分の言い淀む感じとか……いやそれが情報としてもしかしたら余計なものかもしれないんですけど、でも人の理解しづらさがある以上、そう簡単に文章にまとめました、わかるでしょー以上に、もっとこの、わかりづらさ含めて、あぁもうよくわかんなくなってきた。

大越さん:はははは(笑)。
自分のことを知ってもらいたいし、いろんな人のことを知りたい

――でも、そういうところ含めて、聞いてもらいたいなっていうのはね、あって、すごい長々とお話に付き合ってもらっています。

大越さん:うんうんうん。わかるね〜。いえいえ、ありがとうございます!(笑)

そうですよね。すごく、今日お話しできたのは貴重で、佐野さんはこのインタビューの前にアンケートをね、用意してくれて、最初にメッセンジャーで「こういう内容を聞こうと思ってます」っていうふうに言ってくれたじゃないですか。

――うんうんうん。

大越さん:それがすごく僕にとっては、内省というか振り返りとか、これからを考えるというのにものすごくいいきっかけになったんですね。

それがあるのとないのとでは、格段に違うなと思ってて。ないでその場のノリとタイミングとか勢いで話すのもちろん面白いと思うんですけど、それがあったことで結構深まって、かつこの自分の今の感情とか、勢いも声になって出ているなっていう感覚はもうこの中ではあって。

――あぁー、良かった。

大越さん:ふふふ(笑)。

――しかも、この収録の前も、ちょっとすり合わせでいろいろ喋ってますもんね。

大越さん:うんー、そうですねぇ。雑談の方が多いですよ今日(笑)。

――(笑)。気をつけないと雑談始まっちゃうっていう。

大越さん:はぁい。

――すごい多分ね、これも大きな脱線なんですけれども、よくよく考えると。
でも、そういう、こみととしても、そもそも概念として捉えているし、かつ、いい感じっていう感覚、それも、いい感じの定義とはこれだ!みたいなものが作れるわけではなく。

大越さん:うん。

――でもやっぱり、来てくれた人との、なにか分かち合いたい気持ちはあるんだろうな、っていうことだと思うんですよ、自分の中で思ったのは。

大越さん:そうですね。
それを、やっぱり、的確にに伝えていくっていうのは、していきたいなっていうふうに思います。

やっぱり、自分自身で考えた時もそうですし、こみとっていうエリアで考えた時もそうなんですけれども、それでいいなって思っちゃったらもうこれでこのままなんですよね。僕の暮らしも、多分こみとに関わる人も。

でも僕は、もっともっといろんな人に関わりたいし、いろんな世界を知りたいなって思ってる自分がここにいるので、だとするんだったら、もっと自分を知ってもらわなきゃいけないし、いろんな人を知らなきゃいけないので、うまく伝えられるように、伝え方もいろんな伝え方で伝えられるように。

――うんうんうん。

大越さん:で、言葉に関しても、まだまだだなぁってすごく思うんですけど、自分の中で、言葉の解釈というか定義だったり、重みっていうものを、ちゃんと、しっかり向き合って考えるようにして。

そうすることで、同じ「幸せ」っていう言葉を使っても、全然違う意味というか、深みというか、伝えられるものが出てくるなぁというふうに思って。
前、本当に1年2年ぐらい前は、「ハッピー」とか「幸せ」とか「いい感じ」とかっていうのを乱発してた時も(笑)。

――(笑)。

大越さん:なんか、その時に、言葉が軽いっていうか、伝わんないよねーみたいなのを思ったことがあって。

――ちょっと、記号的な感じはありますよね。

大越さん:そう。なのでそこを伝えるっていうことに対する努力ですね。あと相手を知るとかいろんなものを知るっていう努力は続けていきたいなぁと思います。

Co-mitoの想いをキャッチコピーのように伝えるのは難しい

――まだ、こみとっていうものは、始まったばかりというか、スタートして間もないものだと思うんです。

大越さん:はい。

――で、これからじゃあどうやっていくか?っていうことがあると思うんですけど、その中のひとつとして、言語化できたらいいな、言葉にするならこれだろうな、っていうのが、いろんなこの人との出会いとか、活動の中で、こっしーなりに見つかっていくのかな、見つかっていったらいいなっていう、そういう感覚もやっぱり今あるんですか?

