【新テーマ】意味のイノベーション 「薪ストーブ」に注力した住宅メーカー、BESSの家の話
多くの住宅メーカーが性能や利便性を追求する中、BESSの家が注力したものは「薪ストーブ」でした。 薪ストーブは、使うのに手間がかかるし、メンテナンスも大変です。利便性とは逆方向の存在でしょう。さらに20年前まで日本の多くの地域では薪ストーブの設置に厳しい規制がかけられていました。それでもBESSさんは国に粘り強く働きかけ、2009年に法律の緩和を実現しました。
なぜそんなことができたのか?
みなさん、こんにちは。
株式会社SessionCrew代表、働き方ラジオパーソナリティの田中健士郎です。
いつも働き方ラジオをお聞きいただき、そして、働き方ラジオnoteを読んでいただきありがとうございます。
新テーマ、「意味のイノベーション」を広める活動をはじめます
安西洋之さんにとっても一つの原点である「意味のイノベーション」を、今こそ広げていくべきタイミングだと確信しました。 経営にも、新規事業にも、マネジメントにも、クリエイターにも知ってほしい。 日本を元気にする突破口になる考え方だと思っています!
とは言え、「意味のイノベーション」って突然言われても、少し分かりづらいですよね。
なので、すでに実践されてきた企業や個人、身近な事例などを僕から少しずつ紹介していきたいと思います。
意味のイノベーションの解像度を一緒に上げていきましょう。
BESSの家が「薪ストーブ」に注力した話
多くの住宅メーカーが性能や利便性を追求する中、BESSの家が注力したものは「薪ストーブ」でした。
薪ストーブは、使うのに手間がかかるし、メンテナンスも大変。利便性とは逆方向の存在でしょう。さらに20年前まで日本の多くの地域では薪ストーブの設置に厳しい規制がかけられていました。
それでもBESSさんは国に粘り強く働きかけ、2009年に法律の緩和を実現しました。
なぜそんなことができたのか?
多くの企業が利便性や性能といった既存のものさしでの価値を追求する中、創業者の二木浩三さんは 、
「家ってなんだ?」
「人間ってなんだ?」
と問い、「家は、道具」というコンセプトにたどり着きます。
「家は、暮らしを楽しむための道具」という意味を見出したことで、薪ストーブは五感で自然を感じ、暮らしを楽しむための道具としてBESSの家の象徴となったのです。
ユーザーの半分以上が薪ストーブを導入しているそうです。
【お知らせ!】
働き方ラジオにも出演いただいたBESSの家(株)アールシーコア取締役の谷秋子さんの 12/14(土)「意味のイノベーション入門講座」への出演が決定しました!
日本の意味のイノベーション事例として安西さんと対談いただきます。
働き方ラジオ自体が「働く」ことの意味のイノベーションを実践していたんだと僕自身も気づきました。そんな話も以下のサイトに入れています。ピンときた方は、ぜひ読んでみてください。
「意味のイノベーション入門講座 1DAY」
日時: 2024/12/14(土)10:00-17:00
形式: オンライン
午前の部 (10:00-12:30)
午後の部 (14:30-17:00)
主催: SessionCrew/ 働き方ラジオ
協力: 安西洋之/ Letters from Nowhere
協力企業:
BESSの家(株式会社アールシーコア)
株式会社バリュークリエイト
お申込みはこちらから▼
意味のイノベーションの詳細について解説しています。興味がある方はぜひ聴いてみてください▼
「意味のイノベーション入門講座 1DAY」へのご質問・お問合せはお気軽にDMをください!
主催: SessionCrew/ 働き方ラジオ
田中健士郎 https://x.com/tkenshiro
リサ https://x.com/Risa_italy