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満たされてきた人間はモノの考え方が浅くなる

どうも、たんぐです。



ある映画を見ていて、
僕が感動したセリフがあります。


それがタイトルにもある通り、
「満たされてきた人間はモノの考え方が浅くなる」
というセリフです。


今回はこの言葉を深掘っていこうと思います。




まず、僕はこのセリフを聞いて
人間の真理のようなものを感じました。


このセリフが出てくるのは
『映画大好きポンポさん』という映画です。

あらすじを簡単に説明すると、主な登場人物は2人。

・B級映画の監督を務める『ポンポさん』
・ポンポさんのアシスタントの『ジーンくん』


この2人を中心に物語が進んでいきます。


ポンポさんは小さくて可愛らしい女の子ですが、
B級映画界の中ではかなりの敏腕。

一方でアシスタントを務めるジーンくんは
冴えない学生時代を過ごしてきてた
映画がものすごく大好きな青年です。



映画を撮るポンポさん、
そのアシスタントのジーンくん。

この構図でしばらくストーリーが流れていきます。


そして、ひょんなことから
ポンポさんがジーンくんに
『次の映画撮ってみない?』と打診します。


実は、ジーンくんの夢って
「自分で映画を撮ること」だったので、
万々歳なわけです。


そこからジーンくんは
必死に脚本作りに取り掛かるのですが、

別のシーンでポンポさんが
ジーンくんに監督を進めた理由が明かされます。


それが
「満たされてきてない人間の方が創造ができる」
ということでした。


続けて、
「満たされてきた人間はモノの考え方が浅くなる。
 幸福は創造の敵。」

とまで言っています。


これにかなり感動して、
すごく深い言葉だなと思いました。


なんせビジネスと通ずる部分があって、
貧乏な経験をしないと貧乏な人の気持ちを
解像度高く把握できません。



クリエイティブな分野を仕事にしてる人は
学生時代冴えない人や引きこもりが多いと聞いたことがあります。


これも結局は満たされてないから
物事を創造できるし、
満たされてきた人よりも
視点がもっと豊富なのだと思います。


言い方悪いですが、
マーケターに暗い人が多いのと理由が似てますね。


僕はクリエイティブな仕事が苦手で、
絵なんかを描かせても下手くそです。

だからこそ、クリエイティブな分野で仕事をしてる人を
かなり尊敬してます。


そういった人たちの背景に
”満たされてこなかった過去”があると考えると
勇気づけられる部分があるんですよね。


満たされてこなかったから、
クリエイティブな才能に長けてるというのは
かなりのストロングポイントです。


なので、今満たされてない人も
勇気を持って生きて欲しいと思います。



どれだけ冴えない学生時代を過ごしても、
どれだけ満たされてこなかった人生でも
得られるものはあるってことです。


ちなみにですが、
映画ではジーンくんが撮った映画は
賞を受賞します。


それだけ素晴らしいものを作って
周囲からも評価される、ってわけです。


気になる人は映画も見て欲しいですね。


特に最後の一言で僕は震えあがりました。


もう僕は何回も見てますが、
考えさせられることが多い映画なので
見る度に新しく気づきが得られます。


何かおすすめの映画とかありますか?

教えてくれたら見てみようと思います。


今日はこんな感じで。


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