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個性的な読書感想文のヒント

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記事一覧

【読書の魅力】この道しかない〜個性的な読書感想文のヒント

【読書の魅力】この道しかない〜個性的な読書感想文のヒント

✳️ 人はなぜ迷うのか。

人生は選択の連続です。瞬間瞬間に判断しなければなりません。私はよく「この道を進もうと選択しなかったらどうしているんだろう」と思うことがあります。それは後悔ではありません。今進んでいる道はこれで良いのですが、他の道はどんな景色なんだろうと想像してみるのです。

過去を振り返ることができますが、変えることはできません。しかしこの瞬間の判断は「今ここ」の現在のことなので、自分

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【読書の魅力】出会いは運命か〜個性的な読書感想文のヒント

【読書の魅力】出会いは運命か〜個性的な読書感想文のヒント

✳️ 本との出会いは運命か。

人生は出会いの連続です。出会いが多いほど人生が豊かになっていきます。本との出会いも人の人生を豊かにする大きな要素です。
本との出会いは運命なのでしょうか。運命とはいったいなんでしょう。もうすでに決まっていることなのでしょうか。そうであるならば、今この私が手に取っている本は、私が生まれた時からもうすでにこの場所で、この時間に、私が手に取るように運命づけられているのかも

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【読書の魅力】分身があなたを救う〜個性的な読書感想文のヒント

【読書の魅力】分身があなたを救う〜個性的な読書感想文のヒント

✳️ カモフラージュは自然の摂理

心が苦しくなってしまった時、自分ではどうしていいか分からなくなった時、そんな時には自然の摂理に思いを馳せてみましょう。

自然にはとても弱い生物がたくさんいます。すぐに殺されたり餌食になってしまうのです。つまり弱肉強食の中で一番底辺にいる弱者たちです。ひょっとすると、私たちはこのような底辺の生物たちと同じように、毎日を苦しみの中で生きているのかもしれません。

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【読書の魅力】作者について考えてみる〜個性的な読書感想文のヒント

【読書の魅力】作者について考えてみる〜個性的な読書感想文のヒント

✳️ 作者について考えてみよう。

私たちが読む本はずいぶん前に書かれたものがほとんどです。中には100年も200年も前に書かれた本もあります。

作者は、時間も場所も超越して、私たちの前に現れるのです。

ヨーロッパの風景や、アメリカの文化、アフリカの風習など、私たちが知らないことを作者は教えてくれます。時間と労力をかけて、わざわざそこまで行かなくても、本によって私たちは情報を得ることができます

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【読書の魅力】心が満たされる〜個性的な読書感想文のヒント

【読書の魅力】心が満たされる〜個性的な読書感想文のヒント

✳️ 健康とはどんな状態か 

健康とは「病気でない」ことでしょうか。いや、そうではありません。では健康とは「病弱ではない」ことでしょうか。つまり、病気にかかりやすくないとうことでしょうか。いや、そうではありません。

少し矛盾しているようですが、これは世界保健機構(WHO)が決めた健康の定義に沿った、書き方なのです。

つまりWHOは単に「病気ではない、あるいは病気にかかりやすくない」から健康で

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【読書の魅力】心に暖流を持つ〜個性的な読書感想文のヒント

【読書の魅力】心に暖流を持つ〜個性的な読書感想文のヒント

✅ 心に暖流を持つ

私が住んでいる宮崎県は九州の東側になります。
長い砂浜が続き、サーフィンのメッカになっています。

九州の東海岸には黒潮(日本海流)と呼ぶ「暖流」が流れています。
この暖流のためにより南にある鹿児島では雪が降っても、宮崎では降りません。
すぐそばを通る暖流からの暖かい風が地上を温めてくれるのです。