大越さん:……ごめんなさい、どういうことですか。

――あ、ごめん。要するに、さっき伝えられるようにならなきゃいけないってこと、言ってたじゃないですか。
そうなった時に、ただまだ伝え方として、特に言葉ではまだ伝えられていないんだろうなって思うんです。でもそれが例えば、これから活動を続けたり、あといろんな人に会ったりする中で、こみとってこういうことなんだろうな、っていうのを明確に伝えられるようになっていくのかなぁみたいな、そういうことも目指しているのかなぁっていう。

大越さん:そうですね。やっぱり、地域で活動してたらいろいろなマーケティングとか見てたりすると、キャッチコピーって大事だなぁとは思うんですよ。

――あぁ、わかります。

大越さん:かっこよくとか、わかりやすくとか、キャッチーな言葉でっていうのは大事だし、それに憧れている自分もいるんですけど、僕のこみととか、僕のその思いとかを言葉にすると、なかなかかっこいい言葉とかキャッチーな言葉にまとめるのがすごく難しくて。でも、それをしようと思ってて。

で、それも多分変わっていく。今はこう言うけれども、1週間後とか1ヶ月2ヶ月3ヶ月、5年とか10年のスパンで、どんどん成長させていくだろうし、そうするとまた変わっていくなっていうのはある。

それが前提で、今思うのが、本当に自分の、僕自身ですね。「こみとってなんなの?」って言われた時に、場所としてはアパート、母屋、化粧品があるお店スペースが場所です。で、そこでどういう人がいるのかっていうと、いろんな人がいて、僕がそこにいるから、僕の好きな人が集まっている。

そこにいる人たちはなにをやってるのか?っていうと、自分の幸せってなんだろう?とか、どんな暮らしがしたいんだろうっていうことを、気づいて、考えて、実際に取り組んで、よりよい状態にしていく。

それが、それぞれがやっているし、それぞれがやってた上で、シェアして、共有して、交わっていく。調和が取れた状態にしていく、っていうのが、こみとなんだろうなぁって。

だから、その中のひとりだから、僕はそれを、実践しているし、アパートに住んでいるいけちゃんも、もりちゃんも、関わってくれている、うちの一緒にやってくれているお母さんも、本当にそれをやっているなっていう実感が僕の中ではあって。話がすごく合うんですよ、だから。

――うんうんうんうん。

大越さん:こんなことを真面目に考えて話してるって、側から見たら気持ち悪いみたいな感じで思われるかもしれないけど。

――いや、そんなことはない。うん。

大越さん:でも、すごくそれが、しっくりくる言葉だろうな。自分の幸せに気づき、自分の幸せに付き合ってもらうし、相手の幸せに寄り添うっていうのが、今のこみとのあり方っていうか、表す言葉かなと思う。

見た人それぞれの目を通した「Co-mito」があっていい

――なんか、わかるっていうのと、いろんな人の意思が介在しているから、もちろん今こっしーが言ったみたいな方向性っていうのはもちろんあるんだけど、でもそこで起こっている出来事って、例えば6人住んでたら6人の意思が介在して動き回るわけじゃないですか。だから、こんな場所ですって言いづらい。

大越さん:そうなんです。

――のはすごくよくわかるし、あっ「まち」なんだっていうのが、なんか改めて、ちょっと今わかってきました。

大越さん:でも、本当にそれぞれの主観で見たものがこみとでいいと思ってて。僕は僕の主観でしかこみと見ることができないんですね。今いるところしか見ることができない。

佐野さんもそうだと思うんです。今日来てるから今日いるところしか見ること感じることができない。でも、SNSを通せば、僕の視点とかは写真で見ることができたり、あとはラジオをやってたりするので音声で知ることができたりする。

それで作られていくのが「こみと」なので、それぞれの中にあると思うんですよ。このおおこし化粧品店とか、アパートとか、母屋での認識したものがあって、その思い出というか記憶があってっていうのがあると思うので。

