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「うるさい!」の代わりの言葉

3人子供がいると、誰かが騒いでいて、誰かがケンカをしていて、誰かが泣いている状態。

言い争いが起きてしまうと、必ず子供が言ってしまう言葉が

「うるさい!」

この言葉が日常に何回か出てくると、すごく残念な気分になる。

実際に子供の声は大きいし、子供同士がおもちゃの取り合っている時は、相手の主張を何とか退けようとしているのだけれども、「うるさい」という言葉を放つと、何とも思考停止のような状態になってしまう。

「うるさい」という言葉を相手に向かって放つと、あなたとはもう会話をしたくない、自分から離れてくれという感情がありありと出ていて、何とも物悲しくなる。

そして、感情の高ぶりがエスカレートすると、うるさいと言っても聞かないから相手を叩くという行動に出るのかもしれない。


家族のその様子を見てきて、今日の夜に提案をしてみようと思う。

「うるさい!」という言葉、禁止。


「うるさい」を調べてみると、心が狭い様子だそう。
耳を塞ぎ、心を閉じてしまい、相手への尊厳が失われた状態なのかもしれない。

「うるさい」という言葉はかなり暴力的で、稚拙なもの。

語彙力の乏しい子供が使うことは考えやすいが、子供は誰から言葉を学んでいるのかといえば、親である私たち。

そう、事の発端は私にある。

親は子供よりも当然語彙力があるのだし、知恵もある。
怒りたくなることは多々あれども、理性も働く。

そうであれば、相手への尊厳を保ちながら、会話を通じて状況を改善させることが必要。

そのために、安易に自分の感情を説明しつつ、相手への威嚇ともなり、困りごとを改善させようとする「うるさい」という言葉を禁止することで、違う表現で相手へ伝える術を磨いていきたい。

言い換える言葉はあるはず。事象によって言葉を選べば良い。

・声のボリュームが大きい→アリさんが聞こえるように話してね
・足音が大きい→忍者のように歩いてね
・おもちゃの音が大きい→違う部屋で遊んでみようか
・ケンカし合っている→何がイヤなのかを伝えよう

「うるさい」は便利な言葉であり、上記いずれの困りごとに用いることができる。そして、その発する言葉の大きさで、相手を威嚇し、沈静化させようとする思惑がある。

ただし、それはあまりにも暴力的で短絡的。もう少し工夫をすることは、家族が同じ家で生きていくためにあっても良いと思う。

会社で上司、同僚、部下、取引先、いずれに対しても「うるさい」とは言わないはず。常に仕事で工夫しているのがパパなはず。

まずは私から、トライしてみようと思う。

でも、正直、子供が騒ぎ出すと、うるさいですよね・・・

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合わせて読みたい

●うるさい!と同様に、ついつい使ってしまう言葉
「何でそんなことするの!」についてです。

●子供にどう接すれば良いかを書いてみました。


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