心の暖流を持つとは、このように周りは寒くても自分は暖かくなることです。
どう

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【読書の魅力】心を広げる〜個性的な読書感想文のヒント

【読書の魅力】心を広げる〜個性的な読書感想文のヒント

1 .心を広げる。

心が狭くなったときに、浜辺を歩いてみるとスッキリすることがあります。
白い砂浜と青い海が、あなたの心を広げてくれるのです。

近所の山に登ってとても同じような感覚になります。
目の前が広がっているととても解放されている気持ちになります。

しかし、街に住んでいると朝から晩まで忙しく、心が狭くなる感じがします。
休日に海や山に出かけていくなんてとんでもない。寝ていたほうがいい。

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【読書の魅力】本の基本は喜劇です〜個性的な読書感想文のヒント

【読書の魅力】本の基本は喜劇です〜個性的な読書感想文のヒント

1.なぜ本を読むのでしょう。

何もわざわざ苦しむために本を読む人はいません。もし世の中に本がなかったらどうなるでしょう。人は苦しみを背負ったまま、長く曲がりくねった道を進まなければなりません。しかし、本はその苦しい道を平らにまっすぐにしてくれるわけではありません。

本はあなたの目を、道そのものではなく、前に未来に向けてくれるのです。つまり、下を向くのではなく、前に目を向けてくれるのです。

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【読書の魅力】本はいつも新鮮です〜個性的な読書感想文のヒント

【読書の魅力】本はいつも新鮮です〜個性的な読書感想文のヒント

1.本はいつも新鮮です。

あなたが手に取る本はいつも新鮮なのです。フレッシュなのです。たとえそれが二度目、三度目に読む本であっても、その本の中には、不思議にフレッシュなものがたくさん詰まっているのです。そう考えると本とは果物みたいなものかな。中がすごくジューシーで甘くて、栄養があって、そういうものがたくさん詰まっているフレッシュでジューシーな果物のような、そんな存在が本なのです。

もしあなたが

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【読書の魅力】本は心の傘なのです〜個性的な読書感想文のヒント

【読書の魅力】本は心の傘なのです〜個性的な読書感想文のヒント

1.本は心の傘なのです。

外は冷たい雨が降っています。しかし、私たちは生活をするためにどうしても外に出なければなりません。いつまでも家の中にいるわけにもいかないのです。

外は雨……。どうしましょう。

そうです。傘を持っていけばよいのです。

こんな当たり前のことをなぜ書くのか。

それは本を読むことは、冷たい雨の中で立ち尽くすあなたにが、濡れないように傘をさすことと同じだからです。

私たち

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【読書の魅力】楽器になってみる〜個性的な読書感想文のヒント

【読書の魅力】楽器になってみる〜個性的な読書感想文のヒント

1.本を読む時、あなたは楽器になる。

皆さんは自分のことを楽器だと思ったことはありませんか? 例えば自分がバイオリンだったらどうでしょう。あの切ない音が自分の体から出ているとしたら、とても素晴らしいですよね。

もし自分がトランペットだったら、あの音が自分の体から出るとしたら、とても素敵なことだと思います。自分の音でみんなを元気づけることもできるし、自分自身もとても元気になります。

そんなファ

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【読書の魅力】自分に合った花が咲く〜個性的な読書感想文のヒント

【読書の魅力】自分に合った花が咲く〜個性的な読書感想文のヒント

1.玄関の椿

我が家の玄関には高さが五十センチくらいの木の枝に似せてある一輪挿しがあります。昨年の末あたりから妻が庭に咲いた椿のつぼみを挿しています。我が家の春は玄関の椿から始まります。(2019年2月の書き込みです)

庭には赤、ピンク、白の三色の椿があり、一輪挿しには、ある時は濃い赤のつぼみ、ある時はピンクと白のつぼみが挿してあります。

数日後には椿のつぼみは少し開き、一番の見頃になります

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【読書の魅力】自分の星を見つける〜個性的な読書感想文のヒント

【読書の魅力】自分の星を見つける〜個性的な読書感想文のヒント

1.自分の星を見つけよう。
夜空にはたくさんの星があります。少年少女の夢ではありませんが、大人になっても自分の星を見つけるととても素敵な気持ちになります。このことは本を読むことにも通じます。つまり世の中には無数の本がありますが、自分の本を見つけることはとても素敵なことです。

この本がいいなと思っても、一か月後には別の本に移ることだってあってもいいのです。大切なことは一番好きな本を見つけることです

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