タナカカナコ

タナカカナコ 建築士・デザイナー

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    コンクリートむき出しがリノベーションなのか

    そもそもマンションのリノベーションとは、どんな考え方なのか、何か良いのか説明したいと思う。

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      • 「施主支給でお願いします」と言われるのは

        工事費の金額調整をしている時、「コレは施主支給でお願いします」と言われる事があるかもしれない。つまり、お客様の方で発注して現場に届けてください、という事。なぜそう言われるのかを説明したい。

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        • 施主支給のリスク

          「施主支給」とは工事や材料を施主が手配すること。つまり、施工会社を通さず、施主が直接購入し、現場に届けたり業者を手配したりすること。 メリットとデメリット・メリット:施工会社を通さない分、安く買える場合が多い(ただし現場調整費は多少請求されることもある) ・デメリット:施工会社は、多少の協力しかしてくれない。発注時の確認も搬入等の調整も全て施主責任で行う。 工事は様々な業者が絡み合って成立するので、その中の一部を施主が手配するのはとてもリスクが高い。現場は常に変わってい

          • 工事費の見積もりの裏側

            工事費の見積もりは、一般のお客さんには分かりにくい。高いのか安いのか?ぼったくられてる?そもそも相場は? 結論から言うと、お客さんは業者を信じるしかない。「信じられる業者」を自分で見つけ、その後はもう、信じてついて行くこと。これが大事。 とはいえ、工事費の見積の裏側を知っておくと上手に交渉できるだろう。 元請けの工事業者は、各下請け業者に見積を取り、それに経費や利益分を乗せてお客さんに出す。であれば、1行1行は原価なのか?それは見積を作った人にしか分からないので、いろい

            相見積もりの取り方

            建物を建てる時、まず気になるのは工事費ですね。1社を信じてお願いする人、相見積を取る人、自分が信じて付いて行けるのであれば、どちらでもOKです。 合見積を取るときに確認するポイントとしては、その金額の中に、何が(どこまで)入っているのか? →キッチンなど設備のグレードは?フローリングは無垢?シート?照明器具は?入ってないものは何?追加したらどのくらいかかりそう? 結論ですが、本来的には違う図面で見積を取っても正確な相見積とは言えません。 設計+施工を一貫して行う会社に

            設計事務所と施工会社との関係

            建築関係の会社には色々あるが、基本的には設計事務所と施工会社に分かれる。工務店やリフォーム会社、ゼネコンは?というと、その両方の機能を社内に持ち合わせている会社である事が多い。つまり、設計をする人(建築士)と施工をする人(施工管理技士等)が同じ会社にいる。ただし、外注している場合も少なくない。会社の名乗り方や呼ばれ方はそれぞれだが、結局は、設計と施工に分かれ、基本的に両者は別人格が行う。 今回は、設計事務所と施工会社の2社で建築を行う場合の流れについて書いてみる。 設計事

            建築士の道は3つに分かれる

            建築の道を志す人は、建築(=意匠)、設備、構造の、どの道に進むかを決める。設計事務所も、その3つに分かれる。 ・建築設計事務所 ・設備設計事務所 ・構造設計事務所 この3つの道のうち複数できる人は基本的には居ない。いるかもしれないが、専門性は薄いと考えられる訳で、どの道へ進んでも何年もかけて専門性を深めていく必要があり、一度の人生で複数をマスターするのは基本的には難しい。 この、建築、設備、構造の各専門が協力して、建築物を設計していく。もちろんお互いに、専門でなくて

            建築士はデザイナーなのか、技術者なのか

            「建築士は技術者で、デザイナーは別にいる」と思っている方に出会う事がある。noteデビュー第一弾として、この点について、いち建築士の立場から書いてみる。 結論、「建築士がデザイナーです」と私はいつも説明している。もちろん、建築士としての在り方は人それぞれではあるが、基本的に建築士は、建築デザイナーの認識でこの仕事に就いている。 ここで、「建築のデザインって、どこからがデザイン(設計)なのか?」という話であるが、単に壁紙や床の色、間取りを決めて、なんとなくスケッチするだけな