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自分の正義は人を苦しめるかもしれない

どうも、じんせいサンドです。

今日は自分の正義を振りかざすことの危なさについて書きます。

コロナの話、テラスハウスの話、ナインティナインの岡村さんの話などなど
自分の正義を振りかざしたくなるトピックがあります。

そんなときにこそ、正しい情報を捉え自分の頭で考えた上で発言することって重要なんじゃないかなと思って書こうと思いました。

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そもそも、僕たちに届く情報は編集・加工されてるものが多いと思います。情報を見せたい人が見せたい部分を意図的に切り取り伝えることが多いということです。
それは、情報を分かりやすくするためだったり、興味を引く部分を強調するためだったり、印象操作をするためだったりします。

僕が編集の怖さを知ったのは故マイケルジャクソンの生前流されていたドキュメンタリー番組です。

その番組では、マイケルジャクソンが子供たちを虐待していたかのような内容が終始放送をされていました。
特に印象的だったのが、子供をベランダから落とすフリをしているように見せたシーンです。

その番組では、マイケルジャクソンが子供を窓から突き落とす仕草をしていたという形で放送されていました。それだけを見た人たちは、子供を落とそうとするマイケルはひどい人だと言った反応をしていました。僕も当時、マイケルはなんてひどい人なんだと思った記憶があります。

その放送の後、マイケル側もそのドキュメンタリーに真っ向から反対する内容の番組を流しました。

そこに映されたのは、子供を愛しているマイケルの様子でした。

その問題のシーンについては、マイケル側の映像を見るとこんな感じでした。(うろ覚えなので違ってたらすみません。)

マイケル「ファンの人たちが外にすごい集まってる。子供たちを見たがっているから見せてあげようよ。よし、ベランダに連れて行くよ」
この後、ベランダに子供を出します。
「ファンの人たちすごい喜んでたよ」と興奮気味のマイケルが映し出されていました。

これを見たときに、ドキュメンタリーで加工された悪者に仕立て上げられたマイケルと、ファンと子供を思うもう一つのマイケルの姿のギャップに衝撃を受けました。

それと同時に、悪意ある編集の怖さも知りました。

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なにが言いたいかと、僕らが見ている情報は全てではなく断片的である可能性が高いということです。しかも、それは悪意ある編集をされている情報かもしれないということです。

そんな断片的で不確かな情報だけをもとに、自分の正義を振りかざすのは危険だと思います。
また、何気ないつもりで言ったことも、受け取り手によっては大きなダメージになるかもしれないということも理解しておいた方が良さそうです。

SNSやインターネットメディアが発達し、誰でも簡単に情報発信ができるようになり、その拡散速度もとてつもなく早くなっています。

そんな時代だからこそ自分の知っている情報は前後文脈まで捉えた本当に正しい内容なのか、一次情報ではどんなことを言っていたのか、までしっかり見ておく必要があると思います。

偏った情報に対して過敏に反応し、
自分の正義論を発信するよりも、
正しい情報をキャッチして
それに対して自分の頭で考えた上で意見を述べられるようになると多様性の時代にマッチした議論ができるのではないかなと思います。

堅い話でしたが、今日は以上となります。

では、また。

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