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育児って、思っていたのと違うじゃん!

子育てをしているとそう感じること、ありませんか?もっと子供はかわいくて、いつも笑顔で、なついてくれる…素直で、明るくて、元気があって…

半分は正解。半分は幻想。

これが私の実感です(笑)

泣き叫ぶし、言うことを聞かないし、いろんな物を壊すし、ずっと話しかけてくるし。家中走り回るし、案の定転ぶし。

今日は

・子育てにちょっと疲れたなぁと感じている人
・毎日同じことの繰り返しで、イヤになってきた人
・どうしても子供とぶつかってしまう人

そんな人に読んでもらえたらうれしいです。


1.子育てはなぜ疲れるのか

身の回りの世話が中心となる乳児期。
少しずつできることが増えてくる幼児期。
子供の勉強や習い事など、社会的なことへのフォローが必要になる児童期。

子供の時期によって課題は違うけれども、結論、

子供をコントロールしようとするから、疲れる

精神面にフォーカスした結論です。

肉体的には乳児期が疲れますよね。理由は単純に寝れないから。
授乳や夜泣きに対応しながら、日中に他のことをやるのは、まさに最初の試練。まぁ、それでメンタルもやられるのですが…
この対策は別記事で書いておりますので、後ほどご覧頂ければ幸いです。

精神的には幼児期以降、子供とぶつかることが増えると実感しています。

子供が言葉を話すようになってくると、口ごたえや言い訳をしてくるようになるし、基本的に言うことを聞かない…というか、理解してくれない。

わかってくれたかな?と思っても、笑顔でスルーする。全然聞いてないじゃん。

とにかく、パパやママが思った通りには物事が進みません。

泣く行為から言葉による意思表示ができるようになったことで、子供はより自由に、多彩に自分の意思を表現することを始めます。

そして、子供は

今を、一生懸命生きている

一例として、お風呂上がりにいつまでもパジャマに着替えないことを指します。

後先を考えずに、今、裸でいたいからと言う自分の感情を、最優先に生きている。カゼなんてひくかどうかは、知ったこっちゃない。

素敵ですね。子供とは、そんな生き物です。

だからこそ、子供をコントロールしようとすると、ストレスが溜まり、疲れてしまう。

子供に対して「なんでそんなことするの!」とは最も無意味な言葉であることが、調査結果で出ています。
※札幌市、田中家調べ

2.子供への接し方

そんな子供にどう接したらいいのか。
自分が出した結論は、

・提案をすること
・甘えを許すこと

この2つでした。

時間が迫っている時や忙しい時はそんな悠長なことをしていられないので、強制執行をすることがあります。
ただし、3人の子供を通じて理解したことが上記のことでした。

・早く着替えなさい!
→着替えた方がケガせずに遊べるよ

・明日の学校の準備はしたの?
→準備したら安心して自由に遊べるよ

・いつまで食べてるの!
→温かいうちに食べられると美味しいよ

提案をする、言い換える、子供にとってわかりやすいメリットを提示する形です。

でも、後のメリットよりも、今のメリットの方が強いんですよね。先々を想像できないから、そりゃそうなのかも。

○○してくれたらパパはうれしいな〜も使ってみたのですが、あんまり効果がなかった…
※パパのうれしい顔には興味がない

結局、人間は自分にメリットがあることを行う。
その本質に気づきました。

甘えを許すことに関しては、子供は最初のうちはやり抜く力が弱い。疲れた、眠い、やってもできないなど、色々な理由をつけて、困難を避けようとします。

それをたまに、認めてしまうこと。
そして、パパやママも甘やかしていいのでは?と。

ダラダラという意味ではなく、手抜き、息抜き、今日はやらない!があっていい。そうじゃないと、息が詰まります。

昨日は甘やかしてくれたのに、今日は早く着替えなさいと怒られた。一貫性がない?子供がわからなくなる?

そんなことは、ないっす。

大丈夫ですよ。毎日成長しているから、パパやママも考え方が変わったとでも言っておきましょう。

育児に完ペキを望んではいけない。

完ペキを目指す心意気は美しいですが、達成できなかった時に疲れます。これが現実。

ご飯を子供と一緒に食べれただけで十分です。部屋が散らかっていてもいい。
そのご飯が、コンビニ弁当だっていいです。なんも悪くない。ちゃんと与えただけで十分です。
自分がダメ親なんて思う必要はない。
子供と一緒に生きているだけで十分素晴らしい。本当にそう思います。


3.成長に気づき、喜びを感じること

小さな「できた」に気づくこと。これが子育てで最も楽しい瞬間。

昨日までは使えなかった箸が、使えるようになったこと。
パジャマのボタンが一人でできるようになったこと。
初めて自分の名前をひらがなで書けたこと。

生まれてから今まで、できることが1つずつ増えていって、少しずつ成長していく姿。

できなくても、何回もチャレンジして、できるようになっていく。それを今この記事を読んでいるパパやママが子供をフォローし、見守り、励ましたからこそ、できるようになっているんです。

もっとパパやママは自分を褒めたらいい。

住む場所、食事、教育。使えるお金に差があるにせよ、今日も子供は元気に生きている。まずはその環境をなんとかして整えたパパとママに拍手ですよ。

パパやママが必死になって働いてくれたから。放り出したくなる気持ちを抑えて、今日も子供に向き合ってくれたから。
だから、子供の「今」がある。

そのことに対して、誇りを持ち、もっと自分を評価していい。

疲れたっていい。

疲れるくらい、子供と向き合っている証拠ですよ。

4.毎日の生活に喜びを

毎日の育児は本当に大変です。

育児はキレイゴトではない。人間同士のぶつかり合いです。格闘技ですよ。体力、精神的にギリギリまで追い込まれる時期があるんだから。

そんな育児に毎日向き合い、試行錯誤しながら、なんとか我が子を世の中に送り出そうとしている。

そんなパパやママがもっと自信を持って、今しかない育児期間を楽しんでほしい。

そして、疲れたら、疲れた〜と言っていい。noteに書いてもいい。

誰よりも頑張っているパパやママを応援しています。

一緒に育児に向き合いましょう!

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