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‪素晴らしい選手≠素晴らしいコーチ‬

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さて、今回の記事は「素晴らしい選手が素晴らしいコーチにならない理由」です。

その答えはこのビジネス記事にありました。

「“リーダーは「優秀さ」を捨てなさい。”9割のリーダーがハマる落とし穴とは?」〉
https://diamond.jp/articles/-/40894?page=2

簡単に内容を説明すると、「チームで勝つためにリーダーは優秀さを捨てましょう」です。リーダーが優秀さを捨てて、「あなたのことを頼りにしてるからぜひ一緒に仕事しよう」といった方が
部下のやる気があがって、生産性が向上しますというお話です。(このやり方は、ビジネスっぽく言うと「サーバントリーダーシップ」っていうみたいです。)


選手とコーチの話に戻します。
スポーツ選手の世界は圧倒的に実力主義です。
だから、選手は日々自分を磨きます。と同時に、周りのライバルと日々戦っています。「こいつには絶対負けん」という気持ちです。この気持ちって相手よりどこか秀でてるから思えます。

真逆の例で、「ウサイン・ボルトと100m走対決」する場合「ボルトに絶対負けん」とはなかなか思えませんよね?どこか秀でてる自信があるから相手に対して負けないって思えます。これがモチベーションです。

だから、選手にとって自信って大事なんですよ。
その自信をつけるために練習しますし、試合で発揮されるプレーは自信が土台となって発揮されます。


じゃあ次にコーチの場合。
コーチは、コート上で何も表現できません。選手の交代、タイムアウト、戦術の指示、などの補助的な立ち位置です。これを実際にコート上で表現するのは選手です。

だから、コーチには選手にどれだけ気持ちよくプレーさせるか、またそのための自信を持たせるかが大事です。


先ほどの記事の話で、「あなたのことを頼りにしてるからぜひ一緒に仕事しようスタイル」の方が、部下のやる気が上がると言いました。これは選手とコーチの関係でも同じです。

仮にコーチが「(俺の経験は優秀でそれを踏まえた俺の指示は素晴らしいから)俺の指示についてこい!」スタイルだったら、選手は指示を聞くでしょうか。それよりも「お前たちはたくさん練習してきた。だから絶対このプレーはできる。自信もってやってこい。」って言われたほうが嬉しくないですか?

この2つは話の軸が違うだけなんですよね。
前者は「自分軸」で話しています。後者は「相手軸」で話しています。


ここまでの話をまとめると、選手では自分軸で考え自信をつけることが大事で、コーチは相手軸で考え自信をつけさせることが大事です。要は、選手とコーチで真逆なんです。

選手からコーチになった時、この考え方の切り替えをできる人ってほぼいないと思います。人間の価値観を変えるような話なので、よほど大きな体験等ない限りかなり難しいです。

これが「素晴らしい選手が素晴らしいコーチにならない理由」です。

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以上、選手の独り言でした。

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