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自分をもっていかれる前に

自立と等価交換

当たり前だけど、人間はたった一人で生きることができない。

必ず誰かが誰かの世話になっているし、世話もしている。

持ちつ持たれつ・・・。

生きてるだけで誰かの役に立っているし

同時に気づかない間に迷惑かけてることもある。

その辺、”お互い様、おかげさま”

自分でできる範囲の事と、できない事

はっきり区別して。

できない部分については他者と交換して手に入れる

物々交換から貨幣経済へ規模拡大

「労働力」と「給与」の交換関係が会社と社員の間に成り立ち

「給与」と「家事」の交換関係が夫婦間に成り立ち・・・。

便利家電の普及で、主婦の分担減少し

代わりに旦那の給与への依存比率上昇。

旦那の可処分時間が減ってどんどん家電やその他のものに変換された。

妻が旦那に従属関係、旦那が会社に従属関係

人間関係に流動性が無く、かつ閉鎖的になるとき

その関係性が長期に及ぶほど、「関係=役割=自分」になっていく

役割と自分が密着しアイデンティティになっていく

もはや役割が自分なのか、自分が役割なのか区別がつかない

本来、役割とは別の「役割を演じている自分」があるはず。

しかし、まじめで責任感の強いやつほど、役割と自分が癒着して

その「役割」なしでは存在できなくなる。

生きるために働いてるのに、仕事という「役割」を「自分」から切り離せず

死ぬまで働く過労死って何なの?

多少不便でもいいから、早くお金への依存を減らして

仕事を分散して持たないと社会としてもう持続しないんじゃないのか?

「役割」から「自分」を切り離して、役割以上の「自分」を

もっていかれないようにしないと、「等価交換」で足りないものの補充じゃなく

「自分自身」を持っていかれるから。

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