梅雨は好きですか?雨はどう?
夏。
もう直ぐ突入する季節。
このくらいの時期から、湿気と暑さが混在してくる。
毎年訪れる梅雨は、カラッとした夏日への布石だと思っている。
夏を好きだという人は多い。
僕は、秋が好きだ。
春にも冬にももちろんファンがいる。
日本の四季には数えられていないが、梅雨も毎年巡ってくる季節の一つだ。
梅雨が好きという人に出会ったことはない。
梅雨が好きって人、いますか?
僕は自分が生まれた季節が梅雨だからか、
なんとなく梅雨が嫌いだとは言い切れない人生だった。
でも雨は嫌いだ。
濡れるし、低気圧で頭痛に悩まされるし。
雨は嫌いだけど、梅雨は嫌いとは言いきれない。
誕生日があるからって理由だけではない。
それは多分、梅雨という季節に一種のブランド力を感じるからだと思う。
濡れた地面も雨の匂いもきっと、
見る人が見れば、感じる人が感じれば、
それは歌になるし、詩になる。
雨の日にしか撮れない写真だってあると思う。
僕は、雨が滴る紫陽花の写真がとても好きだ。
きっと芸術を彩るポテンシャルがある季節だから、
なんとなく一目置いてるんだと思う。
人生で25回目の梅雨を前にして、こんな事を考えていた。
一見、無用の長物に見える事物でも
生かせる人の前では強力な武器になる。
僕には、人には誰にも負けないって特技はないけれど
こんな視点を絶対に忘れたくないなと思った。
人でも物でも何でもかんでも、役に立たねえなって切り捨てるのは簡単だ。
だけど、その良さや個性を生かしていく事はきっと難しい。
もちろん自分自身も、これからもっと自己研鑽に励んで社会の中で輝きたい。
でも、何かしらの理由で邪険にされていたりとか良さが認知されていない事物を
輝かせられるような人間にもなりたい。
まだまだ未熟でひよっこな今を大事にして
いつか周りを生かして自分も生きる人間になれたらなぁと思う。
上を見すぎてもキリがないから、まずは着実に足元から。
明日も一日、頑張ります。
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