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【さかなのこ】今月レコメンド【百花】

9月のオススメ映画を紹介、今月レコメンドのコーナーです。

さっそく一本目。

【さかなのこ】

〜ストーリー〜
幼い頃から魚が大好きなミー坊の青春と半生描いたヒューマンコメディ映画。

さかなクンの自伝『さなかクンの一魚一期〜まいにち夢中な人生!〜』の映画化作品。

予告は結構前からやっていたので作品は知っていたのですがあまり惹かれず見に行く予定はありませんでしたが、なにやらSNSで盛り上がっており大好評らしい!
ということで気になり始め見に行くと、、、。

面白い!ナメてました、すみません!

となりました。

やはり注目すべきは主演の、のん(能年玲奈)さん。
若き日のさかなクンを演じられるのはもうこの人しかいない、、と思わせるグッドキャスティング。
ヒヨを演じる柳楽優弥さんも最高。

日本映画的なコメディのノリも多々ありますが、嫌な感じがせず
さかなクンという一線を画した存在がリアリティラインを曖昧にぼかしているからこそ成立している。
好きなこと貫く眩しさ、楽しさ、厳しさ、全てを描いたハッピーで爽やかな作品。
まだまだ劇場でやっているのでぜひ!


【百花】

〜ストーリー〜
レコード会社に勤務する息子・泉とその母・百合子は過去のある事件がきっかけでわだかまりを抱えていた。
わだかまりを解決しないまま百合子は認知症と診断され徐々に記憶を失っていく。そんな中、泉は母の日記を見つけある事件の真相をしる。
薄れゆく記憶の中で百合子が繰り返す「半分の花火」という言葉。その意味が明らかになるとき、泉は母の愛を知る。

これもとてもよかったです。
原作・監督・脚本を務めるのは川村元気で、映画監督はなんと今回が初。
どこか悲しさを纏う親子と街を色使いや演出で表現。
無駄なカットをせずほぼ1シーン1ショットで構成され、
見ていてクオリティの高さが日本映画っぽくない!とつい思ってしまう。

親子愛のヒューマンドラマの側面と真相を追い求めるサスペンス性が良いバランスで見ていて飽きない。
一応、感動作として売り出されているらしいが、
お涙チョウダイ的な嫌な感じはせず自然と泣いてしまいました、、、

あと菅田将暉作品は出る作品をかなり選んでいる感じがして良いですね!こちらもまだ劇場でやってるので見てみてください。


以上、9月の今月レコメンドでした。

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