それを、発信。何してもらいたい?伝えるっていうのをしてもらいたい、って言ったと思うんですけど、それを伝えてもらいたくて。

――そっか。もうそれこそ、「あなたが思うこみとってどんなところ?」っていうのが、いっぱいいっぱい集まっていく感じなんですね。

大越さん:そう!あるはずなんです。

――そっか。

大越さん:それは確率的なものではなくて、それぞれの頭の中にあるものだと思うんですよね。

――うんうんうん。

大越さん:それを伝えて、他の人に「あ、なんだか面白そうだな」で来てもらって、その人の中にね、またこみとが作られるはずなんですよ。

認識するいろんなものを見て、体験して、考えて、妄想して、やってみて。それがすごく、なんか面白いんじゃないかなって。

――……すっごい。全然自分と違う関わり方をしている人の、こみとっていうのを聞いてみたいですね。

大越さん:そう。でそれがシェアできるんですよ。ここで飯食うと、どう見てんの?って言ったら答えてくれるんですよ。

――あっ、そうか!

大越さん:そういうのが好きな人ばっかり集まってっから(笑)。

――「君のこみとはそれか!」みたいな感じなんだね。

大越さん:そうそうそう!その飲み会めっちゃおもろいですよ。

――面白いなぁー!なるほど!
そっか。それを聞くと本当に、なぜこみととはを言えないか?っていうのがすごくわかる気がしてくる。
でもきっとなんかね、プレゼン的にはなんかしら伝えなきゃいけないっていうのはね、あるんでしょうけど。

大越さん:そうそうそうそう。めちゃくちゃ大変よ、だから(笑)。

――んんんー。
僕の思うこみとはこれです、でも他の人はこんなふうに思ってます、っていう、きっとそういう伝え方なのかもしれないんですけど。
でも、すごく納得しました。今、話を聞いてそういうことかっていうのは。

大越さん:そういうものに「こみと」っていう名前を名付けてはいますけど、人にとってはそれが「思い出」っていうことだったり「幸せ」っていうものだったりすると思うので、なんか全然、こみとにこだわる必要性すらないような気はしてるんですけど、一応その認識するためにとか、意識付けするためにっていうので「こみと」っていう言葉を使って、で場所がやっぱりあった方がエネルギーが宿りやすいし、集合しやすいので、そういった意味でアパートとか、この場所っていう印象で捉えてもらえると、多分しっくりくるのかなぁと。

――あの、話聞いてて、すごいしっくり来ました、今。

この場所で、それぞれの幸せをクリエイトしてほしい

大越さん:伝わった?……伝われ、この思い、伝われ!!って思う(笑)。そうなんですよ。

なかなかだから、直感的にこうだよねっていうのが、瞬時に伝えられないっていうのが、すごいデメリットとか弱みかもしれないんですけど、それが伝わった時の、すごさっていうのがあるような気がしてて。

――そうですね。うんうんうん。

大越さん:うん。そういうだから、深みのあるというか、こだわれる場所にしていきたいなっていうのは思ってます。

――これはちょっと自分の予想みたいな、はたと思っただけなんで、違うだったら違うよでいいんですけど。
こういう場所です、みたいな言い方はできなくても、みんながこういうあり方になれたらいいなって思う場所、っていうのはあるのかな?っていうのは思ったんですよ。

大越さん:難しい、みんながこうありたいなと思える?

――みんなが、こうあれたらいいなっていう場所、っていうのかな。
多分、それで言うと、予想として思ったののひとつが、こっしーの幸せに付き合ってくれる、みんなが付き合ってくれるっていうのがまずひとつあるのと、それぞれがそれぞれの幸せとか豊かっていうのを感じ続けていられるような場所。
で、多分、それがなんとなーく、共通というか、場所の定義じゃなくても、そんな感じてくれたらいいなって、こっしーの思いとしてはあるのかな、って。

大越さん:そうですね。それはすごく、しっくりくるかもしれない。

――その上で、だからといって、こみとってこういう場所、っていうのって、きっと楽しく過ごしているその人その人が、みんな持っているんだろうなっていう。
だって自分からしたら、こっしーが美味しいご飯作ってくれる場所みたいなね。

大越さん:そうそうそう。僕は最初の火種で、きっかけでいいなぁと思ってて。
「僕の幸せに付き合ってください」っていうのも、それをきっかけに来てくれて、でここで自分の幸せを見つけとか、気づいてとか、作り上げてクリエイトしてくれるというのが、すごく理想だなと思ってて。

