【メスティンシンデレラフィット】きぬかつぎという小洒落た里芋
いつからか芋の中で一番好きなのは里芋に。
みなさんは芋類で何が一番好きでしょうか?芋といえばどんな料理を思い浮かべるでしょうか?フライドポテト、肉じゃが、焼き芋あたりが人気でしょうか。私もそういうのが好きでした。でも、いつしかじゃがとさつまを押しのけて里芋が一番好きになっていました。キャンプでもさつまいもで焼き芋ではなく、里芋できぬかつぎ。いつしかストレートな甘さや、ホクホクさよりもねっとり重視の捻くれた大人になってしまいました。
キャンプでは塩でシンプルに食べることが多いですが、今回は味噌だれを作ってみました。塩ではちょっと物足りないという人はぜひ試してみてくださいね。
レシピのポイント
里芋の下処理
メスティンでの蒸し方
味噌だれの作り方
里芋の下処理
里芋は鮮度重視なら泥付きのものを選ぶのがおすすめ。特にきぬかつぎはシンプルが故に素材の味がストレートに感じられる料理なので、できれば泥付きのものを選ぶとよいでしょう。
ただし、洗うのはちょっと面倒です。でも私的にきぬかつぎを作りたいと思うのは、ちょっと手間をかけて作りたいとき。料理を楽しみたいという余裕があるときです。忙しい時は衣被いでなどいられません。疲れているときに無理に作る必要はないので、気が向いたら丁寧に作ってみてくださいね。
私は野菜を洗う用にたわしを設けていないので、アルミホイルを丸めたもので擦ります。力を入れすぎるとがっつり衣が剥がれてしまうので、力を入れすぎないように。最初の1個で力加減を掴みましょう。
里芋をあまり処理したことがない人は、結構毛が生えてるなぁと驚くのではないでしょうか?そんな発見も楽しんでくださいね。
濡れたまま切るとぬめります。乾いた状態で切るとぬめりません。細かいことですが、ぬめらないだけで切るのが少し楽しくなるので、夜に作りたい場合は、昼間に洗うところまでやって乾燥させておけると良いです。ラグがあると面倒に感じますが、余裕があるときは手間が多いことが逆に嬉しい場合もあります。しっかり乾くと嬉しい気持ちになる、切ったときにぬめらないとちょっと感動する、みたいに感情が動く回数が増えますよ。
メスティンでの蒸し方
もちろんちゃんとした蒸し器を持っていればそちらを使っていただいて構いません。または、フライパンや鍋を活用して蒸すことも可能です。なんならレンチンでもできます。
でもきぬかつぎは私的には楽しさ重視なのでメスティンを使います。レンチンは実用的でちょっと味気ないし、蒸し器よりもシンデレラフィットするので見た目がかわいい。キャンプ気分でちょっと楽しい。だからメスティンを使います。メスティン用の網はセリアなどの100均でも買えます。網に届かないくらい水を張り、里芋を置いて弱火にかけるだけです。
芋のサイズや火加減にもよりますが、20分ではまだ硬いので、25分程度は火にかけましょう。
味噌だれの作り方
材料を火にかける前にしっかり混ぜ合わせておくのがポイント。火にかけながらだとダマになりやすいので、シリコンベラなどで火にかける前にしっかり混ぜ合わせましょう。
私もよくやりがちですが、冷えると固まることを考慮して煮詰めすぎないのもポイント。思っている半分くらいの粘度で火からおろす勇気を持ってください。
冷え固まった場合は、レンチンするか、湯で緩めれば問題ありません。これだけ手間をかけてなんですが、個人的にはシンプルに塩の方が好きです。
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