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研修の評価ってどうやるといいのか?少なくとも「満足度」が高い=学習効果が高い、ではないんですよね。

研修後のアンケートで「この研修に満足しましたか?」といった内容で受講者に応えていただくケースがよくありますが、実は、満足度が高いからといって、学習効果が高いわけじゃないということが分かっているそうです。

しかし、「満足度が高い」➡「来年も継続実施しよう」、「満足度が低い」➡「来年は取りやめよう」または「来年はやり方や講師を変えよう」という、結構安直な判断をするケースは多いように思います。

講師の立場からすると、「満足度」のポイントを上げるのに、少し仕掛けをすると役立つことがあって、それは例えば、最後にものすごく盛り上げる!(一人ひとり何かを発表して、それを全員で全力で👏して讃える、みたいなことをする)と、気分が高揚し、その勢いで、アンケートが出てくると、つい、「満足した」にマークしてしまう、みたいなこと、あるんですよね。

同業者にも上記のような話、よく聴きます。

楽しかった!満足した!というのは、テーマパークだったらよいのかもしれませんが、実務に役立つ知識やスキルを学び、実務の成果に繋がる行動変容を期待するのが研修の意義であるなら、満足とか楽しかったといったことを聴いても意味がない、というか、それだけではダメ、だということですね。

『「研修評価」の教科書』には、そのことが詳しく書いてあり、今回、Voicyでは最低限のポイントを解説しました。

人材育成担当者は、是非、この本を読んで欲しい!


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