――うんうん。

大越さん:そうするとここは、なんかユートピアみたいな。
みんなが自分でありたい自分になれる場所。それを叶えられる、作れる場所みたいな。

で、多様性が今すごく認められつつあるので、いろんな幸せあってものすごくいいんですけど、やっぱり相反する幸せとか、心地よさっていうのもあると思うんですね。AとBはやっぱり、どっちもが同じ空間でAもBも成立するの難しいっていうのもあるなぁというふうに思うこともあって。

なので、なんとなくここにいる人たちのありたい姿は、相互作用があって、調和が取れるものっていう形にはしていきたい。そのデザインっていうか、それはしていきますけれども、したいなっていうのがあります。

――へぇ〜。じゃあ、本当に、多分これ最後の最後かなって思うんですけど。
これから、直近でこっしーはどんなアクションを起こしていくのかなーっていうことを、シンプルに伺いたいです。

大越さん:そうですねぇ〜。どうしよう?(笑)

――(笑)。

大越さん:なーんて、思いますけれども、時系列的には2月の半ばに、STAND IBARAKIでの最終プレゼンピッチが。

――そうですね。

大越さん:うん。ありますよね。

――自分も、頑張りまーす。

大越さん:この「まちをつくるアパートCo-mito」っていうのもプロジェクトのひとつとして、応援というか、関わらせていただいているんですけれども。

そのSTAND IBARAKiで、いろんな方が茨城で挑戦をしているので、どんな取り組みをしてきたのかっていうのがね、2月の半ばに報告する機会がありますので、そこでしっかり、自分がやってきたことを報告書で伝えるっていうことと、プレゼン資料で3分間のプレゼンで伝えるっていうのが、まずひとつのステップだなぁと思っています。

あとは、この場所を実際に具体的にどういうふうにステップアップしていくのか。まぁこの段階で僕はもういい感じになっちゃってるので、いいような気もしているんですけど、いくつかこうなった時にはこうするっていうような、方向性をいくつか作っておいて、で自分がやりたいのはこうだからこうする、っていうふうな形がいいのかなぁと思って。

そのひとつの中には、母屋はシェアハウスに移行できたらいいなぁ、でアパートは6部屋ありますけど、その6部屋も1人1部屋住んでて、そこには仕事をしながら自分の活動をしながら、このまちを一緒に作ってくれるような方が、仲間で友達で住んでて。

で、一緒になって、ここで豊かな暮らしを送っていく。その中で僕はどう関わるのかっていうと、主体的に仕組みを作ったり、運営をしたりするっていうよりかは、もうオーナーとしてここにいるし、そこにいる人たちをサポートするし。

東京に行って、他のいろいろな人とか、価値観とか、世界を見て、でこっちに連れてきたりハブになったり、というのも考えてはいますね。
そうなると、いいなぁって思う方は、応援してください。

――応援してます!
なんかね、名前だけは聞いてたけど、でもまだちょっと行きづらかったんだよな、っていう方も、例えばハードルちょっと下げるきっかけでこのインタビューを聞いてもらって、会いに来て欲しいなっていう。
会いに行って欲しいなっていう気持ちも、自分もインタビューする側としてありますし、なんなら自分の知り合いとかだったら、「じゃあこっしーのとこ行こうぜ!」みたいな。

大越さん:そうですね〜!

――連れていけますし。うん。
やー、ちょっと、感想っぽいあれですけど。

これまで、これから、この場所に関わっている人たちの想いは一言では語れない

大越さん:どうでした?壮大な、この、こみとのインタビューを終えてみて(笑)。どう思いますか?っていう、逆質問みたいな(笑)。

――まず、結構、自分の癖というかなんというか、考えてることとか思いみたいなのって、もうとにかく言語化せねば、みたいな感じの考え方になってしまうんです。
それはそれでいいとは思うんですけど、でもやっぱりお話聞きながら、言語化しなきゃいけないシーンはあるでしょうけど、でもなんかやっぱり、それぞれの体験、それぞれの思い、そういうものが集まってひとつの「こみと」っていうものを表しているとか、なんかそういうものでも全然ありだし、楽しいなっていうふうに思ったんですよね。
それが、多分いっぱい集まったら、もしかしたらなんとなーく、みんなの共通認識のこみと観が出てくるのかもしれないし。

