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ビジネススキル:マインドセット

外資系に限らず日系企業で働く上で重要になってくるのがマインドセットです。多くの仕事が人との関わりを避けては通れません。そして多かれ少なかれ人間関係の問題はだれでも起きているかと思います。その中でも特に自分と自分以外という関係性を軸に考えていく本がこの「自分の小さな「箱」から脱出する方法 」です。

転職の面接時に聞かれる行動指針

日系企業だけでなく、外資系の転職の面接でもこれまでどういう風に仕事をしてきたか?など聞かれることがあります。例えば、2022年4月時点でAmazon社の面接ページには下記の記載があります。

”行動に基づく面接
面接官には、行動に基づいた質問をするということが根付いています。Leadership Principlesを面接のガイドにしながら、過去に直面した状況やチャレンジについて、またそれをどのように解決したかについてお伺いします。(以下省略)”

引用元:

上記はあくまで1例ではありますが、過去の仕事や行動に対して聞かれる会社は他にも多くありますので、日頃から意識していくことが日頃の業務で結果を出すだけでなく、転職にも重要になってくるわけです。

もし行きたい企業などがあればその行動指針などを事前に調べてそれに沿った形で行動して業務を遂行し、結果を出すことが非常に重要になってきます。もちろんあまりにも自分の考えややり方と、行きたい会社の行動指針が違うのであれば自分の考え方にあった会社を探すことも重要です。入社してからその行動指針に沿わなければ評価されないこともあるかと思いますので事前にミスマッチを避けるためにも行動指針などは調べたほうが良いです。

転職に限らず働く上で必要なマインドセット

その会社の行動指針を把握するのももちろん大事ですが、多くの企業で活躍できるマインドセットを確認するためにもこの「自分の小さな「箱」から脱出する方法 」は非常に勉強になります。

2022年4月時点の本の紹介に「Google、Apple、Microsoftなどなど、数々の有名企業が研修に採用!」と記載がありました。私が購入したのは5年以上前なのでその時点で上記紹介はありませんでしたが、その後も売れ続けているのでそれだけで読む価値はあります。

私が以前勤めていた会社だと非常に優秀なプログラマーがいたのですが、優秀すぎて他の人がついていけないことについて、その優秀なプログラマーがあまり褒められた態度をとっていなく、その人のマネージャーからこの本を勧められて読んでいるという場面もありました。

よく言われることではありますが他人は変えられないけど、自分は変えられるということにこの本の考えが通じるところがあるかと思っています。私はビジネスマンとして働きはじめたあたりでこの本を読めたことは幸運でした。もし自分がマネージャーで社会年次が少ない人がいたらこの本は必読にするくらい良い本だと思います。

またこの本の冒頭にも記載ありますが、仕事だけでなく家族などのプレイベートの人間関係に関してもこの本の考えは適用できますので多くの人におすすめできる本です。

終わりに

仕事での人間関係を良くするにはどうしたらいいか?家庭などのプライベートの人間関係をもっと良くできないか?マネージメントを改善するにはどうしたらいいか?上司との関わり方をどうやったらもっとよくできるか?....など、人間関係について少しでも良くしたいと思う方がいましたらこの本を読んでみてはいかがでしょうか?


関連書籍の紹介

同じ著者でこのような本もあるようです

こちらの本も有名ですね。人間関係の考え方をアドラーの考え方から紐解いていく本です。



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