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RRR

インド映画。
話題になってたので観劇。ちなみに過去ちゃんと見たインド映画は"きっと、うまくいく"と"pk"のアーミルカーン成分だけ。

  • 総評
    これぞインド映画。誰かが「半分以上がツッコミ待ち成分」と言っていたが、体感的には7割。とにかく金がかかっていて、かつ作り手の本気と勢いで押されて楽しめるが、よく考えたら後半はもう何か吹っ切れたのかと思うほどのおかしさと振り切れ具合。なんでそうなるんや、というところが多いけど、何か一つは拾ってある感じなのでまぁいいかと思わされる。でもちゃんと考えたら負け。結局ナートゥってなんやねん。

  • 良かったところ
    3時間と言う(しかも日本ではインターバルを挟まないだと、、)長い時間を感じさせないノリと勢いはもちろん素晴らしい。あとは、ところどころに非暴力や勉学、教育について重要性に言及したり、感じさせられる部分があった。最後のビームの望みなんかもよく考えたらハッとさせられる。結局は暴力で解決してるけどな。

  • うーん箇所
    イギリスが悪者すぎ。とくに伯爵?の奥さんの描かれ方がかなりキツい。最期もひどい。インドってこんなにイギリス植民地時代に酷かったのかな、そうだとしても今それそんなに煽ってなんか良いことあんのか?と思わされる。
    CGがところどころ雑い。それも含めてちょっと面白かったけど。
    女性観もかなり前時代的で、そこはなんかいつかのハリウッドみたい。レビュー見てると同じ監督のバーフバリシリーズはその辺がチャレンジングだったっぽいので是非見てみたいと思った。

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