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年収1000万 会社員が必ずやっている、たった2つの思考法(抽象化・具体化)

まず、結論から共有しますが、その方法はタイトルにも書いてる通り

「抽象化・具体化」です!

聞いたことありますか?それぞれの概念をめちゃくちゃザックリと言語化すると下記です

【抽象化】
同じ属性同士をまとめることで、概念・ルール・規則などを作り上げる
【具体化】
概念・ルール・規則を細かく分解して、実行レベルにつなげる

なんとなくのイメージはできましたか?
(ちょっと難しいですよね、私も最初はなんのことかさっぱりでした…笑)

今回は「思考法」という実物が存在しないものの話をしており、ちょっと分かりづらいかと思いますが、これを習得できれば下記のスキルが身につくので、ぜひ内容見ていってください!

抽象化・具体化身につけるメリット
・"発想豊か"になり、アイデアが湧き出る
・"コミュニケーション能力"が向上する
・"理解力が向上"物事を効率よく進めれる

今回のブログの内容は 細谷功 さんの著者
「具体⇆抽象トレーニング」の内容をガッツリ参考にさせてもらっています。

人気経営者でありYoutuberでもある「マコなり社長」もかなり推している一冊です。ブログ読んで気になった方はぜひ購入検討してみてください!

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【記事要約】
①抽象化、具体化とは?
 ・図解で表す抽象と具体(ピラミッド図)
  〈横軸〉情報量の拡大
  〈縦軸〉抽象化&具体化
 ・なぜ、日本人は具体化&抽象化が苦手か?

②抽象化、具体化の方法
ダイエットの「課題」を例に、抽象化、具体化を用いて構造化するステップを紹介します!

③事例で示す、抽象化&具体化のメリット
 上司から部下への指示が「抽象的な場合」「具体的な場合」それぞれのメリット・デメリットを整理して図解で紹介します!

①抽象化、具体化とは?

ではまず、抽象化・具体化とは一体何なのか、本書で繰り返し出てきた「ピラミッド図」を使ってもう少し深掘りして説明します。

皆さんは「頭がいい人」と聞いて、どんな人をイメージしますか?例えば…

A.いろんな情報を知っている人
B.仕事の覚えが早い人
C.学校のテストの点数が良い人
D.計算が得意な人

このような人でしょうか?

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本書では、頭が良い(知の発展)には下記の2つの軸存在し、この両方を兼ね備えている人こそ「真に頭が良い」人だと定義されています。
〈横軸〉情報量の拡大
〈縦軸〉抽象化&具体化

情報量の拡大(横軸)は、つまりは「知識量」のことです。知っているか・知らないか、覚えてるか・覚えてないからの世界の話です。

抽象化&具体化(縦軸)は、ブログの最初に説明しましたが、物事を大枠で捉えたり、具体的に分解したりする能力です。

気づきましたでしょうか?上記の例で説明したA〜Dはすべて、情報量の拡大(横軸)の話なんです、抽象化&具体化の観点が完全に抜けてしまっています。

でも安心してください、この観点が抜けているのはなにも「私とあなた」だけではありません。おそらく多くの日本人に当てはまります。

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なぜなら、そこには「日本の学校教育」が深く関わっているからです。思い出してみてください、学生時代以下のような価値観持ってませんでしたか?
・問題には必ず正解がある
・知らない人より知っている人の方が偉い

そうなんです、日本の学校教育は情報量の拡大(横軸)ばかりに重きを置いてしまっています。

日本の教育が全て悪いとは言いませんが、この価値観のまま社会に出てしまったために、若い会社員は「答えのない難しい問題」にぶち当たった時、挫折してしまう人がが多いのではないかと本書を読んで感じました。

社会人が相手にする問題は、色んな要素がぐちゃぐちゃに絡み合っていて、一見すると「自分の能力では無理だ…」と思ってしまいます。

ただ、意外と細かく分解して考えたり(具体化)もっと大きな視点で捉えてみたり(抽象化)すると、最適解までの最短ルートが簡単に見えてきます。

では、この抽象化、具体化(縦軸)はどうやったらできるようになるか、次の章で解説します!

②抽象化、具体化の方法

冒頭でも説明してますが、抽象化とは「同じ属性同士をまとめることで、概念・ルール・規則などを作り上げる」ことです。もう少しわかりやすくいろんな表現をすると

・分類:同じ属性同士をまとめる
・線引き:既存の似たもの同士を区分
 →上記ができると「構造化」できます

言葉だけではいまいち伝わらないと思うので、「ダイエットしても体重が落ちない」という"よくある課題"に対するアプローチで考えてみましょう!

皆さん、ダイエットがうまくいかない時「どう考え、どう行動」しますか?

「ネットで"炭水化物ダイエット"がいま流行ってるから、とりあえずやってみよう!」こんな感じではないでしょうか?(私もそうでした)

具体化、抽象化できる頭のきれる人は、下記のステップで事象を構造化して、現状の問題点を明確化した上で「最適な方法」を使って課題にアプローチします。なので、上記のように単的に考える人に比べて正答率が高くなります

□構造化のステップ
 ①頂上事象(体重落ちない)設定
 ②頂上事象を分解、分類する
 ③全体を眺めて過不足を整理する

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一言に体重が落ちないといっても、想定される原因を想定すると、こんなにも沢山の項目が出てくるんですね!

先程の単的な考えの「炭水化物ダイエット」はこの構造化で考えると、食事方法▶︎食べるものに分類されます。つまりは、ごく一部の偏った考えしかできていないということです!

具体化、抽象化の方法がイメージできたところで、次は会社でよくある「上司から部下への仕事の依頼」を例に、具体・抽象の観点から眺めてみましょう!

③事例で示す、抽象化&具体化のメリット・デメリット

本章では、具体化、抽象化が持つメリット・デメリットを理解できます。これを理解すると、日常から使えるレベルまで習得できますのでぜひ読んでいってください!

まず仕事の事例ですが
上司が部下に対して「楽しいイベント」を企画することを想定します

その時、上司の指示が具体的な場合と、抽象的な場合のメリットデメリットをまとめたものが以下の画像です。

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まとめると、
・具体的な依頼は想定以上の「期待値」は低い。一方で、大幅に期待を下回る「リスク」は小さい
・抽象的な依頼は想定以上の「期待値」は大きい。一方で、大幅に期待を下回る「リスク」も大きい

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つまり、具体と抽象は一長一短なので、案件の種類や部下のタイプに応じて、適切な方法を選んでいる上司はかなり優秀だと言えます!

私も、メーカー入社7年目で色々な上司を経験してきましたが、これができてる上司はかなり少ないと感じますし、
できてる上司と仕事してる時はかなりやりやすい実感もあります!

上司と部下の間の「いざこざ」は以下のような、上司と部下の期待のすれ違い(コミュニケーションギャップ)から生まれているケースが大半です。
・上司の求める成果は具体的か?抽象的か?
・部下が目指している正解は具体的か?抽象的か?

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上図でいくと、灰色塗り部の状態はギャップが生じやすく、白塗り部はうまくいきやすいと言えます。白塗り部の関係を目指して日々考え抜いていきたいてますね!

以上、今回は「具体化、抽象化」の思考法に関して紹介しました!明日から使えるようなポイントを噛み砕いて説明したつもりですので、

役に立ちそうと感じる方は、ぜひ明日から日常生活で行動していきましょう!

ではまた!

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