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レビュー集

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とにかく何かしらのレビューをつらつら上げていくマガジン。ジャンルは問わない。当初は総評、良かったところ、うーん箇所の3つで進めていく。だんだん変わるかも。
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2022年11月の記事一覧

血界戦線(アニメ)

血界戦線(アニメ)

概要
2015年に放映された。原作は内藤泰弘先生の同名マンガ。「技名を叫んでから殴るマンガ」というコンセプトの通り、異界と繋がってしまったNYを舞台に秘密結社ライブラが暗躍する様子を少年漫画っぽい派手な必殺技とオシャレで小粋なドラマで展開する。「週刊世界の危機」という表現がピッタリで、鼻歌まじりに世界を救っていく破茶滅茶ながら希望に満ちた物語。原作漫画はもちろん素晴らしいのだが、今回はアニメに特化

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王ドロボウJING/KING OF BANDIT JING

王ドロボウJING/KING OF BANDIT JING

概要
"王ドロボウJING"は、今は亡き月刊コミックボンボンで1995-1998に連載されていた作品。途中で媒体を月刊マガジンZに移行し、その際にタイトルが"KING OF BANDIT JING"に変更された。それぞれつながりはありつつ独立した作品という扱いで、各々7巻ずつ出ているが、KING OF BANDIT JINGに関しては作者療養のため現在も休載中という扱いになっている。作者は2012

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リコリス・リコイル

リコリス・リコイル

視聴きっかけ
CMと妙に耳に残るエンディング。加えて、1話を見るまで全然理解できなかった世界観に惹かれた。

総評
"制服は現代における迷彩服"という作中の表現が秀逸な作品。設定の要素は既視感もあるが、良くも悪くも現代的なノリと言い回しで新しさを感じる。主人公キャラ2人の対照的なキャラも印象的。

よかったところ
とにかく主人公を立ててのストーリー展開。わかりやすく王道、かつ女の子だけども殴り合う

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サイバーパンク 2077 エッジランナーズ

サイバーパンク 2077 エッジランナーズ

きっかけ
NETFLIXのオススメより閲覧。友人が原作ゲームに傾倒していたことも後押しになった。自身は未プレイ。

総評
10話と短めだが、綺麗にまとまっている。原作を知らなくても楽しめた。それでも製作陣が原作について深部までよく理解し共有しているのだろうと思わされるほど、画風、声優の演技、bgmなど全ての要素が調和している。

良かったところ
総評で触れた全体バランスは言わずもがな、テンポや能力

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ロマンティック・キラー

ロマンティック・キラー

ネトフリで流れてきたのでなんとなく視聴。コンセプトだけ見て面白いなと思ったのがきっかけ。原作未読。

総評
最初はリリと杏子のやりとりのテンポが悪く感じ、一瞬見るのをやめたほど。だがしばらくして気になったので再開、結局そのまま勢いで見てしまう。最初の展開はベタ気味だが、コンセプトに隠れている裏の物語、設定が意外に面白く緻密で、最後は全く予想できない方向に走っていく。エンディングの入りが秀逸。

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RRR

RRR

インド映画。
話題になってたので観劇。ちなみに過去ちゃんと見たインド映画は"きっと、うまくいく"と"pk"のアーミルカーン成分だけ。

総評
これぞインド映画。誰かが「半分以上がツッコミ待ち成分」と言っていたが、体感的には7割。とにかく金がかかっていて、かつ作り手の本気と勢いで押されて楽しめるが、よく考えたら後半はもう何か吹っ切れたのかと思うほどのおかしさと振り切れ具合。なんでそうなるんや、という

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