【詞】Folk Tale

▼今回の概要▼

僕がVo&GtをしているSUN NOT TARGETの歌詞についての話
今回は『フォクテル』という曲

※注意
・ネタバレというか、曲についてのイメージがついてしまう可能性もあるので、そこは承知の上で読んで欲しい
・歌詞はほとんど載せない。歌詞を知っていることが前提で書いている
・読んでも「へー田中はそういう風な想いだったんだー」ぐらいで、曲を聴いてくれた方は各々の自由な受け取り方をして欲しい
・そして文章が長い。すまん

♪トレーラー
1曲目(0:00～)が今回の曲

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▼ここから本題▼

小、中、高と同じ学校に通っていた友達がいる

一緒にバンドをやるなら彼に歌って欲しい
高校に入ったらバンドをやろう
彼がボーカルをやって、僕はギターを弾く
ベースも決まっているからあとはドラムを見つけよう

そう決めて、高校に入学してすぐのクラス内での自己紹介時に
「ドラムやっている人がいたら教えて下さい」と意気込んで言ったり

放課後、有名なバンドの曲を真似て歌ったり
ふとしたことで喧嘩したこともあったけれど
彼と過ごした日々は紛れもなく青春だった

といいつつ、高校時代には彼ではなく別のボーカルとバンドをすることになったのだけれども、それも良い想い出である

メンバーの進学等もあり、高校卒業のタイミングでバンドの解散が決まった

一緒にバンドをやらないか
そう彼が言い出した

彼が歌うなら、と新しくバンドを組んだ
互いに作った曲を互いにアレンジしたり
相変わらず、好きなバンドの曲を真似て歌ったりしていた

そんな彼とやっていたバンドも解散
そして今SUN NOT TARGETとして活動し、僕がボーカルをすることになるわけだがそれはまた別のお話


・あのアルバムの5曲目

「Northern19」の1st Album「EVERLASTING」の5曲目「THE NIGHT WITHOUT A STAR」がここで僕が思い浮かべている曲

正直言うと、ラジオから流れる様なポピュラーな曲ではない
ただ、当時よく聴いていた曲で、彼から教えてもらったバンドの曲
いつ聴いてもその時のことを想い出す


・本当の言葉

一緒にしていたバンドが解散して、僕は新しくバンドを組んだが、彼は音楽活動をやめた

カラオケだったり鼻歌だったりで歌うこともあるだろうが、ライブの様な場所で歌うことはもうしていない

彼の歌声が好きだし、彼の作る曲が好きだ
もちろん人間的にも好きだが、音楽的なセンスは褒めるところしかない程だ
だからこそ彼の曲、歌が聴きたい
今すぐじゃなくても良い。何十年先でも良い

僕は僕の今を生きている。彼も彼の今を生きている
いつかまたお互いに夢を語り合えたらな、なんて思う
その時は一緒に歌でも歌いながら


彼がこの内容を見ていないと思って書いているわけだが
見ていたとしても恥ずかし過ぎるので、会った時にも触れないで欲しい

そんな曲。読んでくれてありがとう


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是非ライブにお越しください！

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