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ファミレスで気づいた傲慢なビジネス像

昨日、夜ごはんとしてファミレスに行きました。

というのも、4歳と2歳の息子がいきなり「夜もお外で食べたいの!」とダダをこねだしたからです。

外で食べるといっても、どこに行こうか考えてると、妻が「ファミレスに行こう」と切り出しました。

正直いって、批判するワケじゃないんですが、ぼくはファミレスが少々苦手です。味も別に悪いワケじゃありませんし、小さな子供が食べやすいように配慮された環境でもあります。

ですが、なんというか、どうしても「衛生的に大丈夫なんかな、、?」という疑問符がついてしまうんですね。(気を配ってるんでしょうが、、)

なので、ぼくがファミレスに行くと、妻いわく『明らかに口数が減って不機嫌そうな顔つきになる』らしいんです。

なんですが、そのファミレスでぼくは、自分の傲慢さに気づき反省することになるんです。

ファミレスに到着して席に案内されると、妻と子供たちは一目散にお子様セットを注文しました。

どうやら、お子様セットを注文すると専用のポイントが貯まるみたいで、そのポイント数によってグッズがもらえるようなんですね。

なので、そのポイントを貯めるためにお子様セットを注文したみたいなんですが、妻と子供が「欲しい!」といったものはプラスチック製のマグカップだったんです。

正直いって、これは100均でも売ってるようなレベルのものなんですよ。

しかも、お子様セットといっても、やっぱりファミレスです。子供が好きそうな唐揚げやポテトフライを盛り付けて、栄養という言葉なんか存在しないと言わんばかりの構成となっています。

ですが、妻と子供たちはそれがどうしても欲しくて、お子様セットを頼んでポイントをためてたみたいなんですね。

正直いって、お子様セットにしなくても他にもっと良さげなモノもありました。

なので、「なんでどこでも買えそうなモノをもらうために、油のカタマリみたいなモノを食べるんだよ。」としかめっ面してたんですが、そこでハッと気がついたんですよ。

「良いか悪いかは自分が決めるんじゃない。実際に買う人が決めるんだ。」って。

よく広告を見ていると、こんなもの欲しがる人っている??と不思議に思えるものが売っていたりします。

ですが、その広告が定期的に発行されてるようならば、それに需要があるということになります。

逆に、「これはお客さんに喜んでもらえる!」と、自信満々にリリースしたものほど、閑古鳥が鳴いて止血処理に向かうハメになることも、、、少なくないですよね(苦笑)

そうなんです。ぼくが、ファミレスで猛烈に反省したのはその部分だったんです。

事業が順調に進み出すと、余計に自分本位で商品・サービスを展開してしまいがちになります。

ですが、やっぱり重要なのは、実際に買う人が何を欲しているか?という部分です。

なので、自分の直感に反していようとも、お客さんが欲しているのであればお渡しする。そして、専門家として本当に世の中に必要な商品は、また別の者として販売する。

正直いって、良い商品だからといって全て売れるとは限りません。

あんまり効果的でないとわかってるけど需要があるものと、認知されてないけど人々にとって重要であるものの2つに分けて販売すること。

少し冷静に考えることも重要なのかもしれません。

田辺輝恭

ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。