子育て中のすべての人にすすめたい小説『対岸の家事』
こんにちは。たんきよです。
4歳1歳の男の子を育てている専業主婦です。
さて、本日は最近読んだ小説について書きます。
最近というか、実は昨日一気読みしてしまいした。
読み始めたら止まらない小説に久々に出会えましたよ~!
それがこちら。
『対岸の家事』という作品です。
著者は『わたし、定時で帰ります。』を書いた朱野帰子さん。
珍しく、本屋でパッと目に入って衝動買いしてしまいました。
そうしたら大正解。
もう、専業ママさんにもワーママさんにも、パパさんにも、とにかく色んな人に読んでほしいと思える本でした。
あらすじ
主人公は、2歳の娘を育てる専業主婦の志穂。
自ら専業主婦になることを選び、昼間は娘と二人きりの毎日を過ごしています。
でも。
朝がきたら、また長い一日がはじまる…。
自分で選んだ道だけど、これで良いのか迷う志穂。
子育ては一生続くわけではない。
だけど、暗いトンネルを一生歩き続けるような気持ちになることがある。
そして、志穂と立場は違くとも、仕事、育児、家事をこなす中で、同じように暗いトンネルを歩き限界に直面する登場人物たちが現れます。
そんな人たちに志穂はどう向き合っていくのか…。
感想
とにかく「わかる!!!!」の連続でした。
専業主婦として、育児と家事を毎日続けていく大変さ。
誰かとなんてことない育児や家事の話がしたいという当然の欲求。
「このままでいいのだろうか?」という気持ち。
わかる…。
そして、登場するワーキングマザーの境遇も、わかる…。
私も、一時期息子を保育園に預けて働いていたので、ワーママの大変さもめっちゃわかるんです。
肩身の狭い思いをして、誰にも育児の大変さを話せず、孤独に頑張っていたなぁ…。
わかるよ…。
とにかく、ママたちはみんな孤独になりがち。
だけど、限界まで無理して頑張ってしまいがち。
本当は、「もう無理」って言えたらいいのに。
「助けて」って甘えられたらいいのに。
なかなか言えないんですよね~。
いやほんと、「わかる」の連続でした。
とにかく読んでみて
リアリティがあるんだけど、コミカルなところもあって、くすっと笑えるし、でもじわっと泣いてしまう、そんなお話でした。
おすすめです!
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