大越さん:うんうん。

――そういうのが、いいなぁ。自分なんかは本当にインタビューっていう、本当に1対1のすごいちっちゃい積み重ねみたいなのをやっていくので、全然まだまだなんですけど。
なんかそういうふうに「たのしごとうれしごと」ってこういうのだよねっていうふうな、言ってもらえるようになったらいいなっていうのも、ちょっと実は、思いました。

大越さん:あぁ〜。最高ですね。
確かに、これ仕事なんですもんね(笑)。

――実はそうなんです!(笑)

大越さん:いいですよねぇ。

――あとはやっぱり、インタビューはあちこちやってきましたけど、それなりに仕事とか活動への思いがある人だからこそ、こうやってたくさん話してくれるんだなぁっていうのは改めて思いました。

大越さん:やぁー、そういうふうに言ってくれるのはすごい嬉しい(笑)。

――多分アパートも、普通のアパート経営をする場合もあって、それはそれで大切だし大変だと思うんですよ。
ただその、ただ経営するだけじゃなくて、それだけでも大変だと思うけど、そっからさらに、自分はこうありたいとか、こうなったら素敵、っていうのを重ねた上でやってる人って、やっぱりまた話せる話題の幅とか深さが変わってくるのかなぁと思っていて。

大越さん:そうですねぇ。

――やっぱり、多分、単純なアパート経営だったら、いろんなところにはあるけど、じゃあその中でちょっと独自なものとか面白いものとかってなった時にやっぱり、思いとか、人となりとかが、結構キーになってくるのかなぁって思ってて。
やっぱり、たのしごとうれしごととしても、そういう、その人だからこそっていうか、すごく属人的で、その人がやってるからいいんじゃんみたいな、その人が熱いからいいんじゃん!みたいなことをいっぱい聞きたいなって思っていたので、ちょっとトライアルに付き合ってもらいながらっていうのもありつつもでしたけど、すごく楽しかったし、今後につなげられて嬉しいなっていう気持ちで、いっぱいです。

大越さん:そうですね。へへへ(笑)。ありがとうございます。
話しててすごいやっぱり、自分ってこんなに、思ってるんだな、っていうのに気づけたのが、今日ものすごく僕にとっては価値で。

――あぁ、良かった。良かった!

大越さん:ふふふふふ(笑)。
アパートに関しても、僕の人生とか僕の思いもあれば、ここの場所ですね、おばあちゃんがいて、お父さんがいて、お母さんがいて、弟がいて、周りのご近所さんがいて。お母さんがどういうふうに周りの人と付き合ってきたか?とかっていうのも振り返ったりして、やっぱりアパートとかこのエリアに住んでた、関わってたいろんな人の意識とか思いとかっていうものもあるし、これから関わっていく人の意識、思いとかっていうところを考えると、本当にもう、なんだろう、一言では表せない。

っていうのがすごくあるので、そこにちゃんとフォーカスできる機会を与えてくれた。そして発信する、うまく引き出してくれた。

――ありがとうございます。

大越さん:ものすごくね、嬉しいです。ありがとうございます。

――いえいえ。

大越さん:なんかね、すごい、幸せですねぇ(笑)。

――あぁ、良かった!これもう早くみんなに聞いてもらいたいです。

大越さん:……お腹空きましたね。

――お腹空きました!
ということで、何気にこの後は、時間的にお昼じゃないんですけれども、こっしーのご飯を食べて、幸せになろうと思います。

大越さん:朝から収録を始めて。

――ね。

大越さん:もう、お昼過ぎ(笑)。

――(笑)。
はい。じゃあ、収録はとりあえずここまでという感じです。

大越さん:はい。本当にありがとう。
お付き合いいただいたみなさん、最後まで聞いてくれてありがとうございます!

――ありがとうございましたー。ありがとうございます。

大越さん:すごいですよね、これ最後まで聞いてくれるって、結構すごいと思う。

――ね!
そういう、聞く側、受け取る側の熱量も、すごく嬉しいです。

大越さん:そうですね〜。ぜひ「こみと」に遊びに来てください!

――ぜひ、ご飯食べに来て。

大越さん:はい!

――ということで、ありがとうございました。

大越さん:ありがとうございました!

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