自然のエネルギーを蓄えた野菜のおいしさ
7月に入って早々の「たべもの教室」。夏野菜は、きゅうりができ始めたくらいで、まだ夏野菜本番には早く、先月に引き続いての玉ねぎ、じゃがいもが大活躍。
教室で使う野菜たちは基本、関東圏で露地栽培で作られた無農薬・無肥料のものが中心。ハウスの中で、肥料をたっぷり与えられれば育つのも早いけれど、本来の自然の中で、そして農薬や肥料を使わなくても立派に育つ、自然のエネルギーをたっぷり蓄えた野菜のおいしさを知ってもらいたいと思っています。力のある野菜だからこそ、シンプルな料理でも、おいしさがさらに引き立ちます。
玉ねぎとじゃがいもは、たなかれいこ定番の 肉じゃがならぬ「じゃがじゃが」に。きほん玉ねぎとじゃがいもだけで、調味料は醤油だけという、びっくりするシンプルさですが、水も使わず、火の力で旨みを引き出し、醤油だけなんて嘘でしょう、、、という味わいに。じゃがいもは、男爵、メークイン、タワラマゼランの3種類。じゃがいもの種類は、料理によって使い分けを…と言われていますが、気にせず同じ鍋に3種使ってみると、それぞれの食感でそれもまたたのしい味わいのひとつになりました。
きゅうりは、暑いと言ってもまだまだ生で食べるには私たちの体的には早いかなという頃でしたので、しっかり火を通し炒め物に。ニンニクやしょうがをたっぷりきかせて、さらに豆豉を使うことで、コクのある味わいで、ごはんが進む一品に!体を冷やすきゅうりや生姜も、加熱したり、体をあたためるニンニクを使ったりすることで(生のしょうがは体を冷やします)、お腹の中からほかほかになる料理に変身、夏バテ防止にも。
人参は、葉付きの新人参が畑から届きましたが、まだ貯蔵物の冬人参もありました。貯蔵物は傷みが出てきますが、その部分を除いて切ってみると、まだまだ鮮やかな人参色で元気!自然の力をたくわえた野菜の保存性は実はすごいのです。新旧合わせてソテーにしました。
きゃべつは、最後の春きゃべつ。芯のところが甘くておいしいので、スライサーで千切りにして、すりおろしのじゃがいもとあわせてピン(餅)に。両面焼いてもっちもちになったピンを、醤油やビネガーなどを合わせた特製たれをつけて。けっこうなボリュームだったのですが、みなさま完食。かんたんでおいしくて、家でも作ります~と大好評!
毎日のごはんは、気負うことなく、かんたんに作れておいしい料理がいちばん。そのためには、電子レンジを使わなくても、出来合いの調味料をいろいろそろえなくても、レシピをたくさん覚えなくても大丈夫です。たなかれいこの たべもの教室の料理は、とにかくシンプル。たったこれだけの材料でいいんだ! これだけの調味料でこんなにおいしくなるんだ!という発見がたくさんあります。そして通って毎月食べる体験をすればするほど、体と心の健康との関係性に気付くようになります。
**7月の たなかれいこのたべもの教室 献立**
●じゃがじゃが
●きゅうり炒め
●人参のソテー ビネガー仕上げ
●きゃべつとじゃがいものピン
●5分搗きごはん
<今月の使用食材>
じゃがいも、玉ねぎ、きゅうり、長ねぎ、人参、きゃべつ、しょうが、にんにく、こんにゃく、オリーブオイル、醤油、海塩、アップルビネガー、白バルサミコ、豆豉、葛粉、5分搗き米
・・・・・・・・・
折々に畑から届くおいしい旬の食材を使うため
教室では月々の献立をあらかじめ公表していません。
ひと月おわりましたら、献立を公開しています。
・・・・・・・・・
●教室の様子をまとめたアルバムもぜひご覧ください。
https://note.com/tanakareiko/n/n3e6a96c51cb0
ーーーーーーーーーーーーーー
たなかれいこの たべもの教室は
いつからスタートでも大歓迎です!
たべもの教室では「おいしく食べて美しく健康に」をトータルで学ぶことができます。毎月一度通っていただくことで無理なく、ゆっくり、たなかれいこ的調理法を学びつつ、実際にお料理を食べた後の体と心の変化も感じていただけるのが「たべもの教室」です。自分軸を持つと情報にふり回されず、心身が落ちきます。その近道は食べものに向き合うこと。
ご入会ご検討中の方は、まずは「お試し受講」でご受講いただけます。ご都合のつく日時でお申し込みくださいませ。
<8月の開講日> *どのクラスも2時間半の教室です
2日(水)13時~/18時半~
3日(木)13時~/19時~
5日(土)13時~
*コロナ対応ワクチンを接種した方のご受講はご遠慮いただいています。
ーーーーーーーーーーーーー
○twitter
○facebook
○instagram
○たなかれいこNEWS→ 無料のメールマガジン
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?