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アトピー性皮膚炎とアレルギー性鼻炎・結膜炎を1年で治す方法~バイオレゾナンス医学の原因治療でステロイドをやめることができた患者さんへのインタビュー part4~

谷口 金属、化学物質、ダニ、カビの汚染を改善させるための対策で一番大変なことは何でしたか?

Hさん ダニ対策の掃除は普通にできることでした。高性能の掃除機は買ったんですね。金銭的には高かったんですけど、掃除機があれば大丈夫です。

谷口 掃除をどんな感じでやっているかをお伝えしていただくことはできますか?だいたい皆さん掃除がうまくできなくて結構つまづくんですよね。忙しいと掃除がなかなかできなくて。特にアレルギー持ちのお子さんがいる親御さんですね。

Hさん 掃除機は、もう毎日

谷口 どんな感じで。

Hさん 私は、畳をまずバーッて掃除機をかけて。

谷口 掃除機だけで?

Hさん 掃除機だけかけて、あと、カーテンにも掃除機をかけます。

谷口 カーテンも毎日洗ってるんですか?

Hさん カーテンは1週間に1回ぐらい洗ってます。

谷口 布団乾燥機と布団掃除機は毎日やっていますか?

Hさん はい。布団乾燥機をした後に掃除機って教えてもらったので。

谷口 そうですね。夏はダニが繁殖しやすいので、布団乾燥機がマストです。90分ぐらいかけていますか。

Hさん ダニモードに設定して100分かけています。矢山先生のところで、布団乾燥機は掛け布団を1回かけて、反対側もしないといけないって教えてもらって、裏表しないといけない

谷口 毎日やっているんですね。裏も毎日ですか?

Hさん はい。

谷口 結構大変ですね。

Hさん 娘のと自分のと、2枚するんですね。

谷口 結構いい運動になりますよね。そうなるともはや掃除ではなくて治療なんですよね。予防とか治療のための掃除ですね。だから、「掃除機なんだけれど、これは治療器具なんだよ」と、矢山先生が言っていたと思うんです。

Hさん そうですね。

谷口 でも、コーボルトは数十万円するので高いんですよね。でも1個あると一生もので、めちゃくちゃホコリが吸えるので確かに便利です。結局、2~3万円の掃除機を買い換えていたら、5年ぐらい経ったらたぶんその価格になっています。結局、コーボルトを買っておけば良かったなって思うぐらいの値段になると思うので、コストパフォーマンスは絶対いいはずです。

Hさん 最初はコストがかかりますね。

谷口 そうですね。コストはかかるので。ただ、布団乾燥機を使った後は、普通の布団用掃除機でも十分です。患者さんには畳などの掃除用にスチームクリーナーもすすめていますが、使っていますか?

Hさん スチームクリーナーは持っていないんです。

谷口 コーボルト1台でどんなホコリも吸うので、ハイパワーでダニまで吸ってしまいます。ただ、普通の掃除機だけだとやっぱり難しいですよね。特に畳のホコリだと普通の掃除機だとあまり吸えないです。だから熱でダニを殺すスチームクリーナーが便利です。布団乾燥機と普通の掃除機とスチームクリーナーがあれば十分です。コーボルトはお好みでいいと思います。
しっかり毎日掃除して、体内のダニをゼロにすることが大事です。ダニは万病の元なのです。アレルギーだけではなくて、認知症の原因にもなります。トキソプラズマと言ってネコのふんに含まれている原虫がダニの中にもいるのです。ダニをものすごく吸っている人の頭の中にも、ゼロ・サーチでみるとトキソプラズマがたくさん入っていて、そのせいで思考力が落ちたり、認知症とかパーキンソン症状とかがでたりします。
あと、ダニ汚染はがん治療の邪魔にもなります。がんの部位にダニの中にいるピロリ菌とか糞線虫とか、いろいろな微生物が入っていて、それが抗がん剤や放射線といった治療の邪魔をしたりするのです。ダニはかなり嫌なやつですが、医学的に正しい掃除をできるだけ毎日やることでダニゼロは確実に実現できるので、そういう生活をしていただければと思います。

谷口 朝起きたときの鼻や喉の調子とかはやっぱりいいですか?

