見出し画像

波のないとこで待っても波乗りはできない@タンザニア・ザンジバル島🇹🇿

どうも、世界を旅するうどん屋「谷村うどん」のジョンです。世界各国を出張スタイルで3年間。世界20カ国(アジア、アフリカ、ヨーロッパ、中東、中米)で、数千人以上の方々が谷村うどんをススりました。

画像13

スクリーンショット 2020-05-25 11.44.26

タンザニアの島、ザンジバルにやってきました。もともと奴隷貿易の拠点でもありました。海が綺麗です。

画像4

画像5

画像6

画像7

画像14

画像15

アラブ、スワヒリ、ヨーロッパの文化が混ざり合う土地です。

画像8

画像9

ザンジバルピザ。

画像10

ザンジバルは食べ物美味しいです。タンザニアの他の地域の食べ物は下記リンクよりどうぞ。

(当時の日記より)
波のないとこで待っても波乗りはできない

いつしか遠い昔、サーフィンに挑戦していたことがある。サーフィンをやるとわかることだが、乗れる波はどこにでもあるわけではなく、ある程度の高さの波が発生するエリアに行かなければ波は来ない。波のないサーフィンとは、なかなかロンリーなものでもある。

ヒッチハイクをしていると思うのだが、比較的止まってくれやすいエリアがある。地元の人が買い物で、または観光客がロンリープラネットを見て、はたまた土木関係の仕事の人がトラックで通りそうだとか、立地と時間帯を踏まえて色々考えた上に選んだポイントに行くと結構止まってくれる。車の通らないところでのヒッチハイクとは、なかなかロンリーなものである。

旅(人生)において、出会い、気分、刺激など何かが滞っているなと感じる時、考えられる理由は2つだと思う。「波が来ないところで待ってる」か「波が来てるのに挑戦するための技術や勇気がない」から。前者の場合、波が発生する場所に移動しなければ始まらない。移動すれば、移動前には想像もしなかった形で旅が好転することは大いにあるし、自ずと後者も攻略できてしまったりもする、のかもしれない。

画像11

日本の中古車は元気でアフリカで活躍してるってよ。ザンジバルはアフリカの中でも特にこういう日本語が書かれた車がたくさん走ってる印象を受けました。

画像12

トラクターみたいな乗り物がありますが、通常はこの写真の3倍の人が乗ります。アフリカのバスはぎゅうぎゅうに人を詰めるので、結構タフ系が多いです。

画像13

アフリカのバスの窓からよく見る光景。もはやアフリカ名物。バスが停車する度にこのような感じで物売りが色々売ろうとしてきます。バスの休憩時間に誰が時計買うねん。

画像14

(当時の日記より)
旅上手は、生き上手


「旅上手(旅を楽しむのが上手い)」というものがあると、勝手に公言している。

ネパールで会ったオランダの若い女性は、観光スポットと呼ばれるような場所にはいかず、2ヶ月ほど気が向くままにネパールの山々を練り歩き、時には危険な目に会い、時には人の優しさに触れ、これまで話した旅人とは違ったユニークかつクレイジーな体験をしており、強いなと思うと同時に、旅上手だなと思った。人は皆んな異なるので、皆んなが同じ場所に行く必要はなく、旅の楽しみ方はそれぞれ異なるはずである。とはいえ、「この国ではここで、これをすべし」という枠から抜け出すのは難しいのだが、彼女はそれが上手かったと思う。

私のメモ帳には、自分の旅を面白くするための行動規範のようなものが沢山書かれている。つまり「旅上手リスト」である。例えば「困れ」「助けを求める」「とりあえず歩く」「疲れろ」「オファーを断らない」「現地人と仲良くなる」「恐れていること、面倒臭がっていることをやる」「余分に休め」など、これまでの実体験でこのような行動や在り方が旅を豊かにし、充実感を与えてくれたと感じたもののリスト。安心安全が約束されたツアーは心が踊らないし、困った時に助けを求めて、それが結果的に良い出会いになり、素敵な思い出となった経験は何度もある。モヤモヤした時は歩くと頭がスッキリしたり、しっかり運動して疲れると身体的・精神的満足感が得られた経験は何度もある。

旅上手リストはまだまだ続くが、眺めていると、旅に限らずこれはある意味生き上手リスト(人生を楽しむのが上手い)だなと思う。

世界を旅するうどん屋の3年間の旅をまとめた本を執筆中!執筆活動を支えてくださる神様のような方がいるようであれば、以下リンク(または下部にあるnoteの「サポートをする」ボタンで)にて支援金絶賛募集中です。コロナでうどんが作れない日々なのでとても助かります。ありがとうございます!



頂いたサポートは世界中の人たちにうどんを食べてもらうための資金として使わせて頂きます。ありがとうございます!