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私の高校留学 #14 SAT

こんにちは!梅雨に入り、蒸し暑い毎日が続いていますが、お元気でしょうか?

今回は、、、米国大学受験ではおなじみ、SATについてです📝

SATとは、アメリカのCollege Boardという教育機関が運営している大学受験のための統一試験です。SATの特徴は、TOEFLや英検など英語力を測る語学試験と違い、学力を測る試験だということです。したがって、高い英語力はもちろん、読解力や該当科目への深い理解も求められます。アメリカの試験ですが、日本をはじめとする世界各国で受験することができます。

https://www.edubal.net/edublog/b20210921-14002/

実はSAT Subjectsという試験もあるのですが、今回の記事では一般的にSATと呼ばれる、英語と数学の2科目で構成されるテストについて書いていこうと思います。

以前は、SATは出願の際に必要で、日本でいう共通一次のような位置付けだったのですが、近年は新型コロナウイルスが蔓延した&貧富の格差が拡大している影響で大学側がSATスコアの提出を求めない、Test Optionalというシステムが増えてきました。しかし、次年度の受験からはその傾向が変わる可能性があります。私が受験したClass of 2028の代よりもSATのスコアが重要視されるのではないかという見方も広まってきています。というのも、数々の有名トップ大学でSATの方針を変更する動きが出ているからです。

SATの受験料は登録料だけで$68と高額なのですが 、個人的には受ける価値のあるテストだと思います。IB生で米国トップ大学に合格された先輩も、特にIBをやっているならSATとIBの両立は難しくないから受けたほうが良い、とおっしゃっていました。ただ難しいから諦めたい、Test Optionalだから関係ないからいいや、と思っていた時期もあったのですが、先輩の言葉に励まされ、SATを2回受験し、目標だった1500点を大幅に超えることができました。結局、SATが必須ではなかった大学に出願したのですが、SATスコアは提出しました。

SATの対策方法

1回目に受験した際は、SATの対策本を洋書店で購入し、ひたすら解いていました。そうです、あの分厚い本です。しかし、2回目に受けた時はデジタルSATだったので、対策をガラリと変えてみました。

こちらがコスパ最強の時短SAT対策法です。米国大学受験は勉強も大変ですが、課外活動やエッセイなども忙しいですよね。そんな皆さん、SATはこの4ステップだけで本当に十分です!というか何ならやりすぎかもしれません。ちなみに私は1回目に絶望的な点数を叩き出してからこの勉強を始め、100点アップしました📈

①CollegeboardのDigital SATについて書いてあるページを叩き込む。
②Collegeboardに載っているサンプル問題を解いてみる。
③Bluebookでいくつか過去問を解き、間違えた文法や語彙などをメモして復習する。
④McGraw-Hill's 500 SAT Critical Reading Questions to know by test day (Mcgraw Hill's 500 Questions to Know by Test Day)を解く。この問題集、後半の問題がかなり本番のものに近いです。多分インターネット上には無料PDFバージョンもあったと思います。

数学に関しては、ほとんど対策は必要ないと思います。ただ、私の場合は対策しないのが不安だったので、従来の紙のSATの数学問題集を購入して解いていました。不安要素を消すには良いと思いますが、後から振り返ってみるとそんなに勉強する必要はなかったなと思います。。。

SATの試験会場に持っていて良かった物

・チョコレートなどの糖分補給ができるお菓子
・お水
・関数電卓 (Bluebookにも搭載されていますが、あると便利です。IB生は普段使っているもので大丈夫だと思います。私はHP Primeを使いました)
・カイロや上着など会場に合わせて温度調節ができると良いかもしれません
・鉛筆や消しゴム 数個
・音が鳴らない腕時計

絶対に忘れてはならないものなどはこちらからご確認ください⏬

これからSATを受験される皆さん、ご健闘をお祈りしています✨皆さんの努力が実を結びますように!!

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