Hさん 全然違います。娘がずーっと鼻を朝ぐずぐずいっていたんですけど、それもなくなって。ほんとにダニが原因だったんだなって。

谷口 朝起きたときに、目やにがついて、鼻・喉の調子が悪いという人は確実にダニを吸っているので、そういう人はやっぱり掃除をしっかりやったほうがいいです。それは体が、万病の始まりが入ってきてますよというサインを出しているということです。鼻や目など体の表面で症状が済んでいるうちはいいのですが、だんだん腰とか関節とか体の深い部位に入っていきます。ただ、正しい掃除をやれば朝のすっきり感があるので、毎日やるのが大変ということであれば、毎朝の目・鼻・のどの具合を目安にぼちぼちやっていかれるといいですね。あと、生ものはもう食べていないですか?

Hさん 全然食べません。

谷口 生もの対策はどういう感じでやっていますか?

Hさん 低温調理器を使っています。

谷口 どういうものを最近低温調理されました?

Hさん 梅干しイチゴを低温調理しました。あと、醤油も低温調理したほうがいいっていわれました。

谷口 そうですね。どれにも共通するのが、ゼロ・サーチでみたときにピロリ菌がいると推定されるんですね。普通の醤油は小麦を使っているので、『グルテンフリーのたまり醤油に変えたんですけど、なんだかお腹の調子が悪くて・・・』という患者さんもいます。それは、たしかに小麦は入っていないのですが、ピロリ菌が入っているから潜在感染が起きてリーキーガット症候群を起こしているということが多いです。

谷口 あと、水銀による汚染もゼロ・サーチで推定されることも多いです。イチゴも同じです。これは果物を育てる土からの汚染です。ピロリと水銀が一緒に入ってくると、右の脇腹が痛くなったりします。夜中に右の脇腹が痛いと言う患者さんに対して、「何か果物食べたでしょう?」「はい、スイカを食べました」とかそういう話を診察室ではするのですが。ピロリ菌のような微生物に汚染されている可能性があるものは、できれば全部低温調理をするといいです。何もしなくても体から悪玉菌を外に流せる人もいるのですが、そうでない人は流せなくてたまっていきます。そういう場合もやっぱりこういう食事生活改善をずっと続けていると、だんだん汚染を流せる体になってきたり、だからこそ症状が逆に出やすくなったりします。
汚染された川に多少のゴミが入ってきてもそんなに気にならないけど、きれいな川に急にゴミがポッと入ってくると、何か変だぞと、すぐに汚染を排除しようとして症状が出やすい敏感な体になります。ですから、汚染された食事を控えるように注意しよう、というふうになっていきます。よくないものを食べたらなんか体が変だなって、だんだんなってきませんでしたか?

Hさん 敏感にはなりました。匂いも敏感になったし、痒みも何ていうか、油が入っているやつを食べると、すぐにチクチクチクって痒みがでます。

谷口 自分の体が最終的にはセンサーになります。例えばイチゴとか醤油とか、イチゴもいろいろな種類がありますが、どっちのイチゴがより安全かなんて調べたいときとか、そのものを持っただけで感覚的に分かる人は分かるようになると思います。持ったときのなんか変な感じとか、あとは持ったときに息が吸いにくいとか。おそらく扁桃体がそれを感知しています。
だんだんそうやって自分の汚染を取っていくと、外から入ってくる汚染が、わりと手に持って息を吸ったり匂いを嗅いだりしただけで、感覚的にこれはやめておこうとか、そういう感じにはなっていきます。だから僕がゼロ・サーチで見なくても自分でできるので、患者さんにはそういう状態に最後はなってもらえれば良いと、いつもお話しています。
ということで、今日はありがとうございました。
~インタビュー終了~


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