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【LINEコラム】身体づくりの基礎 -食生活編-(2021.07.22配信)

こんにちは。
『心と身体の健康が第一』なキャリア構築と組織経営で健康寿命を延ばしたいライフデザイントレーナーの丹後友里です(@LDT_ytango0630)。

全国的にかなり暑い日が続いていますが皆さん体調は大丈夫ですか?

この時期は室内の空調管理が、体調や仕事のパフォーマンスなどに大きな影響が出ます。クーラーがある方は適正な温度設定の下、『生活や仕事の質の向上に対する投資』としてぜひ大いに活用していきましょう。
(私は暑いのがダメなので夏は常時稼働しています)


さて、今週のテーマは【 身体づくりの基礎 】です。
皆さん『身体づくり』と聞くとどんなことを思い浮かべるでしょうか?

運動?食事制限?睡眠管理?
いろいろあると思いますが、今回はその中から『食生活(飲み物含む)』を取り上げてお届けしていきます。

なぜ第一に『食生活(飲み物含む)』なのか。
答えは簡単。『全員が必ず摂取するもの』だからです。

地球上の生物で日々の生活において『食事をしない』という生き物はいません。食事こそ日々を生きる上で必要不可欠な要素であり、また三大欲求の1つでもあります。そんな食事・食生活について皆さんにお聞きしたいことは、

【 栄養素とその効果効能を意識した 】
食生活ができているか?

ということです。
「………はい?( ゚д゚)ポカーン」
と思った方もいると思います。笑
普段食事をする時には、大抵『食べたいもの』を考えて食事をする方はほとんどだと思います。しかし、人(生物)が食事をするのは『食べたい(感情)』ではなく、

『自分の生命活動を維持すること』

が目的で食事をします。睡眠も運動も、生命活動を維持させることに必要だから行うんです。そして、仕事やプライベートの充実は『生きる(生命活動の維持)』ことの延長線上にあることであり、仕事やプライベートを充実させたいから生きるのではありません。

【 食事は生命活動を維持するために行う 】

これを念頭に置いた状態で、話を次に進めていきます。

栄養素については皆さんどのくらい知っているでしょうか?

『五大栄養素』
 ①糖質(炭水化物)
 ②脂質
 ③たんぱく質
 ④ビタミン
 ⑤ミネラル


①・②:身体を動かす『エネルギー』
 ③ :身体の『構造物をつくる材料』
④・⑤:身体の『機能を整える』

それぞれの栄養素は、健康を保持・増進する上で大事な栄養素となっています。

これらを網羅した上で日々意識し、活かした食事が『食生活』です。しかし、ほとんど方が『頭ではわかっていても意識できていない』ことになっていると思います。

身体の調子が悪い時こそ食生活はおざなりになりやすいと思いますが、身体の調子が悪い時こそ『食生活』が乱れていたり、生活習慣が崩れているサインでもあります。

『食べたいもの』を食べるのではなく、『身体が必要としている栄養素が摂れる』食事をすること。
それが『健康的な食事』といえます。

また、身体づくりに必要な栄養素の中には体内で作れないものもあり、食事の中から摂取しなければならないものもあります。

サプリメントなどもありますが、基本的に『経口摂取(口から体内に取り込む)』のサプリメントなどは身体の届いて欲しい場所に届くことはないというのが私の持論です。

なぜなら、必要な栄養素の分配の決定権は臓器(肝臓や脳など)にあるからです。

「仕事が忙しくてゆっくり食事をしている暇がない」

そういう方もいるとは思いますが、そういう時こそ『自分の時間をつくる』習慣づくりの一環として食事の時間を意識的につくることが肝要です。

ちなみに、現在自宅療養中である私がダイエットと睡眠の質改善も兼ねて実践している食生活があります。それが、

朝食に【 バナナヨーグルト 】を食べること

です。
バナナには、必須アミノ酸である『トリプトファン』という成分があり、これは睡眠を促す『セロトニンやメラトニンの元のとなる物質』です。

この必須アミノ酸は体内で作ることはできず、食品から摂取する他ありません。このトリプトファンが体内でセロトニンになり、その後夕方になると、良質な睡眠をつくるために必要なメラトニンがセロトニンを元に活性化。最終的に深く良質な睡眠をつくる、と言われています。

さらに、このメラトニンは朝の内にセロトニンをいかにたくさん作っておけるかがポイントになりますので、朝にバナナを食べることは不眠の解消につながります(実際ショートスリーパー気味な私の睡眠時間も30分~1時間ほど増えました)

さらに効果を感じたが、減量に必要な『腸内改善』。
身体にとって朝は排泄の時間ということもあり、朝ご飯には発酵食品を摂ることが身体に良いとされています。ですので、朝食にヨーグルトを食べることで排泄運動にも良い効果が見られたんですね。

実際に、術後便秘気味になってしまった私ですが、家に帰ってきてからバナナヨーグルトを食べているとかなり腸内環境の改善になり、便通が復活して手術前より体重が(筋力をキープしたまま脂肪を減らし)ー3.5kg落ちています(※内1.5kgくらいは子宮筋腫だと思いますが。笑)

自分の身体に必要なこと、
自分の身体に不足しているもの。
これらを正しく見極めて、
必要な栄養素を摂取する食生活を送ること。

これがベースにあることで初めて運動や睡眠の効果も倍増します。
こうした『基礎的状態』を高く保持することが重要であり、基礎的状態が高い人ほどどんな病気もケガも短期間で治しパフォーマンスを上げることができます。

ぜひ皆さんもこの機会に日頃の食生活を見直してみてくださいね。



今日も長々とお読みくださりありがとうございました。
皆さんの健康力向上にお役立てできましたら幸いです。


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