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なんだかんだ夢って叶っている説

お盆休み中、姉に「将来の夢が叶うか超不安~~」と豆腐メンタル相談をしていたとき、「今までちゃんと夢を叶えてきているから、続けたら近づくんじゃない?」と言われてハッとした。

ハッとした理由を説明するにあたり、少しの間だけ、私が尊敬している人の話をさせてほしい。

皆さんは、安藤美冬さんという女性を知っているだろうか?

ノマドワーカー、フリーランスという働き方の先駆者で、「自分で仕事を作る」という姿勢に共感をした人も多いと思う。

私が安藤さんのことを知ったのは、2012年に放送された情熱大陸だった。

「こんな働き方をしている人がいるんだなあ~」というぼんやりした気持ちで見始めたんだけど、番組が終わるころには刺激を受けすぎて感動してしまっていた。

「自分で仕事を作る」

「好きな時間、好きな場所で、好きな人と好きな仕事をする」

このような働き方や生き方が本当にあるんだ、と大学生ながら感動して、母に思わず「私、安藤さんみたいな生き方がしたい」と言ってしまったほどだ。

就職して正社員として働くことしか知らなかった私は、安藤さんを知ったことで、ぐわっと視野が広がった。

とはいっても、大学を卒業したら就職はするつもりだったので、力をつけていつかいつか安藤さんのような働き方をベースにしようと、心の中で誓った。

それから数年。

あのころ憧れていた安藤さんのような、働き方が今できている。

やりたかったライターという仕事で、自分で仕事を得て活動している。会社名ではなく、個人名で仕事ができていることが嬉しい。

もちろん個人で働くことはリスクもたくさんあるので、一概に「フリーランス最高~」とは私は言えないけれど、やってみたかった働き方ができることは、最高に幸せである。

姉に「将来の夢が叶うか不安」と話したが、私は「自分がこうなりたい」と思った理想の姿を、ちゃんと追いかけて実現していたことに驚いた。

フリーランスになったのは、ガラッと働き方を変えたかったのと、結婚も出産もしていない、なんのリスクもない状態で一度挑戦をしてみたかったという理由があったけれど、根本的には私は安藤さんのような生き方がしたかったのだ。

がむしゃらに働きすぎて、うっかり忘れてしまいそうだったけど、そうだ、フリーランスという働き方は、大学生のころからずっと憧れていた。

今ちゃんと、叶えられていることが嬉しかった。

テレビの前で感動して、母親に興奮しながら話していたこと、ちゃんと叶えているんだよねえ。

そう思うと、私はなんだかんだ自分のやりたいことを叶えてきている。

就職して東京に出ることも、テレビの仕事をすることも、フリーランスになることも、ライターとして働くことも、紙媒体で執筆をすることも、全部全部叶えられている。

夢って、なんだかんだ、忘れずに愚直に続けたら叶うのだ。きっと、あなたも振り返ったら叶っていることあると思う。

もちろん正しい努力も、ちょっとした才能も必要なのかもしれない。

だけど、一番は「叶えよう」と挑戦してみることが大切なのかなと思った。

私は将来、小説とエッセイを仕事にしたい。

でも豆腐メンタルなので、つい母や姉に書いた作品を読んでもらい感想を言ってもらったり(読みやすいか?とか)、弱音を聞いてもらったりしている。

いや、しっかりしろよ、ってかんじだよね…。(すまない…豆腐なもんで)

でも、今までちゃんと叶えてきているからこそ、諦めずに愚直に続けようと思う。

人生一回しかないし、ひとつでもいいから夢を叶え続けたいな。

安藤さんのことを初めて知ったときくらいの興奮と情熱が、今またむくむくと沸き起こってきている。

最後まで読んでいただきありがとうございます!短編小説、エッセイを主に書いています。また遊びにきてください♪