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雑記|僕の仕事

桜が少しずつ散り始めている。

僕は満開の桜よりも、散り始めている頃の桜が好きだ。

去年の今頃は確か、五月頭の単独ライブの準備に追われていたんじゃないかな。

その頃にアニメの脚本が始まり、TBSラジオのポッドキャストでラジオドラマをやらせて頂いた。その辺りから作家と名乗る様になった。作家になって一年が経ったのか。

有り難いことにわりと職業芸人、作家ですと言えるぐらいになってきた。いやまだまだやらんと。やっとスタートラインだ。

裏の仕事が増えれば増えるだけ、芸人としての活動をちゃんとやらなきゃなと感じている。

トークやコントライブを少し増やすつもり。

裏の自分が表の自分に影響してきているのは良いことやなぁって思う。表出ないなら、完全に裏になった方がエェ。でも僕は多分両方やって、ちょうどの性格なので人より最低2倍頑張らないと0になる。なんてコスパの悪い魂…性格だろうか。

良い裏方さんと良くない裏方さん共に出合う機会が増えた。
思うのは、僕は今後、人を支える喜びを忘れてしまい、自分は矢面に立たずに、承認欲求を満たそうとするモンスターになりそうになったら、自害しようということ。
あまりにそういうモンスターが多すぎる。裏方こそ胸を張って仕事をちゃんとやらなあきまへんわな。

体調がずっと悪い。
もうこれは付き合っていく。
握手をしたら。心配された。
大丈夫。まだマシになったよというともっと心配された。
不思議なモノだ。
物書きになったのは、身体が不調のドン底だった時に死ぬ間際まで何かしら創るための手段として選んだ。
体調が復調する毎に書き仕事に救われる。
地獄のそこで拾って来た感覚は、体調が良かった僕には見えないモノを見せてくれて、創れないモノを創れる様にしてくれた。

もう少しやりたいと思っても眠る。

体調なんて心配しなくて良い頃に、もっと頑張ってればよかったなぁってベタに思う。

でも、最近はそれも悪くないように思えていてね、朝起きて自分の今と向き合ってスケジュールを立てるのがそんなに悪くないなぁと思えている。

人に教える機会が増えた。
偉そうにね。
そしたら不思議と人に教わる機会が増えた。
偉そうにならずにすむ。 
相変わらず周りに恵まれている。

人のために何か書くのが楽しい。
自分がコントでウケるのより嬉しいぐらいだ。
でもそれじゃあ、色っぽくないなとおもう。
コントだけはしないといけない。
根源というか、コアな部分だからだろうか。

僕の仕事は、きくことだ。
相手の話をきいて、形にする。
誰かと誰かの夢を繋げるために色んな人の感情の通路のような役割。
相手の話をきいて、相手の心の奥のナニかと対話する。
自分のコントもきっとそうで、きくチカラに起因するモノにしていきたい。
自分の声をきいて、作品にする。

色んな人に会いに行って、お話をしたい。
こんなことしたい…をききたい。
それを一緒に形にしたい。
それが誰かのあれがしたいになればなおよし。
それを叶えて混ぜて大きなエネルギーにしていきたい。

なんだかそんなことばかり最近はね、考えているんだ。